……ちょ…ヤバ…可愛〜い♪




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それはそうと…このお休みの間にちょこっとうちの世界に帰って…
とは言ってもちい兄ちゃんの交易船と日程が合わなかったので今回は別宅に！
楽な移動手段の味をしめてしまうと陸路列車乗り継ぎの旅はしんどく感じる
昔は物見遊山でその大変さすらも楽しかったけど…
まぁ、ちい兄ちゃんの交易船は只だし♪

アクリスの別宅では珍しく誰とも会うことなく二人でだらだらとおしゃべしたり
ぶらぶらとバシリスの職人街を散策したりした
暗にお尋ね者なラアはバシリスには行かないと…うん、まあ、その方がいいね
ってことで、あちこちの王室や貴族と取引のある職人街に行ってみたりした

思ってもみなかった物が入手できたりするバシリスが私は大好きだ


そこで念写してもらった世界地図をノートサイズに縮小して何枚か複製してもらった
世間話してるうちにサービスで国別にシンプルに色分けした地図とかも作ってくれてた
見やすかったのでそれをノートの表紙の裏側に念写してもらう

紅色+水色+若草色+藤色の部分がジュエルス…吸血鬼が支配する妖力と魔法の地域
緑色のバルバロイは…強くて凶暴な魔物の横行する地域で北方バルバロイと呼んでいる
そして肌色のバルバロイは人間を中心とした地域で東方バルバロイと呼ぶ
東方バルバロイには妖力は無いけれど電気がある！


改めて見てみると…アクリスの別宅はこの世界と通じているポイントに滅茶近い
そして実家に行くにも交易船に乗ると乗らないとだと労力がめっさ違うというのが見て取れる…


この世界からうちの世界に行くと中央皇国バシリス、紅色の点のような国に出る
それから列車コースは若草色のミーミルや水色のクレイケンを通ってバルバロイに入る
最短を行っても乗り継ぎや国境越えもあるし…ほぼ一日はかかる
その点航路ならミーミルの港から故郷の街までまっしぐら、半日もあれば行ける
飛行船ならもっと早いんだけど…定期便が無いので予定に組み込めない
空を飛べる飛行種族の多いジュエルスで飛行船は滅多に飛んでない



一人だけ好きな所に行った後ろめたさでラアにお土産（お菓子）をたくさん買ったり…
なんだかんだ言いつつ…美味しいもの（主に甘いもの）を食べてゆっくり休めた

よし！また頑張れそうだね！