ん・・・あれ？

おかしいな　わたし　もりにいたような・・・

ゆめ？　こおりのとらも　きゅうけつきさんも　ゆめ？



——そう　全て泡沫の夢だよ　ボクの可愛い主様



だれ、よ


——そういえば、主様に声をかけたのは初めてだったかな

——まぁ　誰でもいいと思わない？


——理解しても小さくて憐れな主様は　目覚めたら何も覚えていないのだから

あわれ・・・？


——ええ、憐れです　身の程を理解出来ていない、愚か者

——しかし、だからこそ愛しき主様


——たった一度だけ　貴方に、ボクの力を魅せてあげる

——道を間違えた小さな主様に　逃げ道を作ってあげる


——さぁ　そろそろ起きるといい主様　彼と彼女が待っているよ

　　　　　　　　 ・　・ ・　・ ・　・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・　・　・ ・ ・
——起きたら最初だけはまた同じようにやればいい　簡単でしょ？


わかった・・・


——ふふ　次は道を間違えないようにね？


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


ん・・・？　ここ、は　どこ？

ルリアンナ「れっつふぁいと！」

ラルフ「行くぜ嬢ちゃん！　どおぉるぁぁッ！！」

えっ、えええええー！？！？？！？