誇り高き怪奇DG(968)が囁いた:
誇り高き怪奇DG「(ここのところ日々が忙しいらしく、ゆっくりゆっくりと煙草の煙を吐いて休んでいる)」
薙(69)の口から煙と共に言葉が吐き出される:
「は!?いかんいかん、寒くなるとつい眠くなっちまって……」 目を覚まして、慌てて口の端に垂れかけた涎を拭った。
「えーっと、何の話だっけか……そうそう」 煙草に火を着けて思い出した。 「一本を吸ってから出かけるか……それで、ちょっと思ったんだが
「朝起きてから出かけるまでに2本とか、何かの休憩中には3本とか 日常生活で『この時には何本』って吸う本数を決めてるのは変かね?」
「煙草を吸いながら人を待つのは好きだが…… 最近何処に行っても、待ち合わせ場所が禁煙とかでなぁ」
「そういや、使ってなんぼはいいんだが…… こないだ、大事に使ってたライターをどっかで落としちまったぜ」
「マルメンはどうにも、と言うかマルボロ系は俺はダメだな」 「ハイライトのメンソールは好きだぜ?峰は匂いは良いんだがちょいと酸っぱ過ぎるかな」 「ジタンやゴロワーズとか、ダビドフ辺りは好きな味なんだがなぁ」
「男は30から、ねぇ……30過ぎたらそんなに落ち着けるもんだか」 「ゆったり余裕を持って吸いたいと思うのは幾つになっても、いや、今でもそう思うぜ」>DGの旦那
「まぁ、一応探偵って事になるのかな?小さな興信所開いてるくらいだがな」 「この島はダメだ……何がダメって素性の怪しいヤツが多すぎるのさ」 「人間観察してるだけでうウズウズして困るなぁ……」
「ちょっと近所まで、なんて言われるとなぁ……」 「流石に昼間は俺でも気を遣うが、夜になるとかなり油断するな」 「スウェット上下に頭にカーラー付けっぱなしで出歩いてるのは信じられんがな…」
「デリケートって言われても、何がなのかサッパリ分らねぇ」 「そもそも化粧って、漠然としすぎて何をするのかサッパリだぜ」 「武器防具と同等とは言い得て妙だぜ、そりゃ必須だな……」
「まぁ、そうだよなぁ。主人公がクソ真面目で、規律を重んじて、何事も慎重派とか そんな話は創作じゃ読みたくないわなぁ」 「数%の真実に脚色を加えるくらいの方が良いもんだぜ」
「自信なさ気に言い切ったな……だがいずれは 心なんて物もデータとして扱われる時代は来るのかもなぁ」
「間違いなく企業としての需要は減るだろうなぁ……」 「ま、稼ぐ額が半端じゃないから食いっぱぐれはしないと思うが」 「火種は尽きない、と言っても紛争地帯を身軽に転戦なんてのは企業じゃできねぇしな」
「この情勢不安なご時世、何処からでも見知らぬ泡が沸き立つ可能性はある」 「一つのバブルが弾けても、まだ膨らむ泡はあるかも知れねぇ」 「大国が上得意の内に稼ぐに越した事はねぇがな」
「それが正解かもな……稼ぐだけ稼いで、需要が冷え込んだら高飛びして 稼ぎを元手に何か始める、多分俺ならそうするぜ」 「再雇用って……そう言う出戻りは本人的にもどうなんだろうな」
「嗜みにしちゃ上出来だぜ。だが最近は市街戦も多いからなぁ……」 「ハンドガンで有効射程80mくらい出せるようにゃ訓練したいところだな」
「彼みたいに天性のスナイパーなら話は別だがな」 「レミントンであれだけのミッションをこなすのは俺にゃ無理だぜ」 「そもそも、俺はボルトアクションってが苦手だからなぁ」
「流石に生きるか死ぬかの場面じゃ、迂闊に煙草も吸えないよな」 「高台から一服しながら狙撃してるなら別だけどな」
「サービスする気はないか。勘違いしちゃった客は堪ったもんじゃないな」 「事務所なんてのは客商売と言っても、比較的事務的なやり取りが多いし」 「愛想やサービスなんてのは二の次でも良いんだけどな」
「ま、鉛弾のお土産で満腹になるか、蜂の巣こさえて身軽になって帰るかは……その時の気分次第だな」 「出来れば事務所は汚したくないから、テーザーガンくらいでいいんだが」
セツリ(1143)からのメッセージ:
セツリ「DG氏>ええ、お陰様で。最近は漸く羽毛まみれの寝起きから解放されました。 内実…耳の痛い話です。自らを投げ打って…とまでは申しませんが、もう少し人々の生活というのを考えて欲しいものです。」
セツリ「オイルライターは、風にも強いですしね。風向きでたまに指が炙られますが(笑) 冬場の喫煙は、夜の野外がやはり一番『沁みる』気がします。」
セツリ「確かに、『外見』は様々なものを左右してしまいますものね。 この島はまだ亜人種や有翼人種が多いので、助かりますわ。珍しい国だと珍獣扱いですもの。」
セツリ「本当ですか?…では、後日個人的に、是非…!(何やら眼が輝いている)」
セツリ「煙草屋も、駄菓子屋も、古き良きコミュニケーションの場がどんどん失われていっていますものね… それに変わる何かが…機械を介さない、人同士の何かが生まれていれば、時代の流れと、せめて思うことも出来ますのに…」
セツリ「止めて欲しいのはお互い様なのでしょうね…何だかんだと言っても、止めないのですけれど(笑)」
ウーシェちゃん(1515)からのメッセージ:
ウーシェちゃん「目的と手段は明確化するべきですね。 英国なども戦時下を理由に酒場の営業規制をやりましたが、 戦後にもそれが残った時代とかがありましたね」
ウーシェちゃん「規制関連は、それが状態の悪化を齎す危険もあるのだから―― 思いつきレベルで行動されては困るというものです」
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