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探索3日目 基本行動の宣言を確認しました。 |
Diary |
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まさかまたボクが筆をとることになろうとは思ってもみなかった。まずはそれだけを言っておきたい。ボクだって決して暇なわけじゃない。相方と二人で旅の途中で急に呼び戻されたという具合だ。 ボクの手元に封書が届いたとき、嫌な予感とともに様々な思い出が鮮明によみがえった。せっかく忘れていたのに、だ。シンプルな茶封筒の中にはハート模様のかわいらしい便せんが一枚。そこには不似合いなほどぶっきらぼうに、罫線なんかを無視した文字がつづられていた。 『ちょっと用ができた。お前だけ帰ってこい』 その場でつい便せんが真っ二つになってしまった気もするけど、それはきっと春風のいたずらなんだろうと思う。まだ寒いけど。 久しぶりの――実際はよくわからない無人島に移転していたのだけれど、ともあれ、ボクがおなじみの店に帰ってきたのはそんな理由からだった。多分2年ぶりくらいだと思う。 店の前にたどりついたボクが言葉をとりあえず失ってみたのは 一種のお約束だった。驚きというよりも予想通り過ぎたことで、呆れていたというのが正しい。 こぢんまりとしたログハウスのような佇まいは、昔過ごしていた店にどことなく似ている。問題はそこにかけられていた看板だ。 「契茶店 偽よしの」 声に出そうとして、何と読めばいいのか迷ったボクは、思わず相方のところへ帰りたくなった。というか帰ろう。 そう思ってきびすを返そうとしたところで、これまたなんとなく予想はしていたのだが、殺気にも似た視線にボクの足はピタリと止まった。 「賢明な判断だ」 聞き覚えのあるハスキーボイスにボクはゆっくりと振り向いた。さっきまでしまっていたはずの木の扉があけ放たれていて、そこに一人の女が立っていた。よれたYシャツにタイトスカート。およそ飲食店のスタッフとは思えない姿だ。数年前と、いや、出会ったときから変わらないなとなんとなく思う。初めて出会ったのが10年以上前なのだから、それはそれで恐ろしいものだ。きっと流行りのアンチエイジングとかたっかい化粧品かはたまた邪教の秘術とかに――。 「ぐぶぅっ!」 どさりと背中から荷物が落ちた。腹部に激痛。身体をくの字に折り曲げて、ボクは危うく地面とキスをしかけていた。 「いま失礼なことを考えていただろう。なんとなくだが」 「なんとなくで、トレイを的確に人のみぞおち近辺にえぐりこまないでください……」 ボクはうめいてから、女を見上げた。 女はドアのところに立ったまま、「ふん」と笑顔で髪を払った。 「お久しぶりです。師匠」 「元気そうだな。少年。つーか弟子その1」 不敵なというか、たくらんむような笑みにボクもつられて笑顔を返した。相方曰く、最近笑い方が似てきたのだという。ボクから言わせれば、相方の姿かたちが師匠にどんどん似てきているのでそちらの方が気になっているのだが、それは本人にはいわないようにしている。なんとなく。 「まあ、入れ」 師匠――凪見ユノはそれだけ言うと店の中へと入っていった。 ボクは身体にめりこんでいたトレイと、旅の荷物を持ってあとに続いた。 外見同様、店の中もどことなく覚えのある作りだった。基本的には全部木製。カウンター5席、テーブル席が4人掛けが2つ、2人掛けが3つ。相変わらずの魔力式の電燈がつるされており、他に目立ったインテリアはない。他に姿はない。 ボクは適当なテーブル席に荷物とトレイをおいた。 「そもそも、なんですかあの看板は」 元の名前は「喫茶店 よしの」だ。「契茶店 偽よしの」とか、どこからどうつっこめばいいのか、そもそもどう読んだらいいものなのかすらわからない。茶と契る店ってどんな店だというのだろう。ついでに偽だし。 「みたまんまだ。偽よしのってことでよろしく」 「よろしくとか言われても」 「いやな、引退ひきこもっておくつもりだったんだが、こうなんだ。偽物のよしのができたとか言うじゃないか。つい、私が店に店員として入って行って、『さあ、お前の罪を数えろ』とかやろうと思ったわけなんだが」 「相変わらず、新しいものに感化されますね」 思わずため息をついて、ボクは手近なカウンター席に腰を下ろした。師匠は相変わらず日曜の朝は決まってテレビをつけているに違いない。 「ちなみに残念ながら録画して夜見ているぞ」 「人の思考を予測して言われても困ります」 「相変わらずぐちぐちうるさい男だねお前は。まあ、とか思ったけなのだが、島にわざわざ戻ったところ既に偽物の店はあとかたもなくなっていたというわけだ」 「はあ……」 思うに、そもそもこんな珍奇な店の偽物をつくってどうするつもりだったんだろう。なんの得もないと思うぞ。 「面倒なのでさっさと帰ってしまおうかとも思ったわけなんだが、せっかくだから私はここで、自ら偽物を作ることを選んだわけだ」 「あの、本人が贋作を作るとか、一種の謎かけに近いですよ」 謎かけというよりもとんちか。なんにせよ、この人らしい。なんとなくそう思ってボクは笑いつつため息。 「つまりは、ボクを読んだのは店員として、ですか。クズハも呼べばよかったじゃないですか」 ちょっとあぶなかっしい相方は、遠方の地でひょこひょこ冒険していることだろう。あぶなっかしいのは行動面がズレているというか、抜けている感じがするからで、こと身体能力、もっと言ってしまえば戦闘能力においてはボクのかなうところではない。 「旧作の主人公が出張ってくると、すべからくしてお株を奪っていくというのが定説だ。あっただろう、運命とか種がどうとか」 「よくわかりませんが、旧作の旧作の主人公が新作の主人公だった場合はどういう扱いになるんでしょうね?」 「ああ、ちなみに私は三代目凪見ユノということでよろしく」 「は?」 別に聞こえなかったわけじゃない。聞きたくもない話だけれど、避けて通ることができない話題のようだったので、しかたなくボクは聞き返していた。 「私は三人目だから」 「意味がわからないので帰ってもいいでしょうか」 ボクはにげだした。 「却下する」 しかしまわりこまれた。あわよくばこのまま逃げたかったのに。 「だいたい、三代目って偽物の店なんじゃないんですか」 「本物が営業はしているんだ」 「……もういいです。で、ボクは何をすればいいんですか」 「基本的には全部やってもらうつもりではいるが」 「でしょうね……」 「今回呼び戻したのには重要な役割があってのことだ。そう、お前には記録係をやってほしい」 「キロクガカリ、ですか」 いまいちよくわからない。 「この店であったことを書き記すのが仕事だ」 うわ、めんどうくさい! そんな仕事のために呼び出されたとか、あほらしいにもほどがある。 「さて、いまこの瞬間よりお前は記録係となった」 既にジョブチェンジがなされておりましたか。師匠はカウンターに置かれていたハードカバーの本を放って渡した。ボクはそれをいやいやながら受け取ると、ページを開いた。もちろんページは白紙だった。 「まずは今日のことからつづってもらえばいいわけなのだが、書き出しは既に決まっているのだ」 そういう意味のわからないところばかりしっかりしているというか。 「どんなですか?」 ボクは傍らに置かれていたペンをとり、紙面の上で止めた。 「冒頭はこうだ『さあ、物語をはじめよう』」 さあ、物語をはじめよう。
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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契茶店 偽よしの |
星牙(1046)からのメッセージ: 星牙「三代目と聞いて・・・げ、初だ・・・・・・サンダイメデスネワカリマス」
星牙「まあ、挨拶代わりということで とりあえずよろしく」
右近(1253)からのメッセージ:
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Main |
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のんびり休憩しました! HPが 121 回復! SPが 29 回復!
パンくず を食べました。 |
Special Event! |
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ウェルくん(33)から チョコ をもらいました! ウェルくん「べ、べつに猪口じゃないんだからね!」 NPを合計 1 獲得!
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武具に 三代目やかん を装備! 防具に 三代目エプロン を装備!
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B1F D-25 / 魔法陣
通常戦開始!
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歩行石壁「ただの壁じゃないよ!信じてッ!」 三代目ユノの防御LV0 三代目ユノのDFが上昇! 三代目ユノのMDFが上昇! 三代目ユノの命中LV0 三代目ユノのHITが上昇! 三代目ユノのMHITが上昇! |
非接触フェイズ
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行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
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[HP]986/1016 [SP]236/244 三代目ユノの行動!
歩行石壁に194のダメージ! 三代目ユノは歩行石壁を魅了した!(1) [HP]351/545 [SP]49/49 魅了[1] 歩行石壁の行動!
三代目ユノは攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 2
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[HP]986/1016 [SP]236/244 三代目ユノの行動!
歩行石壁「どうして壊そうとするの・・・?」 歩行石壁は攻撃を回避! [HP]351/545 [SP]49/49 歩行石壁の行動!
三代目ユノに133のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 3
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[HP]853/1016 [SP]236/244 三代目ユノの行動!
歩行石壁に200のダメージ! 三代目ユノの追加行動!
歩行石壁に197のダメージ! 三代目ユノは歩行石壁を魅了した!(1) [HP]-46/545 [SP]49/49 魅了[1] 歩行石壁の行動!
三代目ユノは攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] 歩行石壁「ひどいよ!ひどいよぉッ!」 歩行石壁が倒れた!
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戦 闘 終 了 !!
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戦闘に勝利した! PSを 30 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ 三代目ユノ(821)は ただの枝 を見つけました! |
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訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 体格 が 9 上昇しました!(能力CP - 6 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 付加 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 医学 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
技 萌えろ を修得しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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Next Battle |
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B1F F-25 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第16回 第18回) |
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ENo.821 凪見 ユノ |
各種宣言を行なう >> |
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* 単独行動中 * |
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[PL] ふうまおうき |
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