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 | No.790 伝説の武器とか好きダカラッ！！ | 霧生 氷雨 |
PLの趣味丸出しで申し訳ありません…（苦笑）。 ■履歴 【第01回】 エクスカリバー（Excalibur） 【第02回】 カラドボルグ（Caladborg） 【第03回】 ゲイボルグ（Gaeborg） 【第04回】 ブリューナク（Brionac） 【第05回】 フラガラッハ（Fragarach）、タスラム（Taslam） 【第06回】 クラウ・ソラス（Claimh Solais） 【第07回】 グングニル（Gungnir） 【第08回】 ミョルニル（Mjollnir） 【第09回】 グラム（Gram） 【第10回】 レーヴァテイン（Laevatein） 【第11回】 デュランダル（Durandal） 【第12回】 オートクレール（Haltclere） 【第13回】 ジュワユース（Joyeuse） 【第14回】 ハルペー（Harpe） ------------------------------------------------------------------------------------ 【第15回】トライデント（Trident） 出典：ギリシャ神話 持ち主：ポセイドン 種類：三叉槍（※矛、銛という表記もあり） 前回はギリシャ神話の英雄ペルセウスの用いた曲刀ハルペーについて触れましたので、ギリシャ神話繋がりということで今回は海神ポセイドンの持つ三叉の槍トライデントに焦点を当ててみようと思います。 ◆『ポセイドン』について ポセイドンという名は、それほど神話に詳しくない方でも一度は聞いたことがあると思います。 他の神話（北欧、ケルト、インドetc）と比べると、ギリシャ神話自体がかなりメジャーで良く知られているのがその理由でしょう。 ポセイドンは最高神ゼウスを筆頭としたオリュンポス十二神の一人で、ゼウスに次ぐ力の持ち主だったといわれています。 実際に、ポセイドンはゼウスの兄（父親は『時の神クロノス』）であり、兄ハデスや弟ゼウスと共に、父クロノスらティターン神族を倒してオリュンポスの神々の勝利に貢献した神の一人です。 ティターン神族との戦いの後、くじ引きによりポセイドンは海の支配権を与えられ海神として世界中の海を治めることになりました。 ポセイドンと言えば海神として名が知られていますが、同時に馬の守護者でもあり、また決断力と勇気の象徴として崇められています。 ◆『トライデント』について 『トライデント（Trident）』とはラテン語で『三つ（Tri）の歯（dent）』を意味し、その語源はギリシャ時代に使われていた漁具「トライアナ」だと言われています。 元々は漁具だったトライデント（トライアナ）ですが、ローマ時代には闘技場でレティアリウス（網闘士）が用いる武器として注目されるようになりました。 ポセイドンがトライデントを手に入れたのは、父であるクロノスらティターン神族との戦いの最中でした。 ティターン神族に疎まれ幽閉されていたキュクロプス（一つ目の巨人）を助け出したお礼に、鍛冶の得意なキュクロプスはポセイドン達に魔法具を作り与えます。 ゼウスの雷霆やハデスの兜、そしてポセイドンのトライデント、これらの魔法具を用いて、彼らはティターン神族に勝利を収めます。 トライデントもただの槍ではなく、風と水を自由に操り、嵐や洪水、暴風雨を起こしティターン神族を苦しめました。 ◆『トライデント』の登場する作品 ・『ファイナルファンタジー』シリーズ 《トライデント》 武器カテゴリは「槍」。 水属性だったり、風属性だったり、雷属性だったりとコロコロ変わる。 しかも、中盤辺りの街で買えちゃう市販品。 恐らく、「ポセイドンの槍」というよりは「三叉の槍」というイメージの方が強いせいでしょう。 ・『モンスターハンター』 出てくるらしいけど詳細は不明（コミュ主は未プレイなので）。 ・『新紀幻想スペクトラルソウルズ』 《トライデント》 武器カテゴリは「槍」。 【攻撃力64 魔力+12】 ・番外編 《トライデント(Trident)》 アメリカのロッキード社が開発した潜水艦発射弾道ミサイル。 アメリカ海軍では艦隊弾道ミサイル(FBM：Fleet Ballistic Missile)とも呼ばれる。 |
 | コミュニティ参加者 |
参加者 計 12 名
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