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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 |
Diary |
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この間からちょくちょく姿を見る怪しげなスーツの男が何か言っている。大袈裟な仕草で胸元から何かを取り出したけれども、残念ながらあたしの位置からはそれが何なのかうまく見えなかった。 ふと、ぽむっ!と音がしそうなぐらい唐突に、周囲に居る人たちが水着姿へと変わっていく。 嫌な予感がしながらあたしも何だか頼りない自分の姿を見下ろすと、いつの間にか赤いワンピースみたいな水着に着替えさせられていた。ご丁寧に浮き輪まで装着済みだけど、これはつまり泳ぐような事態になるってこと?猫のときの癖で鼻の頭にシワを寄せるのと、島の南の方から大きい波がざぶーんと押し寄せてくるのはほぼ同時だった。 ……今が猫の姿の時間じゃなくて、本当に良かったわね。あの姿だったら水着とか浮き輪どころじゃないし、そもそもあたしは泳げないというか水は嫌いなのだ。浮き輪があって沈まないのはいいけど…これから、どうしよう? さっきまで居た島の影は欠片も見えない。波に気を取られてて見てなかったけど、まるで魔法みたいに消えてしまっていた。 何だか流されているようだし、このまま浮かんでいればどこかへたどり着けるかしらね?あたしは浮き輪をぎゅっと握った。多分あたしは泳げないし、今これを絶対に失くすわけにはいかないのだ。 「だいぶお困りのようね?お嬢ちゃん」 ふと傍らから楽しそうにくすくすと笑い声を込めた言葉が聞こえた。 その声があまりに場違いなように感じて目を上げると、そこにはまるで水面の上に立つようにしてあたしを見下ろしている黒い髪の女性が居た。濡れた様な艶やかな黒髪というのはこういうのを言うんだろうか? 女性はにっこりと唇の端を上げる。 「よければ私が力になれると思うのだけど、どうかしら?」 底知れない赤い瞳がすうっと細まるのを見ながら、あたしは女性を見上げる目線に力を込めた。 この人は知ってる。多分一方的に、そして最悪な相手だ。 そう、あれは…。 『私は楽しければそれでいいのよ』女性があの時言った言葉が脳裏を過ぎる。 あたしは浮き輪を掴む手にさらに力を込めた。 「……センはどこ」 思った以上に低い声が出た。女性の目が一瞬だけ不穏な色を帯びる。 「まだ共感は持っていないと思ったんだけれど」 「使い魔じゃないわ。まだ」 意外そうな言葉を即座に否定してみせると、女性の唇が面白がるように綻んだ。 身を屈め、あたしに視線を合わせる。 さらりと髪を滑り落ちた髪は当然水面に触れるかと思えたのだけれど、まるで水を無い物のようにすり抜けていった。 …まあ、当然だけど目の前のこの女は実体じゃないってことね。 それがあたしにとって幸運なのか不運なのかはまだ分からないけれど…。 「あの子はこれからも使い魔なんて持たないわ。誰かを自分に縛り付けることは好まない。…たとえ内心どれだけそれを望んでいても、ね」 例え女性がどれだけ彼のことを知っているのだとしても、決め付けるような響きにムッとする。 それが真実なのだとしても、あたしはここで諦めて背を向けるつもりは全く無い。 「面白いじゃない。ぜひ使い魔になってくれってお願いさせてやるわよ。…自分の命の上に他の命も乗っかることになったら、少しはあのバカも自分を大事にするでしょ」 こうやって話してみると、不可解だった自分の気持ちがどんどんクリアになっていくのが分かった。 あたしはセンに生きて欲しい。日々の他愛も無いことに時には笑い、時には怒り時には泣いて…自分を歪めたりしないで生きて欲しいのだ。 女性は笑みを浮かべたまま何も言わなかった。 ふと水の流れが変わっていることに、意識の片隅で気が付く。 女性がふっと上身を起こし、北の方角へと目をやった。 同じようにそちらを見たあたしの視界に陸の黒い影が映る。 ようやくこの気の抜けない漂流も終わりのようだった。 「なら自力で追ってくるのね。探し当てられたなら試してみるといいわ。…もっとも、その時まであの子があの子のままで居るかは保障はしないけれど」 女性の片足がトンと軽やかに水面を蹴る。 出来るはずの無い波紋が何故か波を乱した。 あたしはハッとして片方の手を反射的に女性の足へと伸ばす。 それは彼女の白い足を掴みかけて、ほんの数cmの差でそれを逃した。 「GoodLuck」 パチンと細い指を鳴らすと女性の姿が虚空へと消える。 あたしは離した片手を再び浮き輪に戻してぎゅっと掴んだ。 ……悔しい。何だか今更だけどめちゃめちゃ腹も立ってきたわよ…。 「探し当ててやるわよ!首を洗って待ってなさい!!」 あたしは海の向こうに向かってがうっと吼える。 困難は山積みだろうけど、今のあたしには何も問題なかった。 あたしは前に進むだけだ。目的は揺るがない…何があろうとも進み続けるだけだ。 あたしの進む道は、まだこれからだ―――。 fin....?
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Message |
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キョウ(242)からのメッセージ: その「魔法」は実にあっけなく完了した。 「これでほぼ完了。あとは、あなたが「そちらに移りたい」と望めばいい。 いろいろと聞きたかったことはあるんだけど―どうもね。 聞かない方がいいのか、聞くべきではないのか。それに時間もない。 だから―ここまでということにしておくよ」 手をひらひらと振り、何事もなかったかのように立ち去っていった。
ディアン(483)からのメッセージ:
トオジ「……貴女の武運を祈ってるわ。」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
森の広場 |
ほーりーそんぐえんちゃん(926)からのメッセージ: ほーりーそんぐえんちゃん「森じゃなくて海の広場になっちゃいましたね。皆さんご無事ですか〜? 森の仲間は永遠なのですよ〜。またいつかどこかでお会いしましょ〜♪」 ほーりーそんぐえんちゃん「>ゆかさん 分かったです、けぃるさんは悪い人なのです〜! やまとさん、そんなことがあったのですか。それは初耳なのです〜。いつの間に巨大化しちゃったのでしょうね?」
赤眼の魔女ウィウィっち(1060)からのメッセージ:
メル「アタシのお父さんはその日の気分に合わせて帽子を変えてたわね。
赤眼の魔女ウィウィっち「…この森にはもう、戻ってこれないのかしらん。」
25代目ライアス(2136)達4人組はいつも騒がしい:
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とりのからあげ食べ放題 |
魔法小犬ガル(780)からのメッセージ: 魔法小犬ガル「気づいたらみんな島から追い出されそうだよ!」
魔法小犬ガル「というわけで、からあげコミュ今までありがとう!」
魔法小犬ガル「料理したり、されそうになったり・・・まあいつものそんな感じだったけどな。」
魔法小犬ガル「またどこかで会えるときはそこで!」
キョウ(242)からのメッセージ:
レク(608)からのメッセージ:
レシル(609)からのメッセージ:
レシル「エルフは…優れた種族なの…(えっへん)」
モール(1567)からのメッセージ:
ちきん(2245)からのメッセージ:
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レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
ソロ相互協力組合 GalaSy(仮) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
文章が好き! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 マジックミサイル に技回数を 13 振り分けました! ディム に技回数を 12 振り分けました! 萌えろ に技回数を 13 振り分けました! マジックボックス に技回数を 3 振り分けました!
現在の体調は やばい…
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訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 45 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 46 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 47 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 48 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 49 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 50 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 51 ) 訓練により 魔術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 52 )
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.734 ジーン |
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* 単独行動中 * |
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[PL] みなみ |
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