ビビカ「残った作業は、ゆっくり　積み重ねてゆけばいいと思うの。ポストはもう　イセキ中を見守ってくれているのだしネ！」

ビビカ「そうだ、　ビッケからの手紙、読んでみるワね。（そう言うと、丁寧に小さな手紙を開き、読み始めた

　　　　−ビッケからの手紙−
　
　　　　　みんな、本当に今までありがとう！
　　　　　こっそりはじめた　ひみつきち。　
　　　　　みんなのおかげて、こんなにもすてきになった！
　　　　　これってすごいことだよね！ふふ！
　　　　　ポストもイセキを歩いているとさ、
　　　　　まるでみんなが見てくれているみたいな　

そんなきもちになったんだよ。
おいらはこの場所がとてもすきだったから
それにここにあつまるみんなが好きだったからさ。
　　　　　おいらは今日かえってしまうけど、さみしくないよ
　　　　　きっとまたみんなと会えるからね。
　　　　　なんだか、そう思えるでしょう？シシシ

ポストへ手紙をとどけてくれる渡り鳥たちを
おいら呼んでおいたよ。
　　　　　もし、彼らが必要になったときは
　　　　　ひとこえかけてあげて！
　　　　　魚ひとつでもお土産にもたせてあげれば、
　　　　　きっとよろこんで運んでくれるよ
　
　　　　　それじゃあ、みんな　元気でね！
　　　　　おいら村にかえったら、一番にみんなのもとへ、
　　　　　ここへ手紙をかくよ！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビッけより

ルビー(68)からのメッセージ：
「ま、間に合っ―――てないみたいね」（ドアを開けて、息を整える）
「ビッケさんが島を出るって聞いたのに、昨日来れなくて。
寂しくなるわね―――」（輪の中にそっと混ざる）

ABCD(92)からのメッセージ：
（丈夫な紐を通した革を、屋根代わりに枝へとわたし――　肯いてから、手紙の内容を聴くために腰をおろした）

花(612)からのメッセージ：
（青年の肩に座りながら、手紙を読む声に耳を傾けている）

ソウ(903)からのメッセージ：
ソウ「ん、おてがみ…なにがかいてあるのかな、マギー、よんでー」

マギー「ん、どれどれ（ごそごそ）」

ルチル(1441)からのメッセージ：
ルチル「ビッケさん…は、もう出かけられたんでしたっけ。ポスト、立てるの間に合わなくてすみませんっ（と、留守番役のビビカさんに頭を下げた）」