ブラン「気がついたら私、あすこの神様のことばかり話してたみたいだね。
どうしても自分の近くにあったこととか、大好きなひとたちのことを思い出すみたい…。
やっぱりそこは、普通の動物の一部分なんだなって思うよ。」

ブラン「そうだね、私たちは本当のことを知っているようで知らないから…だからこそ、楽しいんだけどね！
神様もきっとそこまでは教えてくれないから、私も知らなくていいかなって思うんだ。
知らないことがあるから知りたいって思えるようになるものだもの。」

ブラン「世界の姿…私の世界は、元は神様の居た卵だから、それが大地となってまた球体を作っているらしいんだ。
その卵の中は…今はどうなっているんだろう。世界としての記憶とか、物質が詰まっているとか、色んな説があるんだ。
あまり考えたくはないけど、次の世界の終わりにもう一度割れてしまう…とか、そういう考えもあるみたい。」

白銀の魔導師アス(273)からのメッセージ：
白銀の魔導師アス「神様・・・ですか。宗教には疎いのですけど・・・私たち魔術師の考え方を紹介しておきますね。」

白銀の魔導師アス「私たちの考え方では神様はただ法則を作るだけで干渉なんてしないと考えます。基本的に善悪なんてただの主観的な相対性の産物ですし、何が世界にとって善か悪かなんて分からないでしょ。だから神様は何もできない。何もしない。っていう感じで。魔術師が力を求める要因のひとつにもなってる部分もあるんですよ。神様は救ってなんかくれないから自分で大事な人を守れるようにって。」

白銀の魔導師アス「事実として天使とか悪魔とか妖精とか精霊とかも居るけれどもそれは世界の均衡を保って全体を管理するだけだから・・・」

白銀の魔導師アス「故郷のこと・・・何が聞きたいですか？」

白銀の魔導師アス「魔術・・・の違いって言うのは処理とかの構成が違うだけなのであんまり無いのですけど・・・ルールで戦闘時に使える魔術が規定されているのが大変ですね。今のところ国の超高威力の魔術とかが使えないのが最大の問題です。」

白銀の魔導師アス「世界の形はユーリさんのところと同じですね。私たちの世界は魔術ももちろんですけど科学技術もそれなりに発達しているので星の外からの写真だってありますし。」

キト(716)からのメッセージ：
（ノエルに向かって）
キア「ええ大丈夫、呼び名は違えど違いは無いと思います。今はこのような姿ですが、故郷に戻れば僕も殆ど人と変わらない姿なのですが…これはどうもその土地によって力の影響の度合いが違うからのようです。」

（ノエルに向かって）
キア「僕の国も僕の種はとても数が少なくて…殆どの人は普通の人間ですよ。単純に数で言えば人間、獣人、長命種…の順です。」

キア「もっとも長命種…僕たちはメトセラと呼んでいるんですが。メトセラの方々は上位貴族の方が多くてあまり姿をお見かけしないのですけれどね。」