ただ一つ、美しさを保ったままのテーブルには、まだどちらも飲みかけの、二人分のカップ＆ソーサーが残っている……。

それは唯一、この家の主人が確かに今まで『居た』ことを証明してくれるなによりの証

そして今はもう、『居ない』ことを示す証……。

希望の勇者アルト(1257)からのメッセージ：
希望の勇者アルト「おばぁちゃん＞
はいっ、ありがとうございますっ♪。
これからの時を素敵なものに出来るように、
今を目一杯楽しむことにします♪」

希望の勇者アルト「ルークさん＞
はは、次に戦ったらか？。その時はルークさん達に勝てたら良いな〜♪。
あっ！、あの討議大会から、僕また成長はしたんですよ〜♪(限界突破30、医学42になったり)」

希望の勇者アルト「クロちゃん＞
そうそう、送り出す僕らが暗くしてたら、ルクラちゃんだって、安心して帰れないと思うよ♪。
僕らは明るく笑顔で送り出してあげよ♪。涙を流しちゃうのはその後にでも、ねっ」

希望の勇者アルト「アルマちゃん＞
お庭の散歩？。もちろん、良いよ♪」

希望の勇者アルト「くつろぎの庭も、もうすっかり春の若葉から、夏の元気な葉になってきたね♪」

希望の勇者アルト「あのね、最近こうやって植物を見るたびにふと考える事があるんだ。元いた時代では、植物なんって身近に全然なかったし。
植物園に行っても、何が楽しいのかが全くわからなかったんだ」

希望の勇者アルト「でもね、時間に追われる忙しい日々から、時計なんってあまり気にしなくていい日々になれてきたら、
色々なものを楽しむ心の余裕みたいなものが出て来たのかな？。
こうして、のんびりと植物を眺める時間を楽しめるようになったんだ♪」

希望の勇者アルト「もちろん、植物を眺めるのだって、散歩するのだって、隣にアルマちゃんがいてくれるから、
1人でするよりも、何倍も、何十倍も、もう比較にならないくらい楽しくて幸せな時を過ごせているんだ♪」

希望の勇者アルト「僕はマリナ姫さんとあむちゃんの護衛の任でこの島に来ているから…、
護衛の任が終われば、一度はクラウンフィールド皇国に帰らなければならない…」

希望の勇者アルト「もしかしたら…元いた時代に戻れるのなら…元いた時代に戻るかもしれない…。
でもっ！、それでもっ！、また戻ってくるからっ！。アルマちゃんと一生、一緒にいられるように、帰ってくるからっ！」

希望の勇者アルト「だから…だから…その時が来たら…アルマちゃん、僕の帰りを、待っていてくれるかな？」

リーチャ(1379)からのメッセージ：
リーチャ「ルクラちゃん…」
リーチャ「ルクラちゃんのこと絶対忘れませんよっ！このお庭でみんなでお話したことも、ケーキがおいしかったことも！」
リーチャ「（ぷにぷに）」

リーチャ「＞おばーちゃん
うん、ルクラちゃんが笑顔だから、わたしも笑顔で送り出しますー！」

リーチャ「＞ルークさん
（ほっ）よかったですー…　食べるなら、おばーちゃんの美味しいごはん食べましょー♪」

リーチャ「＞せーじくん
ほんとに大変そうー…でも、うん、この島で最初にお友達になったのがルクラちゃんだから…大切で特別なお友達です！お花出してくれてありがとー♪」

リーチャ「＞アルトくん
王様に召喚ってすごいですー！勇者様ですね！……事故っ？…なぜか一緒にって……不思議なこともあるんですね〜。
でもでも、アルトくんが呼ばれた理由だってきっとあるんですよっ！」

リーチャ「＞ラズレッタちゃん
えとえと、お人形さんみたいでかわいいなーって思ってみてました！
クロくんは…し、しもべ…？？仲良しに見えますけど違うのかな〜…」

リーチャ「＞緋蓮ちゃん
うん、また会える日まで…ルクラちゃんのほっぺのぷにぷにを覚えておきます〜」

双魔の従者兼宇宙使徒クロ(1608)からのメッセージ：
＞おばあさん
クロ「はい、ありがとうございます。この島に後どれくらい居れるかわかりませんが、ルクラさんの分も、宿のお手伝い、頑張りますね。」

＞ラズレッタちゃん
クロ「あ、続き…やるの？眠くない？えっと、それじゃぁ残りはあとで部屋で食べるね…。」

女将さん(1646)からのメッセージ：
ラズレッタ「…………ふン」

ラズレッタ「＞クロ
…………気に入らなくても最後まで使うわよ。…………何？　何も言っていないよ。ほら、さっさとドラ子を見送る！　回れ右！」

緋蓮(1904)からのメッセージ：
緋蓮「…行っちゃった、ね。」