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探索27日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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ようするに、 『私と一緒にいるとあなたまで白い目で見られるから、それを避けたかったの』 というのがソフィアの弁だった。 『だから遠ざけようとしたの』、と。 ありがち、というかソフィアという人格をそのまま表したような言葉だった。 しかし不器用で、そして無意味だ。 もう大多数の人間がソフィアとウィオナが一緒にいる場面を見ているのに、いまさら他人の振りをしたって意味がない。 そんなことにも気付かないあたり、自覚はないだろうがソフィアもずいぶんと間が抜けている。 そして当然、ウィオナが納得するわけもない。 「つ……、つぎっ、こんなのシたら、おこ……っく、おこ、る……からっ!」 ぼろぼろぼろぼろっ、と涙をこぼし続けるウィオナ。 滅多に泣かないウィオナだから、一度泣き出すとなかなか泣きやめない。涙の止めかたを思い出せない。 「うん、ごめんね、ごめんね……」 ソフィアは何度も何度も謝りながら、ぎゅうっとウィオナを抱きしめる。 ――壊してしまわないように、加減をしながら。 強く抱きしめれば殺してしまう。そして力を抜けば温もりを感じさせてあげられない。 難しい、と痛感する。 ただ抱きしめるだけなのに、ソフィアの身体では何より難しい―― ガラッ、と七号車の前部扉が開いた。 ソフィアは片手を跳ね上げ、拳銃を構えた。 (気を抜きすぎた……) 逃げ場を探す。自分一人ならまだしも、ウィオナを抱えていては彼女に怪我を負わせてしまうかもしれない。 しかし一番近い個室も到達可能な距離にはない。逃げ込む前に見つかってしまう。 故に逃げるという選択肢を廃棄する。 相手との直線状からウィオナを自分の身体で隠しながら、ソフィアは引き金に指を当てる。 相手の身体を確認したら、撃たれる前に撃つ。それを実行しようと思う。……撃ち損じた場合は自分の身体を盾にするという選択肢を考慮して。 扉が完全に開き切り、相手の姿が、視認できた。 途端、ソフィアの頭に疑問符が浮かんだ。 やってきたのは、まだハイスクールの学生程度の少女だった。 大きく太ももの露出した服を着て、頭部には猫の耳を模した被り物をした。 「どうして子供が……?」 思わず呟いてしまった。 「ぅく……っ、え、っ?」 ウィオナが、ソフィアの身体の死角から顔を出す。 「あっ、リっ、リルィン、んっ」 嗚咽の隙間に、ウィオナが言った。 『リルィン』? では、彼女が件の――。 ソフィアはウィオナに向けた視線を、リルィンに向けなおした。 瞬間、 ゾクン、と背筋に冷たい刃を差し込まれた。 「……………………え?」 いや、錯覚だ。理性がそう断ずる。 少女がそれを感じさせたのだ。 少女の、 殺気、が。 「……た、な」 少女が呟く。 「……、させた、な」 少女が両手の五本の指を広げる。 「うぃおな、なく、させた、な……」 少女の十指の爪が、伸びる。指よりも長く。さながら十本のナイフのように。 「おまえ、うぃおな、なく、させた……」 少女の視線がソフィアを射抜いた。 「アタシ、おまえ、ゆるす、じゃない……」 そして宣言する。 「からだ、いっぱい、バラバラ、してやる……!」 「りっ、リルィ、ンっ、ちが、っく」 不穏な空気を感じだウィオナが制止の言葉を口にしようとする。 だが、嗚咽が喉に絡まって言葉にならない。 そしてその様子を見たリルィンは、なおさら怒りを募らせる。 理由は分からない。 しかしウィオナをあんな風にしたのは、あの金色のメスだ、と。 彼女はそう解釈した。 だから殺す。 命の欠片を一片すらも残さず完膚なきまでに殺し尽くしてやる。 ・ 月の輪郭をなぞるように _Stray cat_ 10 「一次接触―→二次接触前」 ・ リルィンが駆け出した。常人とは比較にならない速度で。 迎撃という選択肢はまず保留。ソフィアは銃をベルトに突っ込んで両手でウィオナを抱きかかえた。 「お、おかーさっ?」 しかしたったそれだけの動作の間に、リルィンはソフィアの眼前にまで迫っていた。列車一車両分の距離をほぼ一瞬で。 (速――) 「さわるなぁっ!」 リルィンが右手の爪を振るう。 甲高い音がして、ソフィアの顔の近くの空気が裂けた。 その一撃を上体を反らして避けると、左手を振るわれる前にソフィアは右足を一度上げ、反らした上体を戻す動作と共に床を強く踏みしめた。 中国武術の『震脚』を大きくしたような動き。 ドォッ! と列車が揺れた。脱線するのではないだろうかと思えるほどに。 その衝撃はすぐ傍のリルィンをもろに直撃し、倒れるとまではならなかったが、身体を傾がせた。 生じる、半拍の隙。 それを突いてソフィアは行動を起こす。 踏みしめた右足に身体を乗せるようにして力を込め、身体を捌いてその力をそのまま疾走のエネルギーへと変換し、一瞬でリルィンの横をすり抜けて、前へ。 前へ! 爆発的に加速し、まるで瞬間移動をしたかのような速さで列車の車両半分の距離を渡るソフィア。その勢いのまま全力疾走でリルィンから離れる。 六号車へと通じる扉がすぐに近くなる。 開けた先に敵がいるかいないかなどは一切が瑣末な問題へと成り果てた。 なぜならばあの少女よりも脅威となるような人間はまずいないだろうから。そしてそれほどにあの少女は危険だから。 ソフィアはそう結論を下してから、迫る扉をこじ開けようとして、 慣性エネルギーを無理矢理に押さえ込んで、素早くしゃがんだ。 そのしゃがんだソフィアの頭頂部の数ミリ上を、リルィンの爪が背後から薙ぐ。 爆発的なスタートダッシュをし、なおかつ(ウィオナを抱えているとはいえ)全力疾走状態だったソフィアに追いついた。 それはつまり、リルィンのスピードはソフィアよりも数段速いということを示している。 ソフィアはそのことを理解すると、右足を起点に半回転し、起き上がってリルィンと相対した。 そして、 カカンッ、と左足の踵を素早く二回、床に叩きつけた。 スニーカーの踵の内部で『チキキキキキキ……』と歯車が動くような音がし始め、 そして、 「おまえ、おまえぇっ!」 リルィンが爪を振るおうとした一瞬前に、ソフィアはステップバックして足を上げ、左の足の裏をリルィンに向けた。 直後。 ソフィアの踵から、強烈な閃光と耳をつんざくような音が発生した。 リルィンのいる方向に“だけ”。 「!!!!!!!!!!!!??」 がくん、とリルィンの両膝が折れる。 「リルィっ、リルィンっ!?」 そこまで確認して、ソフィアは走り出した。 六号車へと通じる扉へと。 ・ 「ちょ、っく、おかーさんっ、リルィン、はっ」 「大丈夫、少し動けなくしただけだから」 おかーさんはそう言ってから、つぶやいた。 六号車にも敵影はないわね。 「そんなっの、より、りっ、リルィンは――」 「敵よ」 おかーさんはスッパリ言った。 「ウィオちゃんだって、もう気付いてる」 「ち、」 『ちがう』って、言葉が のどにひっかかって、出てこない。 出てくるのはコドモみたいな、 ひっくひっく、って声、ばっかり。 でも、ちがう。 ちがう。 ちがうっ。 リルィンは、ちがうっ。 ――どうして食堂車に監禁されてなかったのか。どうして一人で歩いてたのか、どうして、あんなに、強いのか。 そんなの偶然じゃん。 そんなの知らない。 そんなの……。 「ウィオちゃん」 おかーさんが私に言った。 「自分に嘘をつくことが、嘘をつく中で一番いけないことだと私は思うわ」 私はおかーさんの顔を見た。 「…………」 目を見て、目をそらした。 ……分かってるよ。おかーさんに、ずっと言われてきたから。 「……で、も」 でも、 リルィンは、 「ともだち、なんだよ」 今日会ったばっかだけど。 そんなの、カンケーない。 私の、ともだちなんだよ。 「………………。ウィオちゃんは、どうしていつも……」 「え?」 「いえ、なんでもないわ」 おかーさんは立ち止まった。五号車の真ん中くらいの個室の前。 「ウィオちゃんはこの中にいて。私はリルィンちゃんのところへ行くわ」 そう言って、おかーさんは私を下ろした。 「おかっ、おかーさんっ、リルィンはっ」 「大丈夫、どうにかするわ」 おかーさんは、にっこり笑った。 「だって、ウィオちゃんのお友達なんですもの」 ・ ウィオナが個室へ入ると、廊下にいるソフィアはまず左靴の踵をいじって、煤けた空薬莢を取り出した。 “指向性閃光音響手榴弾”とでも呼ぶべきそれは、いわゆる非殺傷兵器の類だ。 虎の子の、ソフィアの隠し玉。 できれば使いたくはなかったのだが、そうも言っていられなかった。 なぜなら。 ブシッ と音を立てて、ソフィアの左のこめかみが裂けた。 初撃のときに避け損ねたのだ。 避けようとしたが、とうてい避けきれなかった。今まで血が出なかったのは、無理矢理筋肉を締め上げて隠していただけだ。 それにしても、あのスピードは速すぎる。 ソフィアもスピードにはそれなりに自信があるが、あれはまったくレベルが違う。 そしてあの爪。 どんな理屈かは分からないが、あれは危険だ。 ふう、とため息をつく。 何が『どうにかするわ』だ。 どうにかされるのは自分のほうかもしれないじゃない。 でも。 ソフィアは血を拭った。 親は、子供に弱いところなんて見せられない。大丈夫よ、と言い続けなければならない。そして、その言葉を真実にしなければならない。 (私、あなたのお母さんだから) お母さんで、いたいから。 深呼吸を一つ。 それからソフィアは銃を取り出して、歩き出した。 六号車へと繋がる扉へ。 そしてゆっくりと引き開ける。 ちょうど、 六号車の後方の扉を開けた人影が、見えた。 それにしても。 ソフィアは少しばかり微笑み、瞬きの間にその表情を消した。 それにしても、あの子はどうしていつも ――犯罪者とばかり、仲良くなるんだろう?
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Message |
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【パーティメッセージ】 ウィオナ(18)「でも反魔はこわいよっ、パンデモっ! マジかんべんだよっ!」
ウィオナ(18)「てか、ほーぎょく、2個目だねっ!」
ウィオナ(18)「タマタマだよねタマタマっ!
ハイヤー(1230)「さてさて、今回は轟鞭を20上げるデスヨー!」
ハイヤー(1230)「次の効果も楽しみなのデス!!」
ラヴィニア「驚かせたならすまない。私はラヴィニアという、一介の魔術士だ」
ラヴィニア「見たところ、貴女は若いようだが、かなりの力を持った術士のようだ。島に居る間、少し話し相手にでもなってはくれまいか?」
ソフィ(906)からのメッセージ:
ソフィ「わたくしたくさんのお友達をつくるのが趣味ですの」
ソフィ「よろしければ、わたくしとお友達になっていただけないかしら?」
カーズ(1727)からのメッセージ:
ディファ(1863)からのメッセージ:
ディファ「炎上は以前のような感覚で使うと、肩透かしを食らうかもしれませんね。お互い火の宝玉者を控えてたこともあり、優位に働いたやも…ですかね。」
ディファ「また、同道巡ることあれば、近いうちに3回目の依頼をお願いしにあがるやも知れません。その時も宜しくお願い出来れば幸いです(深々とお辞儀した)」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
突撃依頼受付中 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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Flagship.N(1611)からの生産行動を許可しました。
パンデモニウム に技回数を 2 振り分けました!
ItemNo.12 おいしい草 を捨てました。
こっそり作ったやきそば を食べました。
【第30回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 魔力 が 41 上昇しました!(能力CP - 67 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 14 ) 訓練により 隠密 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 15 ) 訓練により 禁術 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 26 )
技 デッドリィテイル を修得しました!
来世(832)に 40 PS 渡しました。
アイアンマン(750)から 120 PS 受け取りました。
ウィル(512)から 草色の龍笛 を受け取りました。
来世(832)から 白い枝 を受け取りました。
簡単な保存食 を買いました。(- 40 PS)
ハル(324)の所持する どうしようもない物体 から 大星宝珠 という 魔石 を作製しました。
アイアンマン(750)に、 孔雀石 から ジャンパースカート という 衣装 を作製してもらいました。(- 50 PS)
Flagship.N(1611)に、 白い枝 から 太陽の弾 という 魔弾 を作製してもらいました。(- 170 PS)
ハイヤー(1230)に、 簡単な保存食 を料理してもらい、 仮初の料理 を受け取りました。
ティスカ(1083)の所持する 毛皮 を消費して ショートブーツ(千鳥格子) に効果付加し、 回避LV3 の付加に成功しました。 B2F T-8 魔法陣〔戦塵〕 に移動しました!
S-8 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
ディファ(1863)の声が届いた: ディファ「高級装飾出来る方は…と、早々見つかるわけでもありません、か。もし、いたら作製をお願いしたい所です」
Flagship.N(1611)の声が届いた:
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Next Battle |
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B2F S-12 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第26回 第28回) |
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ENo.18 Wyona A. C. Furfures |
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ENo.750 アインクルス=アンキュール ENo.1230 Novest Hayer |
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[PL] Magatama |
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