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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「魔弾作製」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「……おじさま……」 それはとても、申し訳なさそうに。 砂浜に座るフィナンシェの背後から掛けられた声に、振り返る間もなく背中に軽い重みが乗る。 首元に回された腕を、小さく笑って、ぽんと叩いた。 「珍しく甘えん坊さんだね」 「…………だって……」 「別に悪いって言ってるわけじゃないよ。代理の父親役としては嬉しいって言ってるのさ」 続いて、ソウガはこんな風に抱きつかれたことはいだろう、ザマーミロ。などと自慢げに高笑う。 笑い続けるが、一向にツッコミが入らないために、笑い疲れて止めた。 背中の彼女に――ライリッドに、そんな高等技術を求める自分が悪かったと、久々に酸欠気分を味わう羽目になる。 肩で息をしながら、もう一度、首もとに回されたライリッドの腕をなでるように叩いた。 「だんまりだけど、何か言いたいことがあったんじゃないのかい?」 「……おじさまが……行ってしまう…って、聞いて……私たちのせいで、なんでしょう……?」 ああ、そのことか。 呟いて、ライリッドの声に悲哀の含んだものが感じられて、ほんの少し嬉しかった。 別れを、悲しんでくれているのだ。 ただ。 そのことを伝えた者の悪意を感じる。おそらくは、ノートだろうという直感を信じた。 正確には、様々な処理のためにライリッドたちのそばを一次的に離れるだけ、だ。 それがすぐなのか、時間がかかるのかは明言できないが。 Jr.もついでに連れて行こうと思っている。 余りにも不甲斐ないので、鍛えなおしてもらおう、彼の実父に。 「ライリちゃん、おじさん、顔が見たいなー」 「……顔、見たら…………私……」 泣いてしまうかもしれない。そんな言葉の続きを感じ取り、砂浜に座った身体を前傾へと角度を変える。 当然、背中にかかる体重も増えるわけだが。 「おじさんとしては、別にこのままでも良いんだけどね。背中の感触が心地良いです」 「…………っ……!」 慌てて背中から離れた。 「なーんつってなー」 完璧にライリッドが背後から離れる前に身をひねり、その背中に腕を回し、 もう片方の腕をひざの裏に差し入れ掬いあげるように、胡坐をかいた自らのひざの上に載せた。 慌てたライリッドと目線が合うと、ニコリと笑いかける。 「背中にくっついてちゃ、慰めようとしても抱きしめられないだろ? てなわけで、ぎゅーっ」 腕の中のライリッドの身体が強張っている。 これは、正真正銘、痴漢と大差ない。 悲鳴を上げられなかっただけ、まだましか。 「……えーと…………楽に、して? お願いだから。いや、マジで。本当に。この通り!」 懇願に近い声音に、くすくすと笑いがこぼれた。 ほっと、安堵する。 こんな風に笑ってほしくて悪ふざけをしたはずなのに、選択を間違えたか。 「……ごめんなさい……少し、驚いただけ……」 「うん、顔色は良いようだね」 笑った頬に手のひらを寄せる。 「……うん……調子は、いいの……まだまだ、この身に戻ってきた呪は消せないけれど…… …自業自得だから、上手く付き合って……影響を、少しずつ減らしていくしかない……」 ユグドラシルの前に強制移動させられた時は、そのマナの影響で身動きも取れなかっただろうに。 「恋の力は偉大ってことかなぁ」 フィナンシェの言葉に小さく瞬いて。否定も肯定もなく、ただ頬を少し赤らめてうつむいた。 「恋をして元気になるなら、おじさんも候補にどうかな。一応、子持ちだけどフリーだよ!」 「…………アレフじゃなきゃ……ダメ、だから……」 「あれ、何気に惚気られた?」 「……そ、そんなつもりじゃ……!」 「まぁ、ソウちゃんが義父と思うとぞっとしねーんだけども」 それ以前に―― 取り繕うように顔を上げたライリッドが、困ったように笑う。 「……おじさまは……娘さん以外…きっと、一人の人に縛られることはないと思うから……」 「ハハハハハハ。バレてーら」 明後日の方向を向き、肩をすくめた。 亡き妻との約束だ。別段、浮気をするなという手綱ではなく。 こんな両親を持ってしまった娘の幸せを第一にと。 散々自由に遊んできたんでしょうという言葉がおまけで思い出されて、耳が痛い。 「……それに……私は、おじさまのもうひとりの娘として……見てくれているんでしょう……?」 「そーでしたねー」 釘も刺された。 もとより、人の物を横取りしたいと思うほど苦労もしていないのだが、ほんの少し、残念に思ってしまう。 なんだろうこれ、人のサガ? くすくすと聞こえてくる、ライリッドの楽しそうな笑い声。 ああ、本当によく笑うようになった。 口許に寄せた左の薬指に光る銀の指輪が、その笑顔を更に明るく演出するようだ。 「幸せになりなさい」 つられるように、微笑んで。 「その身を賭してでも護りたい相手と出会えたことを、誇りに思いなさい」 子供にそうするように、ゆったりと頭を撫でてやった。 「何も解決はしていないけれど……だからといって、幸せになってはいけないことはないのだから。 そのための努力を惜しまないようにしなさい」 言葉に、ライリッドは何度も何度もうなずいて。その姿は、心に刻み込むようだ。 過去、努力を惜しみすぎた分、これからの道は易くはないだろうけれど。 問題はないだろうと思う。 あるとするのなら―― 細い糸のように、解いても解いてもほどけない一族と身体への因果だろう。 本当に何も解決してねーや、と内心毒づく。 差し迫った危険は、シィリアくらいだろうが。 アスレイに憑いたクローディアと対峙した際、あのまま姿をくらまし、行方が知れない。 捜そうとしたが、Jr.の契約を引っ張って見ても、一方的に破棄された後で手も足も出なかった。 元々、二人の間に力の差が大きかったのだ。 共に行動してくれたのは、単なる気まぐれにすぎなかったのだろう。 人柱とし選出された子供は、皆、はかない命を持つ者という意味で『エフェメラ』と呼ばれ。 またの名を、『死神の花嫁』、『死神の花婿』ともいわれる。 一族のために命を差し出さねばらない我が子を、せめて望まれて導かれるのだと思いたい親心か。 傍から聞けば異常なのだろうが、そうやって歴史を重ねてきた一族にとっては止めてはならない運命の輪。 お前らは、あの守護精霊にしても、端から騙されてンだよ―― 問い詰めようとした折りに、こぼれおちたシィリアの一言。 それだけが、唯一の手掛かりといえば、なんとも頼りない。 だから、一旦、戻ろうと思ったのだ。 孤児院のことも心配であるし、現族長であるソウガにもう一度話を聞きたいと。 騙されているという言葉が、どこを基準として捉えるのかは正に雲をつかむような話であって、何の進展もなさないとしても。 狂いだしたきっかけが、何処かにあるはずなのだから。 死神の縁だからといって、何故それをシィリアが知っているのか。 シィリアは生粋の死神ではなく、人から創られた存在なのだから。 「ああ、そうだ。ライリちゃん、手、出して?」 意味もわからないまま、ライリッドが条件反射で両手を差し出す。 その手のひらに、古びた小さな金色の鍵を乗せてやった。 「ソウガから預かってた。しかるべき時が来たと判断できたら、渡してほしいって」 小さな、それでも凝った装飾の時計の鍵。 止まった時を動かす鍵。 「……もう、いいだろう? 動かしても、さ」 昔、母であるレンから、父であるソウガへと贈られたアンティークの懐中時計。 ライネリッドを失ったその日から、自分を責め続けるライリッドに、ソウガが渡したのだという懐中時計は止まったまま。 お前が巻いて動かしなさい。今という時間を大切にしなさい。 過去のことに囚われていては、時に置いていかれてしまうと。 母のことも、妹のことも、後悔の種にするのではなく、代わりに精一杯生きなさいと。 その父の言葉は、あの時は届かなかったけれど―― 今ならば。 共に歩みたい人が出来た、今ならば。 「……ありがとう、おじさま……ありがとう……お父様……」 震えた声で、鍵を握りしめ。 フィナンシェの胸に顔をうずめるように抱きついた。 「うん」 背中を抱き寄せ、見つめる先の海は、どこまでも青く穏やかだった。 どうか娘たちの行く末が、この海のように穏やかであるよう。 それは、頼りなく不器用ながらも最初の一歩を踏み出した彼女たちへの願いと祈り。
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Message |
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【パーティメッセージ】 アスレイ(1743)「いやぁ、すごい波でしたねぇ。やっぱり夏は泳ぎませんと! 私カナヅチなんですけどねー(浮き輪姿ではしゃぎながら)」
フィー(1784)「さって。アッスン、ジェリコの旦那、世話んなったな。
ノート(1784)「……別に、何も言うことはないが。まぁ、アスレイ。お前はもう少しまともになれ」
レーム(1784)「(ジェリコをじっと見)……結局、一口もかじれなかったな……(ぼそっと)」
ライリ(1784)「……アスレイ……鳥さん、元気でね……またどこかで、会えるかな……(ジェリコをぎゅっと抱きしめた)」
フィー(1784)「シィくんは、偽クロ子ちゃんの影響でどっかにトンズラしちゃったけど、まぁ、楽しかったと思うよ(自分の背中に張り付いて泣いているJr.の頭をなでてやりながら)」
フィー(1784)「俺たちは、所用のために一旦解散するけど――二人とも、元気でな。
ジェリコ(1872)「ふぅ、やれやれ、これでこの島ともおさらばか。なんだか長いようで短い感じだな・・・。俺は湿っぽいのが嫌いだからさっさと行かせて貰うぜ。・・・・・・明日からはまた一匹狼の風来坊か、元の暮らしに戻るだけさ・・・。お前らとの旅は・・・うん、まぁ、結構楽しかったぜ。 それじゃな、またどっかで会おうぜ!」
聖「んで、このタイミングで追い出されると。いいタイミングなんだかどうなんだか。
聖「はっはっはー、私が可愛いのは当たり前っちゅーことでねー。
超清純派姉御(1549)からのメッセージ:
超清純派姉御「とりあえず今回の冒険はここまでだな。また縁があったら会う機会もあるだろう!」
超清純派姉御「ではまたな!再見!」
アスレイ(1743)からのメッセージ:
アスレイ「でも、島での暮らしは楽しかったですねぇ。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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お花屋さん |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
居待月 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
WindGarden(風霊コミュニティ) |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
文章が好き! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
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合成用其の壱 を ガーベラ・アイの指輪 に改名しました! アスレイ(1743)に連れてってもらいました!
技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。
アスレイ(1743)から 太陽のアサミィ を受け取りました。
てまり寿司 を食べました。 瞬速料理 を忘れました。(上位CP + 2 )
武具に ガーベラ・アイの指輪 を装備!
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訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 41 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 42 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 43 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 44 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 45 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 46 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 47 ) 訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 48 )
訓練により 料理 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 49 )
技 クィアセットミール を修得しました!
アスレイ(1743)に、 ガーベラ・アイ を ガーベラ・アイの指輪 に合成してもらいました!
黒い宝石 から アンティークのウォッチ・キー という 魔弾 を作製しました。(- 242 PS)
アスレイ(1743)の所持する GREAT保存食 を料理し、 未完蜜柑 をつくりました。
ジェリコ(1872)に、 結晶 を消費して 太陽のアサミィ に効果付加し、 吸収LV5 を付加してもらいました。
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.1784 ライリッド・スティリード |
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ENo.1743 アスレイ・マイヤーズ ENo.1872 ジェリコ・ファニング |
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[PL] 文月 |
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