各種宣言を行なう >> |
探索40日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「楽器作製」の宣言を確認しました。 |
Diary |
|
有名な奇術師が来航したって聞かされていた港に続く道で、ティアさんと二人待っている。 ハーシーが送還される日取りも時間もわからなかったから、今の時間選んだのは単にこちらの都合だった。忙しいティアさんの手が少しでも空いている時間にって、ただそれだけ。 だから、会える可能性なんてほとんど無かった。会いたいかと聞かれても、正直な所、よくわかりませんと答えるしかなかった。 「本当にやるの?」 頷くと、ティアさんはわかりやすく嘆息した。 「意味なんて無いわよ、こんな事。却って傷つくだけかもしれない」 それでもいい。 このまま刑務所に入って、『はい、おしまい』なんて、割り切れない。 私がそう『言うと』ティアさんは微かに首を振った。呆れたと言いたそうにも見えたし、やりきれないと私に寄り添ってくれているようにも見えた。 「私としては、はるかちゃんは全てを忘れて欲しいと思ってる。このまま時間が過ぎて、いつかあなたがされたことも忘れて、笑い話にならなくても、そういうこともあったなって何もなかったみたいに思い返せる日が来れば良いと思う」 ティアさんの言うそれは、別に叶わない理想でも、突拍子もない願いでもなかった。 いつかはそうなるかもしれない。多分、忘れようって努力すれば自然にそうなるっていうだけの、ささやかな祈りに過ぎなかったと思う。 「……でも、きっとずうっと忘れないわよね。それが笑い話になる頃にだって、 あんな奴の事をずっと覚えてなきゃならないなんてね。だから、はるかちゃんは……忘れられたくないのね」 なのに、ティアさんはそれすら押し付けない。いつだって最後には、「あなたが納得できるように行動しなさい」とそっと後押ししてくれるんだ 船なんてほとんど出ていない所為か、港に続く道は閑散としていて。 誰もお客さんが居なくてよかったって、そういう風に思うこともあるんだなって、ふと、そんな風に思った。 ◇ いつもどおりにチラシを持って行った木漏れ日の市場で、その告知を見かけた。 N国警察から重要なお知らせと書かれたそれには、タカシ君が犯人ではない事、ハーシーが捕まった事が書かれていて、同時に、誤報を行った事を陳謝していた。 ……良かった。 素直にそう思った。 これで全部終わりなんだって、本当にそう思った。 安堵して、近くにあったベンチに座ると、夏の陽射しを存分に浴びた葉っぱが視界の隅で踊っている事に気がついて、ふと微笑が漏れでた。 手に持っていたチラシが、ばさりと滑り落ちた。今となっては、タカシ君は犯人じゃない、そう書いた自分の字が、酷く滑稽なモノに見える。慌てて拾い上げて、それをビリビリに破いてゴミ箱に捨てた。もう、こんなもの必要ないんだと思うと、ちょっとだけすかっとした。 何も出来なかったなあ。 私、なにしてたんだろ? 最初から全部、警察に任せておけばよかった。 どうせ何も出来ないんだから、全部目を瞑って、バイトのこととか探索の事とか、そういうのに一生懸命になってればよかった。 あ……。 ……最低。 私、今、こんな風に終わって欲しくなかったって、思ってる。私に出来る事を何か見つけて、タカシ君の役に立ちたかったって思ってる。 頑張る振りして逃げ回ってたくせに、私はとても我侭だ。 良かったって気持ちに含まれる、誰にも知られたくない私の本音。 そんなもの、無くなってしまえば良いのに。 気づいてしまったら、目をそらす事なんて出来ないんだよね。 きっと無くならない、こういう気持ちって。 最低。 ◇ どのくらい待ったかな。 いっそ、来ないなら来なければいいと思いはじめた頃に、ソイツは来た。いつもそう。 前後を警察に囲まれて、いつもの軽薄な、本当のところは何にも感情を映してないへらへらとした笑みを浮かべて、ハーシーが歩いてきた。手錠をはめられている。銃だってあの斧だって槌だって持ってない。何も出来ないってわかってる。それなのに、改めて対峙すると、足が竦む。怖いという気持ちは、どこにも行ってくれてなかった。 血溜り。 ハーシーの足元にはいくつも血溜りがある。私の喉から漏れた血。船長さんの腕を潰した血。森永さん、ヴァンホーテンさんの血。私の知らない、何人もの人達の、命の血。 聞こえるはずが無いのに、ハーシーの足音がピチャピチャと音を立てているような気がした。 ふと陰りを見せたティアさんの顔に、大丈夫ですって頷いて、胸に手を当てた。 正中線をたどって、鳩尾、お腹。 息を吸うんじゃなくて、横隔膜を下に下ろす、広げるイメージを持てば、空気は自然と体をめぐっていく。お腹だけじゃない、背中をめぐって、音が反響していく感覚を思い出す。最初は横になって声を出して、慣れてきたら、バーを握って練習したあの頃の感覚に思いを馳せる。 チューニングついでにハミング。音がしっかり取れているか確認。 ねえ? ハーシー。聞こえる? ティアさんに合図をして、私は大きく口を開いた。 「Oh Happy Day」 神様への感謝と人を取り巻く大切な日々を歌うあるミュージカル映画の賛美歌だ。 「神様が罪を清めてくれた」もしかしたら、あなたの罪も。 『失くしたもの奪われたもの、沢山あるけれどね』 「神様が沢山の事を教えてくれているの」 『私の大切な毎日は、今も輝いてるって』 良いでしょ? 自慢しちゃうよ。 「幸せな日々」 歌い終えて、前を見た。 ハーシーが歩いてくる。警察に小突かれて、足取りが少しふらついてる。ハーシーは私を認めると、済まなさそうに目を伏せたけど、すぐににへらっと媚を売るみたいに笑った。 「ごめんなさい。辛かったよね。僕なんかに襲われて」 まさか謝られると思ってなかったから、ちょっとだけ面食らってしまった。 「なんで……? 人を襲うの?」 「仕方なかったんだ。みんな僕に意地悪するから。牧野瀬ちゃんも嘘吐いたし、おあいこだよね」 ……本気で、言ってるんだよね。多分、この人、本気でそう思ってるんだ。しょうがないって笑いながら、人を殺してきたんだ。 「本当に酷い事件だったよね」 強く首を振った。もう喋らないでって叫びたかった。 深呼吸のつもりで深く息を吐いた。それが今から口を開くよっていう合図でもあった。でも、本当のところは胸の奥にたまったこの不快感を、全て吐き出してしまいたかっただけだった。 「……あなたに奪われたもの、全部奪りかえした」 そこだけあわせるのが、精一杯だった。それ以上、一秒だって、ハーシーの前に立っていたくなかった。 言いたいことは沢山あった。 脚本もあった。 もう口を開けなかった。 なのに私の声だけが脚本どおりに音を紡ぐ。 「あなたのしたことに何の意味なんて無かった。生きてきた事にだって意味無かった。あなたがどれだけ人を殺したって、人を傷つけたって、あなたも世の中も何も変わらない」 伝えたい事も自分の気持ちもまるで理解できてないのに、こうして舞台に上がるから。 また、失敗しちゃう。 わかってても、演技をやめられなかった。今度こそ最後まで演じきる。それが私の意地でもあったし、ここで演じる事をやめてしまったら、あの公演の二の舞になるって、そんな気がしたから。 「ざまあみろ」 その言葉にだけは、ちゃんととびきりの笑顔を作ってやれた……と思う。 「ハァ!? グズ女が何で僕を責めるんだよ! キズつくだろう! テメエみたいなのがいるから人殺しやめられないだろオオ! 何被害者面してるんだよ!」 激昂するハーシーの顔に笑みが浮かぶ。酷い顔だった。きっと私と鏡あわせの、酷い顔。 ハーシーについていた警官が突き倒された。羽交い絞めにしている警官を引き摺って私の前まで歩いてくる。手錠をはめられた手が一直線に私の喉を握りつぶそうとした。その手が、喉に届く前で止まる。また取り押さえられたんだ。 「死ね! 死ね! 死ね! 死ね!」 「あなたには本物のはるかちゃんの歌を聞かせてあげたかったわ」 私の声で、ティアさんが言う。 「運が悪かったわね」 いつか、沢山の時間が過ぎて、私があなたのことを何の憎しみもなく思い出せるようになったときにも、あなたは何ひとつ得ることができずに、罪に苦しみ続けてれば良い。 傷つけてきた人達の事を忘れないで、ずっと同じ所で足踏みしていればいい。 それが私の呪いと、祈り。
|
Message |
|
くろ(208)の超突撃: くろ「え? そのタカシって奴 超危険なの!? なぁ、 そんな奴とユウ姉ちゃん関わっていたら超危険だよ そんでくろを心配してくれて超ありがとうなんだよ(なでこなでこと頭を撫でつつ」
くろ「おおぅ? そんなに何かを与えているって感じはくろにはないけど、 他の人は一杯与えているんだね〜 くろも」
くろ「(指をくわえつつ) 最初のうちはそうなのかなぁ……… くろ、馬鹿だから、作り笑いと本気笑いの違いが分かんないけど、 全部本気笑いだって思って見ていたんだよ。 くろに合わせて笑ってくれていた人もいたのかなぁ」
ジャンニ(354)の声は粘りつくように低く響く:
「一つ、方法はある。
町屋(478)からのメッセージ:
「学校に通ってた頃かぁ……町屋のところはちょっと特殊というか、何と言うか、
「ユウちゃんは? やっぱり学生の頃から演劇部に入ってたり、したのかなぁ?
冷蔵庫の中からゴンゴンと体当たりの音が聞こえる。数度繰り返し、ドアが開いた。
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
|
長編日記倶楽部 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
突撃メッセ委員会 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Fairy's INN |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
町屋商店 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
魔法陣『灰色の草原』 |
町屋(478)からのメッセージ: 「何でって……えっと、商いをしに……かな? あ、町屋は調査隊という人達とは違うよ。そうそう、個人で島に……」 「というか、調査隊のような人達とは、向こうで会ったことがないなぁ。 何となくでお店を開いていたけど、もしかしたら凄いところに迷い込んでいたのかも」
「あ、ども……お邪魔してます」
村娘(1348)からのメッセージ:
村娘「センセイ…さん…ですか。」
|
自キャラが絶対言わない事を言わせるコミュ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
NANDEMO許可! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
文章が好き! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
普通。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
かぼちゃの涙亭 〜休憩中〜 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
Main |
|
クロエ(2028)からの生産行動を許可しました。 アリッサ(47)からの生産行動を許可しました。
ビブラート に技回数を 5 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
【第50回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
|
|
訓練により 魅力 が 37 上昇しました!(能力CP - 64 ) 訓練により 輪舞曲 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 1 ) 訓練により 輪舞曲 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 2 ) 訓練により 輪舞曲 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 3 ) 訓練により 輪舞曲 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 4 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 25 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 26 ) 訓練により 輪舞曲 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 5 )
技 ハピネス を修得しました!
アンジェリカ(989)から 20 PS 受け取りました。
るー(1612)から 200 PS 受け取りました。
メルク(3)に 500 PS 渡しました。
メルク(3)から 針 を受け取りました。
るー(1612)に ヘッドルーツ を渡しました。
簡単な保存食 を買いました。(- 40 PS)
クロエ(2028)に、 台本の切れ端 を 留守録「あなたは笑顔で」 に強制合成し、 白い枝 に変化させてもらいました!
アリッサ(47)に、 ペリュトン を 人面犬 に合成してもらいました!
御許に仕える事を赦したまえ。響け2つの魂よ・・・ アリッサ「出来ましたー。」
マナの欠片 から 緑水晶の元 という 装飾 を作製しました。(- 150 PS)
ランディ(1599)の所持する 魔法樹の欠片 から 魔法樹のリュート という 楽器 を作製しました。 B1F V-9 魔法陣〔浮かぶ朝露〕 に移動しました!
V-10 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
|
声が聞こえる・・・ |
かえで(2152)の声が届いた: かえで「武器47〜48(吹矢作製20)枠とかうるよー」
ミキヤ(2119)の声が届いた:
|
Next Battle |
|
B1F R-10 / 砂地
通常戦が発生!
|
Data (第40回 第42回) |
|
ENo.1739 牧野瀬 悠(まきのせ はるか) |
[HomePage] 各種宣言を行なう >> |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
* 単独行動中 * |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
[PL] ぼり |
|