各種宣言を行なう >> |
探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「デュエル戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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昔からニンゲンが嫌いだった。 記憶にある一番古いものは、我慢の効かない子供の頃。同い年くらいの子供を川へと突き飛ばした記憶。理由なんてものは覚えていない。何か明確な理由があったのか、ただイラついたからなのか。正直、後者でもありうると思う。今でも時折やりたくなるから。 その川の深さはそれほどでもなく、流れも急じゃなかったからか、幸いにもその子供に大事は無かったと記憶している。興味はないけど、今もどこかで元気に生きているだろう。 その誰かが生きていたのと、私の家がそれなりに裕福だったからだろう、私には社会からは特にこれといった罰は無く、誰からも咎められるようなことは無かった。叱るような両親なんてものはとっくに死んでいたし、私を預かっている叔父叔母は、時折汚いものを見るような目を向けるだけで、当然のごとく無視されたし。 その他に断続的にだが覚えている記憶は子供の私が、大嫌いなニンゲンに対して悪意をぶつけている記憶。大嫌いなニンゲンの、私に対して自傷行為を行っている記憶。 子供の頃の私は今とは別の意味で問題児だったと思う。 そんなある日、双子の兄である鐘笛終末──マツに諭されたんだ。 “いいかい?エン。キミがどんなに頑張ったって、この世界からニンゲンを無くすことはできない。例え目に見えるニンゲン全てを排除したって、目に見えないところにワラワラとまだ居るんだ。結局、僕らにはどうしようもない。重要なのは、そいつらとどう関わるか、どう関わらないかだと思うよ?” 何時、いかなる時かは覚えていない。ただ、不思議とその言葉に納得して、以来私は私や他のニンゲンに悪意をぶつけるのを辞めた。ニンゲンを排除することを諦めた。 なるほど、それは効果的だったらしく、諦めることで全てを割り切れた気がした。飽くまで気がしただけだったけど。 その頃からだろうか、どうしようもない倦怠感が私を包み込み始めたのは。 きっと私には根源的に人間が嫌いというものが存在している。その根っこをどうにかすることを諦めたんだから、それ以外のことにやる気が沸くわけが無い……なんて風に自分では考えている。 マツもきっと私と同じ根っこを持っている。だけど彼は私と違って、人当たりはいいし活発で闊達だった。 以前はそれが不思議で仕方が無かったけれど、今ならなんとなく理解できる。 それはきっと、彼は諦めているわけではなくて、まだ嫌悪感をどうにかしようとしているから。私はどう関わらないかを選んだけど、マツはどう関わるかを選んだからだろう。 彼が消えた朝、私はようやくそれに気がついた。 * * * 起き上がるのがめんどくさい。このままずっと眠っていたい。目を開けるのがダルイ。何より生きていくことが鬱陶しい。いっそこのまま目が覚めなければどんなにいいのか── なんてことをいつもどおり小一時間程寝ぼけた頭で考えて、私──鐘笛終焉はどうにか今日も面倒な一日を始める踏ん切りがついた。 まったく、何で眠ったら起きなければならないのか、どうして食事をしなければいけないのか。なんてニンゲンは不便なんだろうか。だからニンゲンは嫌いだ。だから私自身も嫌いだ。めんどくさい。 いつも通りのことをつらつらと考えつつ、だだっ広い廊下をだらだらと進む。私の家は何か良く分からないけど裕福な家だったらしく、無駄に広い。昔は使用人が家中を徘徊してたり、叔父叔母が我が物顔して住んでいたけれど、数年前から今に渡り、無事平穏な日常を手に入れた。 使用人は全員クビにして、鬱陶しい叔父叔母は追い出した。ただ漫然と日々を過ごすことを良しとし、日常を食事と睡眠で染め、この家の資産を食い潰している。お金が無くなったら無くなった時に考えればいい。そんな先まで自分の将来を考えるなんて面倒なことしたくない。 我ながら覇気の無い足取りで台所へと向かう。寝すぎて少しお腹が空いた。今の時間であれば、マツは台所でお茶でも飲んでいる筈だ。マツになんか作ってもらって、少しだけマツと話をして気晴らしをしたりするのも良いかもしれない。そうすればまた良く眠れるだろう。 なんてことを考えながら台所に来たが、マツは台所にいなかった。この時間にここにいないのは珍しいが、そんなこともあるだろう程度しか感想は浮かばない。なにより深く考えるのはだるい。 ただ、マツの料理が食べられないのは少し残念だ。仕方が無いので、冷蔵庫の中からなんか漁ろうと考えたとき、不意に── 机の上に無造作に放り投げられた手紙に気づいた 最初はどこのキチガイの手紙かと思った。舞台はこの世界に住む誰もが知っている御伽噺。そんな戯言、信じる阿呆がどこにいるのかと。 当然私も信じられなかった。信じられなかったけれど、けれどこの手紙は、どこか思考力を狂わせるというか、ナゼだか、これは本物なのだと分かるというか……理解させられる。コレはホンモノだ、と。 本当に本当だったら、私達の根源をどうにかできるのかもしれない。いや、できるのだろう、この手紙を、そしてあの伝承を信じるのであれば。 だから理解した。家のどこを探さなくとも、マツがこの手紙を信じて島に行ったということを。 マツは求めていたから。関わらないことよりも、関わることを選んでいたから。私の傍に居て、ただ漫然と日々を過ごすよりも、そちらを選んだ。 だけど、私は最初から諦めているから、今のままの暮らしで十分。大嫌いなニンゲンなんてどうなっても良いけれど、マツがいないのは嫌だ。 だから、私も“島”へと向かうことを選ぶことにした。面倒だけど、マツを引きずってでも帰らせるために。 「嗚呼…まったく。本当に面倒。鬱陶しくて仕方が無いわ……。本当にマツってば、見つけ出したらタダじゃおかないわよ……」
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Message |
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今日はメッセージを送っていません。
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Main |
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ディム に技回数を 8 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 4 ) 召喚 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
技 フラッシュ を初修得しました!
パンくず を買いました。(- 0 PS) B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
兄(1994)の声が届いた: 兄「たまには追う側になりたいフヒィ〜!!」
ファーちゃま(1913)の声が届いた:
えんちゃん(2057)の声が届いた:
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Next Battle |
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B1F B-21 / 平原
通常戦が発生!
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Data (第25回 第27回) |
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ENo.1236 鐘笛 終焉 |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 黒村雅 |
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