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探索81日目 基本行動の宣言を確認しました。 |
Diary |
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その後も色々なお話をエリエスヴィエラさんから聞いた。 エリエスヴィエラさんたち自身をチェスのコマに、\x87\x80災厄\x87≠\xF0囲碁のコマに例えての説明――一見どちらも黒と白のせめぎ合いのゲームだが、自由に動き回れるチェスのコマでも、無数に降り注いで、おまけに戦いを終わらせるために‘頭’を叩こうにも、それが存在しない碁のコマ相手ではジリ貧になり勝てないとか。 相手を、無数の碁石を打ち続ける“上の次元の打ち手”――\x87\x80災厄\x87≠\xF0自分たちと同じ次元の土俵――島に引きずり込んで倒すために、同じ次元属性に合わせるために来訪者の能力をリセット・改変したとか。 そしてそのリセットを受け入れる資格――条件は、この日ごとに変化するこの世界の律を、ただ『まぁ、【主】だし。』と意識的・無意識的問わず憫笑し受け入れることが出来た者だけとか。 正直、わたしには理解の出来ないような内容が大半だった。 ほとんどエリエスヴィエラさんがが話すのをわたしが聞いているというような感じだったが、時折虚空から多種多様なお酒――どれも美味しかった――を出して飲ましてくれたので、退屈はせず楽しい時間が過ごせた。 だけど降り止まぬ雪は無いように、終わらぬ祭りは無い。 わたしにとってのこの島での物語りは、終わりを迎えつつあった。 「――っと、もうこんな時間かのぅ」 エリエスヴィエラさんは話が途切れた時、ふと我に返ったかのように、そう漏らした。 魔王は黒いドレスから伸びる白い腕で宙に弧を描くようにクルリと回すと、空間の一部が黒く染まり、遺跡の外の映像なのか――そこには輝く満月が映っていた この遺跡に入ったのは太陽が西の空に沈む頃だったから、月の位置から察するに、かなりの時間が経っているようだ。 「思ったよりのんびりしちまってたみたいだな。道理で眠いわけだぜぃ」 りっちゃんが大きく欠伸をするのに釣られ、わたしも欠伸が出て、涙で視界が滲んだ。 普段なら寝る用意を済ませ、床に就いているような時間だ。 しかしここで、この島でもう一晩を過ごすという選択肢は無い。これ以上、思いを引きずる訳にはいかないから。 もう行かないと――行けなくなってしまう。 「エリエスヴィエラさん。それじゃ、わたしたちはそろそろ行くことにするよ」 「おお、そうか。お主から求めたこととはいえ、話が長くなってすまなかったのぅ。では、準備を始めようか」 魔王は立ち上がり、部屋の奥にある魔方陣へと歩を進める。わたしもエリエスヴィエラさんの後に続く。 近づいてみると、それは遺跡内で目にしてきた魔方陣とは少し違っていた。 円形のそれは、今まで目にしてきた物より二周りほど大きく、小さな家がスッポリ入りそうなくらいの大きさがある。 円の中にはビッシリと隙間無く精緻な文字か文様か分からないような物が刻み込まれていて、淡い月光のように青白い光を放っていた。 それにしても、何でこんな所に魔方陣があるのだろうか。 さっきエリエスヴィエラさんは、この場所は結界に覆われているから、普通なら来ることは出来ないって言ってたけど・・・。 「ねぇ、エリエスヴィエラさん。さっきこの場所を『\x87\x80災厄\x87≠ノ対抗するための、最後の砦』って言っていたけど、どういう意味なの?」 「おお、そう言えばそこの説明をしてなかったのぅ」 魔方陣の近くまで歩み寄ると、何かに呼応するように陣の光が増す。 その青白い光に照らされたエリエスヴィエラさんの顔には表情が無かった。 「初めの目論見通り、ワシらは彼の\x87\x80災厄\x87≠\xF0高次から、手の届く同じ次元まで引きずり出すことに成功した。 だが、それでもなお\x87\x80災厄\x87≠ヘ圧倒的な存在じゃった。 巨大な体躯と天空の星々を従えた\x87\x80災厄\x87≠ニ、当時の冒険者たちの苛烈な戦いは三日三晩続いた。 そんな中、冒険者たちの命を救ったのがこれじゃ」 魔王がパチッと指を弾くと、瞬時に小さな玉がその手の中に現れる。 「あ、それって宝玉・・・だよね?」 その小さな球体は、見た感じはこの島で守護者からもらえる宝玉と同じだが、どことなく違う気がする。 そう思った時、その違いに気が付いた。 「そうじゃ。これは確かに宝玉だが、もう何の力も無い、死んだ宝玉なのじゃ」 全ての宝玉には、属性がある。 基本元素である、火・水・地・風。それに始まりと終わりを示す光・闇を加えて六種。そこに、噂によると“生”という宝玉もあるらしく、この島では現在七種が確認されている。 火の宝玉なら赤い色をして、所持者の攻撃力を上げる効果。風の宝玉なら紫色で、動きを早める効果などの違いはあるが、エリエスヴィエラさんが取り出した宝玉はくすんだ灰色をしており、わたしには何の力も感じられない。 「\x87\x80災厄\x87≠ノ勝負を挑み、その戦いに敗れるということは、島の生き物――これらはワシらの手駒じゃがな――との戦闘とは違って即、死を意味する。 賭けれる命が一つしか無いのであれば、当時この島に来ていた冒険者2000人が束になって立ち向かって行ったとしても、アレを倒すことはおそらく無理じゃっただろうな。 そのため、各宝玉には能力値上昇の効果とは別に、スケープゴート――身代わりの効果を賦与しておいたのじゃ」 「身代わりっていうと・・・宝玉を持っていれば、戦いに負けても大丈夫っていうこと?」 「そうじゃ。一つの宝玉につき一回、身代わりとなって持ち主の命を救う。そして、その力を解放した宝玉の成れの果てが――」 「その灰色の宝玉って訳か。なるほどな」
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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水霊同盟。 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
長編日記倶楽部 |
ジュネス(1820)から言葉が届きました: ジュネス「そして、またも長編日記倶楽部のお届けはこの私に戻りました。」
ジュネス「イベント戦ですが、綾瀬さんもウニャエルも相当な強さのようですね。 ・・・冒険者側もあの手この手で追い詰めてはいるようですが。」
ジュネス「こんなところでしょうか、現時点では突破者が居ない限りはさほど進展はなさそうです。」
ジュネス「それにしても、未だに闇の宝玉のやの字も出ないとは・・・未開拓エリアは殆どなくなったはずなのですけどね。」
ラピス(1021)からのメッセージ:
そしてマネッタさんに背後からのラブコール……自分も愛されるキャラになりたいねっ!
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Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 グリームビート に技回数を 8 振り分けました! カース に技回数を 8 振り分けました! ディム に技回数を 13 振り分けました! 萌えろ に技回数を 10 振り分けました!
現在の体調は いい感じ! |
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気象 を忘れました。(戦闘CP + 80 )
訓練により 魅力 が 31 上昇しました!(能力CP - 60 )
技 ディプレッション を忘却しました(GIFT+ 75 )
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Data (第80回 第82回) |
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ENo.107 銀雪を纏いしモノ |
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* 単独行動中 * |
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[PL] 節季を謳いしモノ |
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