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探索59日目 基本行動の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
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（フレイアルトサイド「無間の幽鬼」間に合わないどころか未完結だよォー！） ------------------------------ 「ときのあいだ」 ◆-34 流されて、フレイアルトの体からは鈍重な感覚が消えていた。其れどころか苛立ちさえ一緒に流されたように、消えていた。 無理矢理という点を怒るところではあったが其の気も起こらない。空と一緒に気分も晴れていた。晴らされていた。 「全く最後まで勝手ですね」 ばけものへの進行を早められた事も、其れを最初に戻された事も、全てあの島の所為だ。あの見知らぬ二人は島其のものとしか思えない勝手な事を振り回し、最後まで其れで片を付けた。 波打ち際、咄嗟に離れぬように抱き締めたセメンツァをまだ抱いた侭考えていると、腕の中の少女が身動ぎして顔を上げた。 「フレイアルト……」 其の声には少しばかりの驚きがあった。 「あんしん、している……」 解析したのではなくて何となく、セメンツァは悟ったのだろう。其処までフレイアルトは沈静しているのだろう。 周囲では動揺する者、さっさと此れからを決めて此の場を去る者、ぼんやりと遠くを見詰める者、其々の中で、強い日差しと少女と二つの温もりを只々感じるだけだった。ばけものへの進行度はゼロではない、最初に戻っただけだ。願ったり叶ったりではあるが、油断すればまたあの苦しみがやってくるのだろう。だが今は今である。少しばかり休んでもいいだろう。 「フレイアルトさぁん……」 弱々しい声が邪魔をしたが、苛付きは其れ程でも無い。浮き輪をしたまーえんとゴレムリンがよろよろと歩いてくる。お約束のように海藻を頭に垂らして、其れを取る余力も無いのだろう。 「探しましたよお……」 そういえば遺跡外の中心に集められる前、魔法陣へ誤まって転移したのだったか。此の人混みとなった海岸を随分と歩き、転んだ跡は膝や胴の砂に見受けられた。 言葉に深い溜め息だけを返して、フレイアルトはセメンツァと立ち上がる。 さて風楽達は何処へ行ったかと海の方を見ると、水遊びをしている三人の姿が見えた。秋はあまり乗り気ではなさそうだったが。普段なら何を呑気な事をと言い捨てるところだが、とある事を思い出して思わずフレイアルトは苦笑した。 衣服も失くしてしまった、あるのは身一つだけだ。また強盗でもせねば金が集まらない退屈な生活を再開するしかない。だが其の前に、此処は海である。 「初めてがあれだけじゃあ、可哀想ですもんねえ」 「へ？」 疲弊した顔で無い首を傾げるゴレムリンに、フレイアルトはにこりと笑った。 「海水浴ですよ。俺も、セメンツァも、初めてなんですよ。初めてがあの強制ウォータースライダーだけじゃ可哀想でしょう」 言いながら、フレイアルトはがしりとゴレムリンを掴む。抗議の声を聞いた時には海に放り投げていた。どぱん、と風楽達の元へ着水した時にフレイアルトは叫ぶ。 「バレーでもしませんかーっ」 此れにはまーえんと風楽が驚いた。フレイアルトが見返り無しに誰かを積極的に誘うなどあり得ない事象だと思っていた。事実、当人も少々驚いている。 水面から顔を出したゴレムリンが反論した。 「人をボール扱いするんじゃねえっ」 「いいじゃないですか、其処は結構名スポットだとも思うんですけれどねえ」 名スポットという意味をすぐに理解出来たのはゴレムリンだけのようだった。まーえんや風楽達は首を傾げている。 「そ……其処まで言うならやってやるさちくしょうっ」 言葉責めを其れ程されてもいないのにゴレムリンが無理矢理纏める。尊厳は無いのかとまーえんが言っても止まらない辺り、どうやら満更でもないらしい。 「ゴレムリン、大丈夫か？ ねーちゃんのサーブとか結構痛そうだぞ」 「いや。此処で引き下がってはいられねえ」 春の言葉にとても誇れない思いを立派な言葉で返す。秋辺りならば見抜いているだろう。 セメンツァを連れてゆっくりと海に歩きながら、フレイアルトはセメンツァに訊いた。 「ねえ、セメンツァ」 繋いだ手は、冷たく温かく。 「此の一瞬の時間は、どうでしたか」 セメンツァは穏やかに答える。 「この、ときのあいだは……、わたしにとって、フレイアルトにとって、あまり、えるものはなかった……」 潮風がセメンツァの髪を更に揺らしている。 「けれど……、いみはあった、そうおもう……」 「意味。そうですね」 得なくとも、降りかかったものは多々あった。憎しみ、妬み、労い、思い遣り。其れ等を聞いて感じた事は、無意味ではなかっただろう。此のさっぱりとした頭では、事を否定する事さえ面倒に思えた。ふと、其れが普通の人間のあるべき形なのかもしれないとも思う。普通には無縁だった此の身が死んで漸く普通を知ったのか。 フレイアルトは海に飛び出して腕を振り上げた。 「それじゃあ、始めますか！」 
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| Message |
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【パーティメッセージ】 風楽(986)「……え？ え？ えええ？？？」
すごいよ！まーくん(1095)からのメッセージ：
シロ(1651)からのメッセージ：
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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フレイアルト「さて。行きますかね」
ディオ(笑)「とりあえず一言言おう。幸せになれよ！(溺れながらｷﾘｯ）」
ディオ(笑)「とりあえず一言言いましょう。其の内誰かに討たれますよ。」
まーえん「じゃあ、生きてた頃より今の方が良いって感じてるんですか…？
まーえん「俺・・・フレイアルトさんとセメンツァさんに出逢えて良かったですっ！
（サーフパンツを穿いた男が、頭を方々に巡らせながら歩いている。特別行くあてもなくぶらぶらと歩いているように見える）
シロ「よおー。びっくりしたねえ。」 | お祭りだいすきイベントだいすき |
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| なびけ！布のなにか |
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| NANDEMO許可！ |
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コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
| レンタル宣言 |
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| 文章が好き！ |
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| 絵を描くのがだいすき |
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| モンハン出張所in偽島 |
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| Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 フラッグ に技回数を 12 振り分けました！ カース に技回数を 12 振り分けました！ ディム に技回数を 12 振り分けました！ チャーム に技回数を 6 振り分けました！
現在の体調は いい感じ！
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訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 35 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 36 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 37 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 38 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 39 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 40 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 41 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました！(戦闘CP - 42 ) 音楽 を新たに修得しました！(戦闘CP - 10 )
技 美しさは罪 を修得しました！
すごいよ！まーくん(1095)から 58726 PS 受け取りました。
【合言葉＆場所チェック】
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| 声が聞こえる・・・ |
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遺跡外では様々な声が飛び交っています！ |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ！！
次作は９月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ！ 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ！！しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ！！」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ！！ 時間あったらだからねー？そこおねーさんとの約束だぁっ！！
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ！！」
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ザエル
アルミ・カーン
エンジェル | Data (第77回 第79回) |
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| ENo.1037 生かすためのいのちと捨てるためのいのち |
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ENo.986 雨ヶ谷 風楽 
 ENo.1095 まーえん |
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[2] ENo.486
[6] ENo.385
[7] ENo.428
[1] No.913
[2] No.911
[3] No.1021
[5] No.989
[6] No.389| [PL] 虹月 宵夜 |
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