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探索4日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
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建物の中は静かだった。 隙間から差し込む陽光に照らされるのは、いくつかのテーブルとイスが何脚か。 片隅に木箱が置いてあるほかは何もなく、それほど広くない室内は閑散としていた。 「・・・・・・」 ボクは何でここに来たのだろう。 ボクはこんな場所、知らない。 『僕もマスターのような強さが欲しいよ……』 犬耳の少年・・・の幻が見えた。 キャラメルマキアートのような飲み物を口にしたと思ったら、机に伏している。 『私は、島の競争率の高さに疲れたよ。2000人を出し抜いて一番乗りとか、ムリだったんだよ』 パンクな格好の女性・・・の幻が見えた。 一しきり愚痴をこぼし、照れくさそうに笑ってた。 『じゃあブルーベリー味の酒とか置いてあるカ? 瞳に優しい感じのヤツをお願いするゼ』 一つ目ギョロリとした帽子をかぶった魔女・・・の幻がつぶやいた。 深い蒼の色のカクテルを、美味しそうに飲んでいた。 たくさんの幻が、次々と浮かんでくる。 ボクはこんなこと、知らない。 ボクはこんな人たちを、知らない。 『店主さんはお疲れさん。楽しませてもらったぜ。』 いつも困ったような表情をしている男・・・の手を掲げる。 静かに笑いながら、他の人と談笑していた。 『最後は弱いを卒業してやっていけるってスライムやマスターに見せてやんねえとな』 爽やかなニカッとした笑みを浮かべた青年・・・の幻が立ち上がった。 裏戸から出ていき、ボロボロの姿になりながらも、その手に七色に輝く実を掲げていた。 でもボクは、これを知っている。 ボクは彼らを、知ってる。 ボクは、ボクたちは、ここに居たんだ。 『……いいだろう、マスター。 …そのミッション、全力で受けよう。』 無表情な黒ずくめの少年・・・の幻が、まっすぐした瞳で見ていた。 『……その代わり、戻ったらひとつ、『注文』を受けてもらう。 ……注文は、『*******』、だ。』 さっそうと外へ飛び出し、やがて戻ってきたその手には霓の実。 『……それじゃ、『注文』を、よろしく頼む。』 『注文』・・・。 それはなんだったのだろう。 頭の中が纏まりがつかないこのノイズは幻は何なんだボクは何だったんだボクは思い出せないいや思い出せないということは知っ ていたということ体験したということだだがそれならばボクはこの場所に居たのかこの幻は過去のボクが観てきたことなのかどう いうことだろうどういうことだろうどういうことだろうボクはこの島に生まれ来たの誰に呼ばれ自分に魔方陣突然ダイレクトメー ルがマスターにそして喰われ願いは思いは・・・・・・。 『おう、相棒っ』 カブに目と口をつけたような変な植物・・・の幻が笑いかけてくる。 『ご主人さまっ』 羽をはやした小さな妖精・・・の幻が軽やかに宙を舞っていた。 『さあ、何してるんだ相棒。早く行こうぜ。みんなが開店を待ってるんだ』 『今日も頑張って行きますよ〜☆ ね、ご主人さま♪』 そうだ、ボクは知っていたはずだ。 このかけがえのない、大切な存在のことを。 彼らの名前は・・・親分と、ルリ。 「・・・・・・!!」 その名前を思い出した途端、スライムのすべての記憶が戻ってきた。 二匹とともに旅をしてきたこと、この店でみんなと騒いだこと。 そして――自分が消滅したこと。 次の瞬間、物思いにふける間もなく、スライムは酒場からどことも知らない場所に移動していた。 辺りにはたくさんの人がいて、その光景は初めて島に来た時に似ていた。 「・・・ごきげんよう皆さまッ!」 黒尽くめの怪しい男が、何か叫んでいる。 ゴチャゴチャと何やら言っているがゴキジェートやらバルサーンやら、意味が判らなくさっぱりだ。 「それでは皆さま・・・・・・」 男はスーツの胸元から本を取り出し、何やらし始める。 すると突然、その場にいるほぼ全員の姿が変わった。 比較的、ピッチリとした布面積の少ない姿になった彼らには、風船のような丸いわっかも着いている。 スライムは服を着てないので姿は変わってないが、星マーク柄の浮き輪が装着されていた。 「しばしの間、流れるプールをご堪能くださいませッ!!」 すると南の方から高波が押し寄せ、逃げる間もなくその場にいた全員が呑み込まれていった。 気が付けばスライムは一匹、海の上を漂っていた。 近くには誰もいないが、少し離れたところをたくさんの人が浮かんでいる。 浮き輪が役に立って、沈まずに波間を揺れている。 ふと目をやると、先程までいた島は遥か遠く、だんだん小さくなっている。 それに合わせてだんだんと、スライムの体が薄くなっていった。 蒼い海に溶けるように、青い空に溶けるように。 「・・・・・・」 そうか、と思う。 この身体は仮初のもの、作り物、紛い物。 島の記憶を反映した、偽葉の一枚でしかないこの身は、島から離れては存在できない。 焼け石の上に落ちた水粒のように、跡形もなく消え去るだけだ。 「・・・・・・」 “前の”最期の時にも思ったが、心残りはない。 今こうして在れる奇跡を蔑ろに思うことはないが、このまま消えることに、後悔なんてあるわけない。 本当に? 本当に後悔はないの? 誰かの声が聞こえた。 辺りを見渡しても、誰の姿も見えない。 +中ボクはそれでいいの? このまま消えちゃってもいいの?-中- その声は自分の中から聞こえてくる。 それは自分の内なる声だった。 最後にもう一度聞くよ。ボクは、これで本当にいいの? ・・・良いわけ、ない。 これで消えていいなんて、そんなの嘘だ。 じゃあ、ボクはどうしたいんだい? 何を望んでいるんだい? また・・・みんなに逢うこと。 大切な人たちに、また逢いたい。 親分に・・・ルリにまた逢いたい。 やっとボクの、本当の気持ちに気付けたね そうだ、消えなくなんてない。 まだ消えたくない。 逢いたいから、みんなに逢いたいから。 ここで消えなくなんかない! 「ヒヒッ、その願い叶えて差し上げましょうかッ!」 ふと、男の声が聞こえた。 「見たところ貴方のオリジナルはもう無いようですねぇ・・・その体は偽葉で出来た仮初のもの。だけどッ、その魂があれば後は 体を造ればよろしいッ!!」 ・・・魂? まさか、この造られた魔法生物であるボクに魂なんてあるはずが・・・。 「いえいえッ。確かに初めはなかったのかも知れません。ですがッ! 私には判ります。今の貴方には、確かに一個としての魂が 存在している。ククッ! これは面白いことだ。魔法生物に命が芽生えるなんて、実に興味深いイレギュラーですよッ!!」 まあそんな話は置いといて、と声が告げる。 「貴方の身体など、未熟な錬金術師が失敗して出来るような単純なもの。私の手にかかれば、ほらッ! ご覧の通りッ!!」 榊の行動! 榊「ハネムーンの前の朝飯前ですッ!!」 ポリモルフ!! スライムの存在が変化する!! スライムの種族属性が“偽葉”から“合成スライム”へと書き換えられた!! さっきまで消えかけていたスライムの身体は、元のように瑞々しい存在に戻った。 しかし何故ボクにここまでしてくれるんだい。 「・・・ヒヒッ、気にすることはありませんよッ! 麗しの花嫁を手に入れられた幸せの、ほんのおすそ分けですからねェ!!」 ならば、最後に一つ、お願いがあるんだけど。 「ほほっ、なかなかちゃっかりものですね、貴方はッ! まあいいでしょう、貴方は何を望むのですかな!?」 ―――ボクの願いは――― Next【http://suraimu.game-ss.com/Entry/41/】
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琵姫(19)からのメッセージ:![]()
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | 弱かった。 |
蒼焔公イディ(822)からのメッセージ: ![]()
B.B.(994)からのメッセージ:
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![]() | Main |
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技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。 チャーム に技回数を 8 振り分けました!
現在の体調は 絶好調♪ |
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訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 17 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 18 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 19 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 20 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 21 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 22 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 23 ) 訓練により 合成 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 24 )
パンくず を買いました。(- 0 PS)
パンくず を どうしようもない物体 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました! パンくず を どうしようもない物体 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました! パンくず を どうしようもない物体 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
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「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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![]() | Data (第77回 第79回) |
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ENo.251 偽葉のスライム |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] 溶けるモノ |
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