レレム(1982)「手も足もでませんでしたね…。」
(1982)（…。）

【つぶやき】

妖精の名を呼ぶと、風ひとつ鳴くことなく無音のままにそれが現れた。
体中に抱えた目玉がぼろぼろと転がり落ちては、溶ける様に地に染み込んでいく。
濃いマナから解放され、もはや残骸と化したそれは動く度に形を崩す。カタカタと笑うように揺れる。
どうしてこれが、かつての妖精だと思えたのかは定かではない。

カトリ「……。
(黙ったまま、わずかに残ったそれを切り刻んでいく。
腐ったような泥状のそれを丁寧に埋めると、妖精の輪を後にした)」

土の下からの声「気狂いになる気もない気狂いになる気狂い」

――妖精だったそれは誰かの言葉を借りてばかりいる。

笑い鳥(1812)からのメッセージ：
笑い鳥「（服越しに背を掻いて）本物の鞭だけは勘弁願いたいが……
別に四六時中、盗み聞きされてるわけじゃないからな。
だが人に聞かせるにはつまらない話だ。程々にしておこう。」

笑い鳥「何を不安がってる。変わることがそんなに恐いのか？」

笑い鳥「泣くも笑うも、伝わってこなきゃただの能面に過ぎないぜ。
最初の頃は本当に鬼の子かと思ったぐらいだ。
まあ、照れと憮然はちょいちょい漏れ出ていたけどな。（思い出したのか、くっくと肩を震わせ）」

笑い鳥「お互いに確認しておくべき事？そうだな……（腕を組んで考え）
冒険が終わったら如何するかぐらいは見定めておきたいな。
意地でも生きて島を出てやろうって気にもなる。お前は故郷に帰って、仮面を返しに行くのか？」

笑い鳥「あと、前にコインを預けただろう。あれお前にやるよ。
……途中からそのつもりでいた。
別に大切にしなくてもいいが、どうせ捨てるなら泉か物乞いの帽子にでも入れてやれ。」

笑い鳥「そう言えば、確認しておく事がもう一つあったな……だが……。」

笑い鳥「お前は確かに人間だったよ。これ以上訊ねて真偽を測るまでもない。
（宙を見るように面を上げる。無垢さを忘れた男の目には何も映らない）
……だから、これから実行する俺の気まぐれも、きっと無意味に終わるだろうな。」

不意に剣を抜き、赤い汁が塗られた刃を
カタリナの脇の空間へ斬り上げるように縦に走らせる。
それが男にとって最後の確認だった。手ごたえは――――

レレム(1982)からのメッセージ：
エン「だよなぁ。羽目を外していいときも、まだまだお硬いというか…。
へぇ、俺は相変わらずだなーと思ったんだが、そう感じるのか。
ちょっと大人びた気がするんだけどな。…なぁ、一歳の差ってでかいと思うか？（真面目に問い）」

エン「お、貸してくれるのか？（慎重な手つきで手にとって、顔の前に）
…。これでよく戦えてたな。
お、そうなのか？心配しなくても、さすがに壊さないって。」

エン「んー、簡単に言えば、俺たちの故郷じゃヒトが魔法側と機械側に別れて争ってるんだ。
そして俺たちは魔法側。魔法を中心として自然と共に生活してる側だな。
だから戦闘は基本魔法頼み。弓とか扱ってないわけじゃないんだが…。」

エン「機械側のそれと比べると簡素な作りだ。
単純な力で比べると競り負けるんだよな。これが。」

エン「…結局のところ、なったヒトがどう思うか。これに尽きるよな。
戻れるもんじゃないだろうし。」

エン「個人差があるとして、その個人差が大きすぎるのが問題だよなー…。
結局、俺は風邪引きだし。（布団を軽くたたく…若干拗ねている様だ）」

エン「（にわかに鋭い目つきになり）
…違ったのか。なら、“それ”はなんだ？」

（現れた蛾らしきものを目で追いかけるエンの肩にとまり、静かに羽を揺らしている）

現在の体調は いい感じ！
大丈夫！いつも通りだね☆

武具に 愛し子のための鋏 を装備！
防具に 滑り布 を装備！
装飾に からっぽのロケット を装備！
自由に 字彫篭手 を装備！

技 フェークライン を修得しました！

技 絡みつく風 を忘却しました（GIFT+ 1 ）
技 ラトゥンエアー を忘却しました（GIFT+ 2 ）

加速装置 を買いました。(- 8000 PS)
加速装置 を買いました。(- 8000 PS)

【合言葉＆場所チェック】
　合言葉一致者なし！
単独行動！
パーティ名： 瑠璃ムスカリの妖精

【遺跡外でまったりしてます】
　HP/SP/持久が全回復しました！
　体調が"いい感じ"まで回復しました！
技回数が全て０になりました、技回数を振り直してください。

【成長】
能力CP が 104 増加！
戦闘CP が 102 増加！
生産CP が 18 増加！
上位CP が 77 増加！
NP が 1 増加！

・・・この島にいる全員だろうか、気がつくと島の中心部に集結していた。

カエダ 白いドレスを着た白い髪の少女。 水色の瞳はとてもとても薄く・・・

榊 黒髪に蒼い瞳、黒スーツ。細く鋭い目で怪しげな笑顔を頻繁に浮かべる。 整ったオールバックだが、中央の前髪がよく垂れる。少し嫌な顔をする。

　

　「・・・ごきげんよう皆さまッ！」

近くの高台から声がした。

　「・・・・・・そしてさようなら皆さまッ！！

　　これからこの島の一斉水洗いクリーニングを行ないたいと思いますッ！！

　　少々悪い虫に食われているようでして、ゴキジェートだけでは物足りないので

　　バルサーンをするといった具合ですなッ！！

　　そしてこの島は再び生まれ変わり、正式にこの世界の機能の一部となるのですッ！！

　　・・・いや、そうなるでしょう！

　　天国か地獄かパラダイスか、それはこのおてんば娘カエダさんの調教次第ではございますが、

　　またお会いできることを心より期待しておりますので、

　　貴方達が過去の存在となった際にはぜひこの島にお越しくださいませッ！！

　　・・・ヒヒッ！」

両手を広げ、天を仰ぐ。

　「それでは皆さま・・・・・・」

スーツの胸元から本を取り出し、栞を抜き取り別のページに差し込んだ。

すると、突然その場にいるほぼ全員が無理のない範囲で水着姿になった！

ちょうどいい感じのナイスな浮輪も装着されている！

　「しばしの間、流れるプールをご堪能くださいませッ！！」

島の南部からものすごい勢いで波が押し寄せてきたッ！！

榊とカエダを除いた全員が波に乗り、どんぷらこどんぶらこ北へ北へと流され・・・

島はまるで海底へと逃げるかのようにどんどん沈み、姿を消していく・・・

島が沈み切った頃に、声が聞こえた。

　「皆様には本当に悪いことをしてしまいました・・・・・・しかし感謝していますよ。いつかまた会った際にはVIP待遇とさせていただきましょう。・・・・・・さて娘さん！調教の準備をしましょうかねぇッ！まずは私と結婚し居を構え生活を共にするところからですッ！！大丈夫です、母上の許可はいただいております・・・・・・こんなに真摯で紳士な男性はいないと大絶賛ッ！"言葉通り"未来を捧げる覚悟があるのならこの島の遺跡ごと委ねるとッ！！これぞまさにパラダイスッ！！私と共に成長し、幸せな遺跡を築・・・いや、幸せな家庭を築くとしましょうッ！！・・・自信がない？ご安心くださいッ！！この榊、遺跡以外には殆ど興味がないですので浮気の心配もございませんッ！！世の中うまいようにできているのですねぇ！ブラボォォーッ！！！さて、それではまずハ・・・・・・」