各種宣言を行なう >> |
探索76日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「薬品作製」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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「――ここか。」 ようやくたどり着いた。 目撃情報だけを頼りに辿ってきたものだから、随分と時間が経ってしまったようだ。 最後に聞いた情報だと、どうやらこの島を目指して出立したらしい。 思っていたよりは小さな島だった。 この島でまたアイツの情報を集めねばなるまい。 ――まったく世話のかかる奴だ。 アイツはいつもそうだった。 幼い頃からいつも外の世界に行ってみたいだの言っては周囲を困らせていた。 周りの大人達が口を揃えて否を告げ、如何に外が恐ろしいところかを話して聞かせるのだが、その度にアイツは剥れた顔をしていた。 周囲の監視もあったせいだろうか、成長するにつれ、いつしかそんな態度もなりを潜めて過ごしていたが――胸の内にはずっと外に対する憧れがあったのだろう。 そして何より――アイツを助けた人間。 アイツはその人間に憧れ、惹かれたのか、いつかその人を探し出して一緒に旅をするのだと、前に一度だけ明かしてくれた。 その時俺はアイツに頑張れ、と応援してやった。 俺もアイツほどではないとはいえ、外から隔絶した俺達の故郷は、いつかは外の世界と接点を持つべきだと考えていたからだ。 それにアイツの――弟の夢を壊すのが忍びなかったから。 だから、まだ「真実」を告げるべき時ではない、弟がもう少し大人になってからで良いだろう――そんな安易な気持ちで答えてしまった。 今にして思えばきっとそれは間違いだったのだろう。 隊商が迷い込んできた次の日、弟は故郷から姿を消した。 おそらく機会を窺っていたのだろう、里の誰も気づくことなく弟は「恩人」を探しに外へと旅立った。 この世に居るはずの無い、「恩人」を―― こんなことなら早めに教えておくべきだったのかもしれない。そう思っても今となっては後の祭りだ。 それよりも行動に移ったほうがいいだろう。 道行く人に聞いて弟の情報を集める。 「――ッ!?」 それは市場で数人に声をかけて空振り、次に声をかけようした時だった。 目に入ったのは、市場にやってきた熊の――人形? その人形が引きずっている、何処かでみたことのある鞄。 あれは――弟が持っていた物と同じ物だ。 偶々同じ鞄をその人形が持っているだけなのかもしれない。 しかし――俺には半ば確信めいた思いで熊の人形に声をかけた。 「突然ですまないが、その鞄を見せていただいてもよろしいだろうか?」 人形は突然声を掛けられてビックリしているように見えたが、おずおずと鞄を差し出してきた。 渡された鞄をひとしきり眺めて人形に返しつつ問いかける。 「この鞄をどこで?」 人形は一瞬動きが止まったように見えたが、すぐに鞄から取り出したボードに文字を書き始めた。どうやら喋れないらしい。 『この かばん は あるじ の もの です』 「――主?」 弟は人形を操って使役するような魔力は持っていないし、そもそも故郷においてはこの人形を見たことが無い。 だが、主というのはもしや――。 「俺はとある人物を探しているんだが、もしやその主というのは白いコボルト族ではないだろうか?名は――テトラ。合っているだろうか?」 俺の言葉に人形はコクリと頷く。 やはりそうか。 「俺はアイツの血縁でな。アイツは今何処にいる?」 その言葉に今度こそ人形の動きが止まる。 躊躇いがちにボードに書かれた文字を見て、俺は凍りついた。 『あるじ は なくなりました』 なくなった――死んだ?アイツが? 「――冗談だろう?」 それだけ言うのが精一杯だった。 しかし、人形は左右に首を振ると、再びボードに書き出した。 弟は「恩人」が既に亡くなっていた事を知ったらしい事。 そして、心身共にこの島に溢れるマナという物質に蝕まれていた事。 「恩人」をこの島の宝で甦らせようとしていた事。 しかし、主の娘とやらの言葉から、どうやらこの島の宝とはそういった簡単な話で済ませられる物ではないと判明した事。 そして――マナに完全に蝕まれ魔物と化し、過去に囚われ、そこで――死んだという事。 人形が綴る言葉は、俺の精神を容赦なく切り刻んで影を落す。 ――やはり、間違っていたのだ。 あの時に「真実」を知らせていれば、こんな事にならなかったかもしれない。 そもそも、「あの時」に弟は一度死んだのだ。 外の世界と交わるべきではなかったのか―― 胸にぽっかりと穴が開いたように、心が空虚で満たされる。 茫然とする俺に人形は何を思ったのか、鞄からあるものを取り出し、俺に渡してきた。 血痕のついたそれは―― 「……これは――日記?」 パラパラと頁を捲ると、見覚えのある筆跡で文字が綴られていた。 書かれている内容は取り留めの無いものが大半であり――後半に差し掛かるにつれ、精神を蝕んだというマナの影響だろうか、やや狂気を帯びた面も見られたが――それでも―― 「……。」 短く嘆息して日記を閉じる。 外の世界について綴る時の弟の言葉は、心から楽しんでいるようであった。 ――あの時の俺の行動は確かに間違いだったのかもしれない。 だが、弟は実際に自ら触れることが叶った外の世界が本当に好きだったのだ。 日記から弟の気持ちを改めて知った事で、ある想いが俺の中に生まれた。 弟は志半ばでこの世を去った。 まだ見ぬ世界も山ほどあっただろう。 ならば 弟の想いを俺が継ぎ 弟が惹かれた外の世界を、 俺がこの目で見て、感じるのも 悪くは 無い。 弟を探す間に触れた世界は、短期間ながら新鮮であった。 良い事も悪い事もあったが、その経験が切欠となり俺自身も外の世界により興味を持ったのも事実。 弟の行動は結果として俺にも変化を与えたのだ。 ――そろそろ故郷も変わっていく時期なのかもしれない。 変化をもたらすのは、きっと一筋縄ではいかないだろう。 その為にも、俺自身外の世界の見識をより広めておくべきだ。 そして願わくは、この先弟のような考えを持つ者が現れた場合、縛り付けるのではなく、その助けとなれば―― 「――すまない、ありがとう。」 人形に日記を返そうとすると、人形は左右に首を振り、今度は鞄ごと差し出した。どうやら俺が持っているべきだということらしい。 鞄を受け取ると、人形は俺の服を引っ張ってきた。 何事かと聞くと、どうやら弟の仲間に会わせたいらしい。 弟の仲間か…。アイツの事だから色々迷惑をかけたに違いない。 旅を始める前に、少し回り道をしようと思う。 弟が世話になった恩を返す、回り道。 アイツの兄として、せめてそのくらいの事はしておきたい。 そう考えたところで、俺は思わず苦笑した。 腐っても兄弟ということか。「恩人」に恩返ししようと家出までするような弟に少し影響されすぎたのかもしれない。 一体どのような人物なのかを想像しつつ、人形に手を引かれて俺は市場を後にした。
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | ケモノっぽい人の集まり |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | NANDEMO許可! |
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![]() | レンタル宣言 |
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![]() | Main |
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キャラクターの名前が変わりました!
ジェスター に技回数を 3 振り分けました!
猛き狼の咆哮 を別の所に持ってみました。
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 敏捷 が 40 上昇しました!(能力CP - 95 ) 訓練により 敏捷 が 40 上昇しました!(能力CP - 99 ) 訓練により 器用 が 44 上昇しました!(能力CP - 99 ) 訓練により 器用 が 45 上昇しました!(能力CP - 103 ) 訓練により 短剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 33 ) 訓練により 短剣 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 34 ) 訓練により 吹矢 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 33 ) 訓練により 吹矢 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 34 )
スヴェルナとシク(2082)から 2000 PS 受け取りました。
赤眼の魔女ウィウィっち(1060)に 1000 PS 渡しました。
赤眼の魔女ウィウィっち(1060)から 豊穣石 を受け取りました。
加速装置 を買いました。(- 8000 PS)
GREAT保存食 を料理し、 鮎の塩焼き をつくりました。 スヴェルナとシク(2082)の所持する 贅沢な保存食 を料理し、 冷たい茶と麺麭 をつくりました。
豊穣石 から 豊穣の恵み を作製しました。 B1F S-4 魔法陣〔永遠の天井〕 に移動しました!
S-5 に隠し通路を発見!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
みっちー(1013)の声が届いた:![]()
靖邦(1016)の声が届いた:
ヒナ(1035)の声が届いた:
レルス(1090)の声が届いた:
サボタージュな閻魔様まーくん(1095)の声が届いた:
マッスル親指(1107)の声が届いた:
兄(1389)の声が届いた:
藤九郎(1415)の声が届いた:
彩乃(1947)の声が届いた:
ちっちゃな妖精リン(1959)の声が届いた:
星見ザリス(2312)の声が届いた:
アリッサ(47)の声が届いた:
観測者(157)の声が届いた:
シメジーノ(383)の声が届いた:
綾音(416)の声が届いた:
みる(419)の声が届いた:
フェイテル(501)の声が届いた:
歌の皇妃マリナ(541)の声が届いた:
ラモン(795)の声が届いた:
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![]() 遺跡外 に強制移動! ・・・この島にいる全員だろうか、気がつくと島の中心部に集結していた。
「・・・ごきげんよう皆さまッ!」 近くの高台から声がした。 「・・・・・・そしてさようなら皆さまッ!! これからこの島の一斉水洗いクリーニングを行ないたいと思いますッ!! 少々悪い虫に食われているようでして、ゴキジェートだけでは物足りないので バルサーンをするといった具合ですなッ!! そしてこの島は再び生まれ変わり、正式にこの世界の機能の一部となるのですッ!! ・・・いや、そうなるでしょう! 天国か地獄かパラダイスか、それはこのおてんば娘カエダさんの調教次第ではございますが、 またお会いできることを心より期待しておりますので、 貴方達が過去の存在となった際にはぜひこの島にお越しくださいませッ!! ・・・ヒヒッ!」 両手を広げ、天を仰ぐ。
「それでは皆さま・・・・・・」 スーツの胸元から本を取り出し、栞を抜き取り別のページに差し込んだ。
すると、突然その場にいるほぼ全員が無理のない範囲で水着姿になった! ちょうどいい感じのナイスな浮輪も装着されている!
「しばしの間、流れるプールをご堪能くださいませッ!!」
島の南部からものすごい勢いで波が押し寄せてきたッ!! 榊とカエダを除いた全員が波に乗り、どんぷらこどんぶらこ北へ北へと流され・・・
島はまるで海底へと逃げるかのようにどんどん沈み、姿を消していく・・・
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島が沈み切った頃に、声が聞こえた。
「皆様には本当に悪いことをしてしまいました・・・・・・しかし感謝していますよ。いつかまた会った際にはVIP待遇とさせていただきましょう。・・・・・・さて娘さん!調教の準備をしましょうかねぇッ!まずは私と結婚し居を構え生活を共にするところからですッ!!大丈夫です、母上の許可はいただいております・・・・・・こんなに真摯で紳士な男性はいないと大絶賛ッ!"言葉通り"未来を捧げる覚悟があるのならこの島の遺跡ごと委ねるとッ!!これぞまさにパラダイスッ!!私と共に成長し、幸せな遺跡を築・・・いや、幸せな家庭を築くとしましょうッ!!・・・自信がない?ご安心くださいッ!!この榊、遺跡以外には殆ど興味がないですので浮気の心配もございませんッ!!世の中うまいようにできているのですねぇ!ブラボォォーッ!!!さて、それではまずハ・・・・・・」
流され流され・・・・・・
北方にようやく大陸が見えてきた。
南にはさんさんと輝く太陽、青く広い海・・・・・・
次回の第78回更新が False Island の最終更新となります。 「魔方陣に移動」は無効となります。
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![]() | Data (第76回 第78回) |
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ENo.2166 トライ・ポッド |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] 胡麻 |
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