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探索2日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
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「つまり、路銀がもうないわけなのさ」 「まぁ、全然飾りが売れませんものね……」 私の目の前で、パンダと黒猫のパペットががっくりとうなだれた。 私の手についているはずのそれは、まるでそれ自体が意思を持っているかのように動いている。 もちろん私の手が動かしている感触はあるのだけれど。それでも私が動かしているという意識はあまりない。彼らの声だって私が声帯を震わせて紡いでいるのに、それも特別意識することではなかった。 「だからこんな地味な装飾じゃだめだって言ったのに」 「そんなことはないですよ。むしろ派手すぎるくらいです。この曲線なんか大げさに広がっているせいで全体のバランスがムチャクチャなんですよ」 「いや、それはむしろそこに合わせて大胆にカットを効かせてさぁ」 何時の頃からか、私はこうやって、現実に対してひとつ膜を隔てたこちら側に住んでいるような錯覚を感じていた。 向こう側のことは全部彼らが決めてくれる。私にとって一番良い結果になるように、二人で相談して決めてくれる。 ちょっといつだって前のめりなコウと、ちょっぴり消極的なリト。二人が二人とも極端なことを言いながら、徐々に落としどころを決めてくれる。 だから、それに従えば大きな失敗をすることはない。 「それはともかく!」 コウがちっちゃな手を振り上げて宣言する。 「どっちにしろお金を稼がないといけないんだよ」 「でも、食べ物はただで手に入りますよ?」 「何言ってるの。リトは琴莉がなんでここに来たのか忘れたの?」 「まさか。……装飾作りの修行のため、でしょう?」 「そうだよ。いろんな場所からいろんな人が集まってくる。そんな場所なら琴莉の作るまじないの込められた装飾が売れる確率だって高い」 「現実は一つも売れていませんけれど」 「それは、まあ、琴莉が未熟者だからだよね」 少しだけ、ちくんと胸が痛む。 それは確かにそうなのかも知れないけれど。 「まあでも過ぎたことは仕方ないんだよ。……何の話だったっけ?」 「何でお金を稼がないといけないのか、です」 「そうそうそれそれ。何でかって言うとね。物を作るのにはお金がかかるから。簡単でしょ」 「……うーん。まあ、そうかも知れないですけれど。で、どうやって稼ぐんですか?」 「そんなの、一つしかないじゃない」 自信満々にコウ指さす先には、ぽっかりと口を開けている、遺跡の入り口があった。 ここにきた人はほとんどがそこに潜っていく。中には宝玉とやらがあるとあの手紙には書いてあったけれど、今まで私は気にも留めていなかった。 「あの中に潜って、中で稼ぐんだよ。あそこから出てきた人がたくさんお金を持ってるの、見てるでしょ?」 「……あの中、に?」 心配そうに眉をひそめるリト。 「あの中には凶暴な動物がいるという話です。危険ではないですか?」 「でも他に方法はないよ。それともリトはここでのんびり草でも食べながらぼうっと過ごしてる方がいいの? 違うよね?」 「それはそうですけれど……」 「それにさ。もしかしたらあの中を調べてるうちに、財宝なんか見つけちゃうかも」 「コウ」 コウの含み笑いを断ち切って、リトが冷たく言う。 「それは蛇足でしょう。自分でもそう言っていたではないですか」 「うん、まぁ、ね。それは否定できないか。ちぇ」 そっぽを向いて毒づいてから、コウはくるりと振り返った。 「で、リトも納得した?」 「そうですね。……危険な振る舞いは慎むのであれば、仕方ないでしょう。確かにお金がないのは問題です」 「だよね。そうと決まれば早速」 「どこに行く気ですか。今日はもう遅いのですから、休んで明日からにしましょう。危険な場所に行くのですから相応の準備はするべきです」 「……はいはい。わっかりましたよ。じゃ、戻ろう。琴莉?」 呼びかけられて私は宿へと歩を進める。現実から切り離されたような私でも、身体を動かすくらいは出来るのだ。不思議なことに。 けれどそれが事実なのだから仕方がない。少しだけ周囲の奇異の視線を感じながら、私は足早に歩いていく。 普通の人から見れば私は頭のおかしい人間と見られるのだろう。けれど私にとってはこれが最良なのだから、何も間違ってなどいない。 ……自分ひとりの判断で何かをして、痛い目に遭うなんてことは、もう、したくない。 ああ、今日はお金がないから装飾が作れないのだ。 装飾を作っている間だけは、自分が生きていると思える。自分が何かをすることが出来る、と感じることが出来る。 ……そのためにも、明日から、頑張ろう。 そんなことを思いながら、私は宿へと戻っていった。
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | 大地の民(地霊コミュ) |
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![]() | 文章が好きなんです、下手だけど |
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マジックミサイル に技回数を 8 振り分けました!
パンくず を食べました。
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訓練により 体格 が 8 上昇しました!(能力CP - 5 ) 訓練により 体格 が 8 上昇しました!(能力CP - 5 ) 訓練により 魅力 が 13 上昇しました!(能力CP - 8 ) 訓練により 魔力 が 12 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 3 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 4 ) 合成 を新たに修得しました!(生産CP - 10 )
おいしい草 を買いました。(- 0 PS) B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
ティノ(51)の声が届いた:![]()
しょぼ(194)の声が届いた:
グリック(368)の声が届いた:
こおり(369)の声が届いた:
キルシェ(446)の声が届いた:
マリンセレス(507)の声が届いた:
セフィ(607)の声が届いた:
イリス(613)の声が届いた:
ロウヒ(620)の声が届いた:
藤花(626)の声が届いた:
くろ(717)の声が届いた:
ライン(773)の声が届いた:
りんこ(875)の声が届いた:
むらさき(1012)の声が届いた:
マリィ(1038)の声が届いた:
ライコ(1128)の声が届いた:
ネル(1277)の声が届いた:
アカ(1467)の声が届いた:
遊馬(1473)の声が届いた:
シャルロッタ(1642)の声が届いた:
リュシカ(1667)の声が届いた:
Jr.(1753)の声が届いた:
ダナス(1846)の声が届いた:
アルフ(1979)の声が届いた:
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「うぅ〜・・・こっち来ないでー!」 子供が歩行雑草に追われている。 子供は本を大事そうに抱えて太い木に隠れて震えている。 「・・・モッサァ?」 歩行雑草がこちらに気付いた。 「モッサァァァァァァァッ!!」 邪魔者と判断したらしく、こちらに向かって突撃してきた! (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にB-21に強制移動)
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B1F B-20 / 平原
イベント戦が発生!
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![]() | Data (第6回 第8回) |
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ENo.1982 琴莉 奏 |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] み。 |
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