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探索30日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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遺跡外の外れにある小さな浜辺を、俺は一人で歩いていた。裸足になって波打ち際をう ろうろする。透明な薄い膜のような水が寄せては返した。足に触れる水はまだ少しひんや りとしているが、それでも少し前の時期に比べれば格段に温かくなっていた。 初夏だ、と思う。 俺がうろついている浜辺は暑くて、俺は上着も脱いでいるのにうっすら汗ばんでいる。 そう、俺は今、汗をかいている。生きているから。 昨晩のハイダラの言葉で、俺の精神は大分落ち着いてきていた。恐怖がなくなったとは 言い難いが、あれがグラーシャに対する感情ではないことを自覚させてもらえただけでも ありがたかった。 その一方で「何がこんなに恐ろしいのか」という別の問題に直面することになり、今は とにかく考えてみなければならないので、こうして一人、散歩とも徘徊ともつかない行動 をとっている。 とは言え、恐怖の源をすぐに覗き込めるはずもなく、俺の思考はどんどん脇道に外れて いく。 例えば――俺の元々いた世界での死者について、とか。 俺の世界ではいわゆる「死者の国」があると言われていた。死んだ人間は冥府の門を通 ってそこに行くのだという。ただ、どんなところかはてんで分からなかった。死霊術士と 呼ばれる連中がいるにはいたが、彼らにとって死者の国との連絡手段は商売道具であった ので、あまり話したがらなかった。それに彼らに出来るのは死者をほんの少しだけ呼び出 して操ることだけで、死者蘇生というには程遠いものだった。 けれど皆、死んだ後にあると言われる世界の事を信じている。場所によっては「生きている死体」や「吸血鬼」な んかの「死者」の範疇に入る連中がうろうろしていたから(下級の奴なら俺も戦った事が ある)、死者の国の存在は割と抵抗なく受け入れられていた。 俺もそうだった。 そうでなくなったのは、グラーシャが死んでからだ。 どうしたら彼女に会えるかという事を考える際に、死者の国は避けては通れない話だっ た。知り合いのつてを頼って何人かの死霊術士や霊媒士といった連中に彼女を呼び出して くれと頼んだが、どれも上手くいかなかったり、術者自体がただの詐欺師だったりした。 そうするうちに、俺は、死者の国の存在を疑うまでではなかったが、少なくとも死霊術 というものに対しては懐疑的な見方をするようになった。 どうやら死者の国はある「らしい」が、それは俺達生者にとってはどうやっても生きた まま立ち入ることは許されない場所であるようだ。となると、彼女に会うために残された 手段は一つだけ――俺も死んで死者の国に行く他ない。 結局のところ、あの事故で死者の国に足を突っ込みかけた俺はそこの冷たさに自分から 飛び込む気には到底なれなかったので、自殺はせずに、しかし完全に立ち直ることも諦め て、腐りながら先が長そうな人生を消費していこうとした。いつかは「その時」が来て、 俺は彼女がいるであろう死者の国に行く。それを待っていた。 だから、この島に飛ばされた時、楽しむ反面で焦ってもいたのだ。 ここで万一俺が死んでしまったら、俺は「あちらの世界の死者の国」に行けるのだろう か? もしそうでなかったら、俺は永遠にグラーシャに会う機会を失ってしまう。それは どうしても嫌だった。 だから何とか元の世界に帰る手段を見つけようとした。帰りたい理由を説明するのはな かなか大変そうだったから(特に先生に知られるのは面倒だ)、なるべく自分の力でやろ うとした。 それが今、分からなくなっている。 彼女はどうも、俺の側にいるらしい。となると、死者の国には行っていなかった事にな る。 そう言えば死霊術士の一人がこんな事を言っていた気がする。「死者の国にそれらしい 魂はいなかった。もしかしたら既に生まれ変わっているのかもしれないし、まだ死者の国 にたどり着いていないのかもしれない」と。 俺はそのどちらも信じなかった。前者なら、俺が向こうに行っても彼女には会えない事 になってしまうし、後者であれば彼女はこっちに未練を残してさ迷っていることになる。 そのどちらも嫌だった。だから俺は死霊術士の言葉を信じなかった。 今は、彼の言葉が正しかったのだろうと思える。 彼女は本当に死者の国にはいなかったのだ。――俺の側にいたのだから。 (……どうしたもんかな) 波を蹴り上げて溜息を吐く。 この島から帰還するための最大の理由を見失ってしまった。かと言って、今俺が生きた まま彼女に会う方法は見つかっていないし、覚悟もない。 そしてこんな状態で、島に満ちるマナの影響(或いは狂気)から逃げ切れるのか、とい う別の不安もある。 「道を示す」能力だと解釈していた澪標は、今は何も示してはいない。 俺の貧弱な意識は気を抜くと、すぐに目先の事ばかり考えてしまう。 (……本当に、どうしたもんか) もう一度、声に出さずに呟いて、俺は目を伏せた。
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![]() | Message |
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【パーティメッセージ】![]()
こまねぇ(1222)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | レンタル宣言 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | もちぶ |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 杖・物魔愛好連合 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | Main |
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ブランシュ(440)からの生産行動を許可しました。 さっちん(1223)からの生産行動を許可しました。
ボロウライフ に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.3 山査子 を捨てました。
現在の体調は いい感じ!
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訓練により 魔力 が 31 上昇しました!(能力CP - 39 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 2 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 3 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 4 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 5 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 6 ) 訓練により 雨露霜雪 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 7 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 19 )
普通の保存食 を買いました。(- 150 PS)
藍鉄鉱 を ただの石 に合成し、 どうしようもない物体 に変化させました! 普通の保存食 を 普通の保存食 に合成し、 プニプニ枝 に変化させました!
ブランシュ(440)に、 プニプニ枝 から ぷにぷにした肩掛け という 防具 を作製してもらいました。(- 130 PS)
さっちん(1223)に、 どうしようもない物体 から 燐光する柱状結晶 という 魔石 を作製してもらいました。(- 10 PS) B1F R-15 魔法陣〔落書きの壁〕 に移動しました!
S-15 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
観測者(157)の声が届いた:![]()
かがみ(269)の声が届いた:
闇(481)の声が届いた:
樹羅(842)の声が届いた:
鷹追い(1015)の声が届いた:
クー(1113)の声が届いた:
トーマス(1217)の声が届いた:
ティア(1646)の声が届いた:
まりもや(1706)の声が届いた:
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ベルクレアと思われる集団が待ち構えている。 「・・・・・・ハハッ!来やがった来やがった!待ちくたびれたぜッ!!」 「14隊は突破されましたか・・・・・・あの状態では仕方ありませんね。」 「楽しみがまわってくるなら大歓迎じゃねぇか、エキュオスちゃん?」 「ギル・・・・・・何度も言うように、私はエキュオスではありません。シズクリアスプリズムという長ったらしい名があり、呼称はシズクという呼びやすい名を推奨しています。如何でしょうか?」 「エキュオス蔓延るエルタ出身の得体の知れない奴が何を言っても無駄無駄無駄。黙って俺の役に立ってくれればいいんだよ。」 「・・・・・・そうですか。では、使命を果たしましょう。」 「我らベルクレア第15隊!魔王エリエスヴィエラの守護のもと、いざ参るッ!・・・ってかぁ?ハハッ!隊長の半分が消えてるってぇのに探索より足止め優先たぁ騎士団長様は余裕なもんだねぇ?」 「・・・・・・。・・・いきますよ。」 「はいはい。敵さんは全力出せよぉ?・・・でないと、一瞬で終わっちまうからなぁぁッ!!」 (この戦闘に勝利できなかった場合、戦闘終了時にS-12に強制移動)
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![]() | Next Battle |
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B1F S-11 / 平原
イベント戦が発生!
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![]() | Data (第29回 第31回) |
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ENo.1301 レンジィ=ア=イーオ |
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ENo.1457 ハイダラ ![]() ![]() |
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[PL] しのだ |
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