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探索14日目 基本行動の宣言を確認しました。
「取引行動」の宣言を確認しました。 |
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自分の血がキライだった。 私の中に流れているそれ。 不自然なほどに赤いそれ。 恐い人が狙ったそれ。 大キライ。 一滴だって、いらなかった。 だから私は、自分の身体からそれが流れ出るとき。 痛くて痛くて泣いてしまうのに、なぜか。 なぜだか、いつも、とても満ち足りた気持ちになった。 まるで、ささやかな反抗を行っているようで――。 ・ ”Initiation And Termination” 1 The bell which tells an opening. ・ 「しっかしアンタら……」 イザベルは店の真ん中に立って首を振った。 「ホンットに客来ないのね、この店」 「う゛……」 カウンターで数種類のハーブを扱っていたソフィアは、泣き出しそうな顔でイザベルを見た。 「ジョークかと思ってたんだけど、マジに一人も来ないし。ダメダメねえ」 「アンタが来る前まではそれなりに客足はあったのよっ……つまりつまりアンタのせいなんじゃないのっ? いやそうじゃないと説明付かないわよこれは、っていうかぶっちゃけもう何でもいいからアンタに全責任をなすり付けたいっ」 フィロはカウンターの籠の中で、ぶんぶんと耳を振った。客が全く来ないので、声量はかなり大きい。 「あたしのせいにするな。まるであたしがこの店を呪ってるみたいじゃんか」 「あ〜そうかもそうかもっていうかそうでしょ、あえて何も言わないであげるから慰謝料を置いて出て行ってそして二度と来るなっ」 「あ、はは……」 魔女の店に呪い。笑えない冗談だ。 それにしても、とソフィアは少し首を傾げる。 「アンタそれが恩人に対する言葉? もっと敬いなさいよ恩人を。半ベソかいて助けを求めてきたくせに」 「自分が借りはいらないって言ったじゃないのよっ、せっかくせっかくちょっと尊敬してあげよ〜としたフィロを無碍にしてさ〜っ」 それにしても、この二人はどうしてこんなに似ているんだろう? 口うるさいところはそっくりだ。 ――と。 突然、けたたましい電話のコール音が鳴り響いた。 ビクッ! と震えるソフィア。そして、数歩離れた壁にかけられている電話を見る。 「ビビッってないでさっさとさっさと出なさいよこの小動物っ」 フィロの罵声が飛ぶ。ヒートアップしているせいで容赦がない。 「しょ、小動物って……」 「いや小動物はアンタじゃん。ウサ子。それって自分の動物としての尊厳を貶める発言じゃない? 動物じゃないけど」 イザベルはあきれた様子でそう言い、ソフィアに向かっててをひらひらと振った。早く電話に出なさい、ということなんだろう。 (電話、苦手なんだけどなー……) 電話をどうにも好きになれないソフィア。 曰く、「なんだか耳が悪くなりそう」。 だがそうも言っていられず、電話はジリジリジリジリ音を立て続ける。その自己主張を蔑ろにするほうが、苦手といえば苦手だ。 そうっと電話まで歩き、受話器を取った。 「……もしもし、Sunny Placeです」 『よー。元気してっかー?』 瞬間、ドクン、と心臓が跳ねた。 「え…………あ……?」 言葉が出てこない。 なぜなら、 受話器から聞こえたその声は、 『約束は契約。契約は誓い。誓いは、絆』 ずっと昔に聞いた、大切な、解放してくれた人の、声だったから。 「…………アイン、さん……?」 小さく小さく、呟く。 電話の向こうで、笑ったのが分かった。 『あー。久しぶりだな』 相変わらず、の。 それは軽く軽く軽薄で、でもとても温かい声だった。 その声を聞いて、 ソフィアの中で、 『こっちのゴタゴタがようやく片付いてよー。どうしてるかと思って電話したん――』 カッと怒りが燃え上がった。 「ばかっ!!」 ソフィアは怒鳴って、受話器を電話機本体に叩きつけた。 ガシャン! という音が大きく響く。 「「……??」」 口論まがいのお喋りを再開していたフィロとイザベルは言葉を止めて、驚いた様子でソフィアを見た。 ――怒鳴った? ――あのソフィアが? そんな感じだった。 ソフィアは、はあはあと肩で息をしながら、じっと電話を睨んでいる。 ――あのソフィアが。 「……ねえ、ウサ子」 イザベルはフィロに近寄り、ひそひそと囁きかける。 「ウサ子言うな――何よ?」 「相手、誰よ? カレシ?」 ぶっ!? とフィロは(空気を)吹き出す。 「あたしソフィアが怒ってるのなんて、初めて見たわよ?」 「フィロだってそう何度も何度も見てるわけじゃないわよっ」 でもカレシって。 「ソフィーにそんなのいるはずないじゃないの子供よ子供十二歳のオコチャマ〜っ、っていうかそもそもコイビトなんてムリぜったいムリあと十年はしないと恋とか愛とか分からないわよあの頭じゃっ」 ひそひそと、できる限りボリュームを下げて喋るフィロ。 恋とか愛なんて、頭で分かったりするものじゃないと思うけど。イザベルはそう思ったが、言わなかった。 「じゃあ誰よ?」 「……」 フィロは黙った。 ソフィアが感情を乱せる人物に心当たりはある。だがそれは、あり得ないような気がするのだ。 その人間は非日常の世界の住人であり、この穏やかな日常にはあまりにミスマッチに思えてしまうからだ。 「っていうかソフィーに直接聞けばいいじゃないよソフィーの話しなんだしさ」 誤魔化すようにイザベルに吐くフィロ。 「いやアンタ……」 イザベルはフィロからソフィアに目を移した。 「……」 じっと電話を睨み続けているその小さな魔女には、いつものあの温和な雰囲気は微塵もない。『私は今とても怒っています』という空気を隠そうともしていない。というよりも、自分の発している空気に気付いていないのかもしれない。 「……あれに話しかけろ、っていうのはなかなか残酷じゃない?」 普段おとなしい人間がキレると恐い、という言葉の証明が目の前にある。イザベルはそう思う。 「気にしないほうがいいわよ」 フィロは、ふん、と鼻息をつくような音を出した。 「自分が普通じゃないときに普通に話しかけてくれないような人間には逆に距離開けるわよソフィーはそういう人種だしさ〜っ」 「……? ふーん? 難儀な性格ね、子供なのに」 アンタも一応まだ子供でしょうが。という言葉をフィロは飲み込んだ。 しかし。 フィロは考える。 ソフィアの心を乱せる人間など、本当に数は少ない。だとすれば、相手は本当に……。 フィロがそんな風に考えていると、電話が再度鳴った。 今度はノータイムで取るソフィア。 「………………。もしもし」 声が棘々しい。 あー、ソフィアなのにこんな声出すんだ。 イザベルは妙なところで感心した。 そして。 「「……」」 フィロもイザベルも、気付けばじっと耳を傾けていた。 ・ 『お前なー、いきなり切るんじゃねーよ、ったく』 受話器から聞こえてくる声は、先ほどの非礼に対して怒っているようには聞こえなかった。 「…………」 でも自分は怒っているのです。――ええ、それはもう特大に。 だから、沈黙でそれを表現してみよう、と思う。 『もしもし? おい聞いてんのかもーしーもーしー?』 受話器から、おちょくるような声が聞こえる。 もちろん聞いているに決まっている。聞き逃すつもりなんて、少しも僅かも全くなかった。 『なんだよお前、怒鳴ったと思ったら今度は沈黙攻撃かよ』 その声は、ソフィアが、ずっと、 『まーったくお子さまめが。「お久しぶりですー(はあと)」とか言えねーワケ? 五年ぶりだぞ五年』 ずっと待っていた人の、声だから。 (でも、だからって許さない) 絶っ対に。 だからソフィアは口をぎゅうっと真一文字に引き結んで、聞くだけで何も言わない。 「……」 それでなくても――。 「「――!」」 フィロとイザベルは息を呑んだ。そして二人で顔を見合わせる。 ――それでなくても、口を開けば途端に泣き声が漏れてしまいそうだったから。 だからソフィアは口をぎゅうっと真一文字に引き結んで、さらにその口に左手を当ててぎゅうっと押さえる。 声を殺すことに精一杯で、涙までは気が回っていない。 「……」 フィロは黙ってカウンターの籠から出ると、イザベルの肩に飛び乗った。 「ちょっ? えっ?」 理解不能そうなイザベル。フィロは黙ったまま店の入り口を長い耳で指した。 ああ、そういうこと。 イザベルは納得したのか、そのまま踵を返して店を出た。 出るときに少し振り返って見ると、ソフィアは、確かに、 怒っていて、――――泣いていて、――――――嬉しそうに笑っていた。 ・ 「ほら! あれはやっぱりオトコでしょ!」 店から出た直後に、イザベルは叫んだ。 その声を聞いた通行人がイザベルのほうを見て、全員があっと驚いて注視ししていることにも彼女は気付かない。 フィロはフィロで、イザベルの肩で複雑な心境を抱えている。 「ま〜ま〜男っちゃ男だけど……」 女ではないわな。 というか、はっきりした。 アイツだ。 「……へえ。当然のように、心当たりあるんだ」 肩に乗っているフィロを掴んで顔の前に持ってくると、イザベルは凄んだ。 「だ・れ?」 「な、何で何で気付いたのさ?」 フィロはキツネを前にしたウサギのように震える。 「普通分かるって」 イザベルは奇妙な迫力で、フィロを睨む。 「で?」 誰なの? フィロは、あ〜、え〜っと〜っ、と目を泳がせて。 「知り合い」 ギチギチギチギチとフィロを持つ手に力を込めるイザベル。 「……自分の中身見たいんだ? ふーん」 「ぎゃ〜〜〜っ!!? ちょっとちょっとアンタやめぎゃ〜〜〜っ!!?」 「誰なの?」 「分かった分かった分かったからストップストップストップ〜〜!!」 イザベルは手の力を緩めた。 「カレシなんでしょ? 遠距離恋愛中か何かの」 普通に答えるのはかなりシャクなので、とぼけてやろうかとフィロはちらっと考えて、 「違う」 ……シルクは見たくないので止めた。 「父親みたいなヤツよ」 それが的確な表現でないことは分かっていたけれど、他に良い言い回しをフィロは思いつかなかった。
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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アイアンマン(1612)からの生産行動を許可しました。
のんびり休憩しました!
アイアンマン(1612)から ただの枝 を受け取りました。
アイアンマン(1612)に はじまりの新月 を渡そうとしましたが特殊アイテムなので無茶です。
パンくず を食べました。
武具に 重なる朔 を装備!
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通常戦開始!
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非接触フェイズ
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ソフィアは祝福されている! ソフィアの攻撃! ヘイスト!! ソフィアのWAITが減少! ソフィアのSPDが上昇! ヘイスト!! ソフィアのWAITが減少! ソフィアのSPDが上昇! サモン・ミニバンパイア!! ミニバンパイアを召喚! ![]() ソフィアのHPが521減少! サモン・リトルウィザード!! リトルウィザードを召喚! ![]() リトルウィザードの体力LV1 リトルウィザードのMSPが22上昇! リトルウィザードのSPが22増加! リトルウィザードの魔攻LV1 リトルウィザードのMATが上昇! ソフィアのSPが55減少! 歩行小岩の攻撃! ![]() ローリングアタック!!1 ミニバンパイアに241のダメージ! アイアンマンに132のダメージ!
歩行小岩のHPが116減少! 歩行小岩のWAITが増加! 歩行小岩に混乱を追加! 歩行小岩は混乱に抵抗! 歩行小岩に混乱を追加! アイアンマンは祝福されている! アイアンマンの攻撃! チャーム!! クリティカル! 歩行小岩に118のダメージ! 歩行小岩は魅了に抵抗! クリティカル! 歩行小岩に93のダメージ! 歩行小岩に魅了を追加! |
戦闘フェイズ TURN 1
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ソフィアの平穏LV1 ソフィアのSPが15回復! ソフィアは祝福されている! ソフィアの攻撃! ボロウライフ!! 歩行小岩に233のダメージ! ミニバンパイアのHPが76回復! ソフィアの追加行動! ボロウライフ!! 歩行小岩に225のダメージ! ミニバンパイアのHPが74回復! 歩行小岩は混乱によりSPに16のダメージ! 歩行小岩は魅了に耐えている! 歩行小岩の攻撃! ![]() パワフルタックル!!2 クリティカル! アイアンマンに160のダメージ! アイアンマンは混乱に抵抗! (歩行小岩の魅了の効果が消失) アイアンマンは祝福されている! アイアンマンは歩行小岩を魅了した! アイアンマンの攻撃! プランジ!! 歩行小岩に157のダメージ! 歩行小岩に147のダメージ! クリティカル! 歩行小岩に163のダメージ! かげちょろの治癒LV1 かげちょろのHPが24回復! かげちょろの攻撃! 歩行小岩に94のダメージ! ミニバンパイアの攻撃! 歩行小岩に100のダメージ! リトルウィザードの攻撃! ![]() リトルポーション!!3 アイアンマンのHPが80回復! アイアンマンのSPが10回復! |
戦闘フェイズ TURN 2
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歩行小岩は混乱によりSPに14のダメージ! 歩行小岩は魅了に耐えている! 歩行小岩はかげちょろを魅了した! 歩行小岩の攻撃! ミニバンパイアに136のダメージ! (歩行小岩の混乱の効果が消失) (歩行小岩の魅了の効果が消失) アイアンマンは祝福されている! アイアンマンは歩行小岩を魅了した! アイアンマンの攻撃! プランジ!! クリティカル! 歩行小岩に171のダメージ! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! クリティカル! 歩行小岩に243のダメージ! 歩行小岩に149のダメージ! ソフィアの平穏LV1 ソフィアのSPが15回復! ソフィアは祝福されている! ソフィアの攻撃! ボロウライフ!! 歩行小岩に226のダメージ! ミニバンパイアのHPが74回復! かげちょろの治癒LV1 かげちょろのHPが24回復! かげちょろは魅了に耐えている! かげちょろの攻撃! 歩行小岩は攻撃を回避! (かげちょろの魅了の効果が消失) ミニバンパイアの攻撃! ![]() 吸血!!1 歩行小岩に136のダメージ!
ミニバンパイアのHPが13回復! 歩行小岩のSPを11奪取! リトルウィザードの攻撃! 歩行小岩に99のダメージ! ![]() 歩行小岩が倒れた! |
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戦闘に勝利した!
PSを 90 獲得! エリア内を探索・・・
アイアンマン(1612)の 槍 の熟練LVが増加!( 15 → 16 ) |
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訓練により 魔力 が 28 上昇しました!(能力CP - 38 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 11 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 12 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 ) 訓練により 召喚 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 14 ) 投擲 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
質素な保存食 を料理実験し、 しっそな何か しっそしっそ をつくりました。 おいしい草 を料理実験し、 草のスープ? うん、そんな感じ をつくりました。
ただの石 を消費して 重なる朔 に効果付加実験しようとしましたが失敗しました。
P-21 に移動しました! |
![]() 壁に筆で書かれた派手な殴り書きがある。 俺等雑草の集会場
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P-18 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
おけら(672)の声が届いた:![]()
深雪(727)の声が届いた:
イヅナ(775)の声が届いた:
みーちゃん(1122)の声が届いた:
バジル(1130)の声が届いた:
ナハル(1349)の声が届いた:
ティーエ(1353)の声が届いた:
店員(1357)の声が届いた:
せり(1468)の声が届いた:
ントゥラス(1507)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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通常戦が発生!
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![]() | Data (第21回 第23回) |
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ENo.1622 Sophia. A. Kadmon |
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ENo.1612 アインクルス=アンキュール ![]() |
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[PL] magatama |
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