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探索11日目 基本行動の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「デュエル戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
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─十日目のあらすじ
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リュシが一喝すると展開された両手合わせて計十本の魂糸でランドウォーム目掛けて攻撃を繰り出す。 鋭く鋭度を上げられた十本の魂糸は波を立てる様に撓りながらランドウォームへに襲い掛かる。 しかし、リュシの攻撃をその巨体に似合わず機敏な動きであっさりとランドウォームは避けてしまう。
ドンッッ! ランドウォームが猛スピードで突進し、大きな衝突音と共に小さなリュシの身体がふわりと宙に舞う。 四〜五メートルくらい飛ばされ、衝撃で地面をごろごろと転がる。
激痛に顔が歪む。右手で痛む左腕を押させる…リュシの左腕が在らぬ方向へと曲がっていた。 衝突の時か地面に打ち付けられた時なのか、咄嗟に庇った左腕の骨が折れてしまったようだ。 その場で骨折の激痛に蹲るリュシ。そこへゆっくりとした動きでランドウォームが近づいてくる。
舌をべろりと出して口元には涎が垂れている。 まるでお預けされてる犬の様に”リュシ”という餌を食べたそうに待ち焦がれいていた。 初めは何とかなるだろうと思っていたリュシだが… 骨折した左腕とその光景を目の当たりにして、この島に来て初めて死の恐怖が感じる事となる。
額から大量の汗を浮かばせ、痛みに耐えながらもリュシは身体を起こす。 左腕を押えていた右手を伸ばして魂糸を展開し円を刻み始める。 魂糸の円から徐々に模様が浮かび上がり、それは魔法陣へと変わる。
円の魔法陣が黒光りし発動するとランドウォームが居る地面から影の様な手が複数現れ、ランドウォームの巨体に絡み付き動きを封じこめる。 身動きが取れなくなり、激しくもがくランドウォーム。 それを確認するやリュシはすぐにその場から緊急離脱…敗走を開始した。 動かない左腕を抱え、足を引きずりながらも先の通路へと駆け足で逃げる。 この狭く動き辛い通路さえ抜ければ身を潜める場所もある筈だ。 とにかく今はランドウォームに掛けたカースの効力が切れる前にここを抜けるしかない。 ──しかし…
ゴゴゴゴゴ…ズドォン!! 背後から聞こえる声と共に地面が激しく揺れ、通路の天井が崩れ落ちる。 ランドウォームの放ったアースブレイクによって先への通路が塞がれてしまった。
大きな気配と足音が聞こえ、すぐさま振り向く。 が、気が付くのが遅かった。 既にカースから逃れたランドウォームは、猛スピードでリュシの方へと向かっていき── ドンッッ!! 再び突進。猛スピードのままその巨体がリュシに再び衝突した。 その勢いは1tトラックが時速50キロで突っ込んでいくのと同等する。 そんな勢いの突進を真に受けて、普通の人間なら無事で済まないだろう。 吹き飛ばされたリュシは、崩れ落ちた天助の瓦礫に叩きつけられた。
小さく開いた口から呻き声が漏れる。…辛うじて生きているようだ。 しかし、叩き付けられた衝撃で軽く脳震盪を起こし意識が朦朧となっていた。 また瓦礫の尖った破片が脇腹に突き刺さり、酷く出血していた。
朦朧の意識の中で必死に身体を動かそうとするがピクリとも動かない。 全身の痛みのせいで脳が感覚を遮断したのか。全身の感覚が全く無かった。 あるのは腹部に何か焼ける様な感覚のみだった。
ずるずるとゆっくり近づいてくる死への恐怖。 赤く長い舌を垂らし、瓦礫に倒れるリュシの前へとやってくる。
べろりとリュシの顔を一舐めし、特有の多足の手でリュシの身体を掴み持ち上げる。 身体を持ち上げられる事で、深々と突き刺さっていた瓦礫の破片が引き抜かれて腹部から赤い鮮血が噴出した。 噴出した鮮血がランドウォームの顔に降りかかるが、全く気にする様子も無く舌で血を舐め取り大きく口を開いた。 そして…
ぱくんっ リュシの頭からぱくりと一口で飲み込む。 既に身体の自由が無いリュシは成す術も無く、ランドウォームの胃の中へと飲み込まれていく……。 …暗い闇の中。 ぬるりとした肉圧に押され呼吸は苦しく、鼻には酷い匂いが付く。 ──ここはランドウォームの胃の中。
じゅぅ…と辺りから何か音が聞こえてくる。 どうやら、胃酸による消化が始まったようだ。 聞こえた音はその消化による音。リュシの服が肌が胃酸によって溶かされ始めていた。
徐々に意識が遠のく。 周りは暗くて目で見えず感覚が無い身体では分からないが既に服は溶け、次は肉を消化しにかかっていた。 溶かされていく身体の音を聞きながら、リュシの意識も深い闇の中へと溶かされていった……。 ・・・・・・・・・・・・
── 十一日目現在。 遺跡外の広場の木に背凭れして、眠りから覚めた様なぼんやりした顔をして青い空を眺めていた。 服もしっかり残っていて深い傷も一切消えて無くなっている。 完璧な五体満足で生還していた。
そう。先ほどのアレはリュシが見ていた『夢』だったのだ。 実際の所、最初の突進でKOされた所を遺跡外へ強制送還されて無事だった。 突進も1tトラックの様な酷いものではなく、ダメージも軽症?で済んでいた。 何はともあれ、無事に生還できていてホッとしていたリュシ。
呟きながら手に取るは、初日に青年から貰った地図。 初日目ではただの地図だった筈が、今はグリッドで区分されてその中には数字が書かれていた。 これが一体何を表しているのか。 …それは今から数十分も前の事だ。 何か彼を追う為の手掛りが無い物かと遺跡外で探索していた時の事だった。 訪れた場所…『集まりの場-コミュニティサイト-』と呼ばれるこの場所は 冒険者達が独自に設立する『コミュニティ』と呼ばれる、俗に言うギルドやサークルの紹介や勧誘等を行ったり、冒険者同士で情報の交換からPT結成等までを盛んに行っている場所だ。 そこに立ち寄り、彼に関する事を調べていた時にこの地図…『魔法式探査地図-マジックソナーマップ-』の事を知ったのである。
このマジックソナーマップは、島に在中する冒険者の居場所を細かなグリッドで区分化し、区分化された場所位置で活動する冒険者の数を数字で表示してくれるという代物。 更に場所を指定する事で誰が何処に何をしているかすら確認する事が出来るカメラ機能付き。 オマケに遠距離でも会話も可能なウィスパー機能も付いてる超優れ物だ。 しかし、使い方によっては悪用…とまでは行かない。 これを悪用しようとすると制限がかかる為だ。世の中上手くできている。 そんな代物が既に手元にあったという…これぞ灯台下暗しというべきか。 初日目では数字も表示されずに気付かなかったという事もあり、まさに盲点。 このショックに、リュシは先ほどまで放心状態になっていたのだ。
気を取り直して、機能を理解したこの地図で彼の現在座標を調べ場所を特定する。 どうやら遺跡内の森林地帯で活動している模様。リュシが今まで向かっていた場所とは全くの逆方向だった。 それが分かると何やら複雑な気持ちを抱きながらも、颯爽と遺跡の入り口へ向かいテレポーターを起動させる。
今度こそとリュシは気合を入れ、テレポーターを動かし再び遺跡内へと消えた。
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【つぶやき】![]() 「ぎゃーす。私食べられてる。」 ![]() 「前回を引きずって少し前半ダークに後半ギャグに。」 ![]() 「これはひどいわ。」 ![]() 「自分でもひどいと思う。多ジャンルに手を出しすぎるとダメだね…。」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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フラッグ に技回数を 9 振り分けました! 下僕となれ に技回数を 4 振り分けました! ブロードカース に技回数を 3 振り分けました! ヘイトリッド に技回数を 3 振り分けました! クイックビート に技回数を 1 振り分けました!
おいしい草 を食べました。
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訓練により 魅力 が 22 上昇しました!(能力CP - 21 ) 訓練により 美学 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 13 ) 訓練により 鞭 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 10 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 13 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 8 ) 訓練により 高級装飾 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 9 ) 高級装飾 を訓練するにはCPが足りませんでした。
技 フェイスペイント を初修得しました!(上位CP+ 1 ) B1F D-25 魔法陣〔始まりの左足〕 に移動しました!
E-25 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | Next Battle |
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B1F I-25 / 山岳LV1
通常戦が発生!
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![]() | Data (第10回 第12回) |
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ENo.647 リュシフィールド |
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* 単独行動中 * ![]() |
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[PL] 澪 |
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