ENo.496 鈴生りんご

りんご大好きりんご先生。
若くして実績を残す稀代の工学者──であった。
彼女の住む世界で遡る事一年余。
大発明を為した後、突然のバカンスと称した南の島への旅から帰ってくるや、
鈴生りんごはそれまでとは打って変わり、あまり目立つ発表を行わなくなった。
南の孤島で知る事となった、彼女の知らない「魔法」と言う技術を知ってからというもの、
秘密裏に魔法と工学の融合を一人研究し続けてきた。

そして、ようやくの試作品。
かつての知己に教わった、時空の歪みを作り出す術を以って、この世界を訪れたのは偶然か、必然か──。

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身長は自称150cm、実測140cm（＋シークレットシューズ）
好きな食べ物はりんご、嫌いな食べ物は油の強いもの。
愛飲の煙草はバージ○アスリム。
趣味はプランター弄りと言葉遊び。
中学生どころか、小学生にすら見えるくらいの童顔が悩み。
冷静で大人な性格だけど、驚くとへにゅーと叫ぶ。
かつて訪れた島でへにゅ神さまの祝福をうけたらしく、へにゅー化なる謎のモードがあるとかないとか。

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○試作型・林檎ピット
見た目は常にりんご先生の周囲を飛び回る１０ｃｍ程度の大きさの林檎５個。
しかしその実、魔法と工学の技術の粋を集めて作られた立派な兵器で、かつてのRINGOと同様生体表皮は傷つけても再生したり、各種武器を内蔵していたりと何でもありな飛ぶ林檎である。
更にはそれぞれに製作者たるりんご先生を守る機能つき。全部を落とすと、本人には戦闘能力皆無のため、無条件に戦闘不能だとか。
かつての手動や、機械による操縦とは違い、呪文による操作が可能になったため、出来る事の幅はぐんと広がったらしい。
また、りんご先生自身の魔法による攻撃や補助まで可能になった模様。もっとも、空間に特殊な仕掛けを施したり、あまり正統派ではない攻撃魔法だったりと、一部の地味な魔法ばかりらしい。

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どうぞ、よろしくお願い致します。

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イラストは霜月司様(317/1645)作。
ありがとうございました。