メディア(2158)からのメッセージ:
メディア「おはようございます……。雪続きで辛いです」
メディア「頭に翻訳機能?貴女も強化人間なんですか?
もしそうなら、私と同じですね!>リルさん」
メディア「何でも甘く感じられるんですか……。
確かに、食べ過ぎを招きそうですね!みかんとか。
ミラクルフルーツ自体はどんな味なんでしょう」
メディア「何か熱帯の植物って変わり種が多い気がしますね。
私も試してみたくなりました>ブランクさん」
メディア「虫の鳴き声についての評価が正反対と言うのは面白いですよね。
蛙の声なんかも、文化によって評価が分かれそうです>イェルさん」
メディア「最近暇がなくて……ネタを練る時間が欲しいです。
とりあえず、『専門誌』の話でもしましょうか。
役所でも、結構な種類を定期購読しているんですよ」
メディア「役所には税、水道、福祉等様々な部署がありますが……。
どの部署も、法改正に振り回されるのは同じ。
国や県からの通達を待って対応するのでは間に合わないので、専門誌(専門紙)の出番となります」
メディア「どんなものを買っているのかと言いますと……。
上水道では『水道公論』と『日本水道新聞』
徴税では『税』と『税務経理』
児童福祉では『保育の友』などですね」
メディア「そんな雑誌は見た事も聞いた事もないと言う人も多いでしょうが……。
役所を相手にするくらいですから、これらはメジャーな方です。
世の中には、このような専門誌が沢山ありまして」
メディア「旬刊包装産業とか、プロパン・ブタンニュースとか。
月刊食品工場長とか、石鹸日用品新報とか。
月刊ねじの世界なんかは、名前のインパクトもあって結構有名ですね」
メディア「どんな業界においても情報の重要性は変わりません。
外から見れば『そんな雑誌があるのか!』と思いますけど、あって当然と言えば当然。
私たちの身近にも、気付かないだけで深い世界が沢山あると言う事ですね」
メディア「さて、今回は正直手抜きでしたがこの辺で。
それではお休みなさいませ」
メディア「すやすや……」
ブランク(1111)からのメッセージ:
「虫の音色か。岩に染み入る程度ならば聞き入るだろうが、岩をも砕かんばかりの大音量になると日本人でも辛い……閾値の問題もあるのかもしれんね」
「虫と言えば、人は誰しもその身体に3匹の虫を飼っていることを知っているかね?」
「所謂、三尸の虫という奴だね、まぁ迷信と言えばそうなのだろう。この虫は、定期的に、夜寝静まった頃に身体を抜け出しその宿主の罪業をこの世を統べている者に密告するそうな」
「そして、その結果次第では宿主の寿命が縮められてしまうという。それを避けるためには、その日は眠らないように皆集まって夜を過ごせばよいとされているが――因みに、これを『こうしんまち』という」
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「おや、そこの君はこうしんまちを定期的にしているのかね。迷信を畏れているわけでも信じているわけでもあるまいに……不思議なものだね?」