自称私立探偵。

とある人物からの依頼で、現在この世界の調査を行っている、らしい。具体的な調査の内容などは不明。
探偵には必須、と裾の長い服を着込んで目線の隠れるような帽子を被り、片眼鏡を常にかけている。
更に名探偵についての古い書物を常に携帯し、事あるごとに読み耽る様を見れば私立探偵かぶれ、と言った方が正しいかもしれない。
自分の中での『探偵らしさ』というのがあるらしく、それに従って行動する。というか、それにしか従わない。
探偵としての能力はよくわからない。依頼のあるあたり、まるっきり無能でもないのだろう。

事あるごとに手帳に物事を書き込む癖がある。依頼人への報告については、この手帳を使っているらしい。

思い込みの激しいところはあるが、人当たり自体は悪くはない。ただしそれも彼の『探偵は普段においては紳士的でなければならない』という考えあってのものである。
当然常識には欠けており、結局評判はあまりよろしくない。本人は『探偵とは非常識でなければならない』と言って憚らないが。

依頼人についての詳細は不明。