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焔の月 9日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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『ダーク=ブラッドペインの記録』 ミラージュの日付『PC2268.07.06』―― 真夜中にも関わらず、玄関の照明……硝子の球体は仄かに光輝いていた。 この世界では当たり前に使われる『魔法』による照明だ。 それはこの二階建ての小さな建物の主が起きていることを示していた。 彼は時間外だろうが、主が起きている間は急患を受け付けるという。 幸いだった。恐らく、趣味の立体模型作りとやらに没頭していたのだろう。 「今晩は。夜分遅くに申し訳ありません」 私は遠慮無く玄関の木製のドアを開いた。 金の長い髪に色白の肌、細長い青の瞳に尖った耳の……『エルフ』の青年は フレームの無い眼鏡をかけ直した。疲労からか、やや痩けて見える。 「お休みのところ申し訳ありませんでした」 「いやいや、子犬が助かって良かったね」 と、エルフの医者……イザルファは笑みを浮かべる。私より若干、年上と 思われる彼は、相当疲れが溜まっているのか、無理しているように見えた。 もう夜も遅い。用件が済んだのなら、長居するわけにはいかない。 「今回はお幾らくらいでしょう」 「ん〜……今日は治癒魔法でぱぱっと治しちゃったからねぇ」 「治癒魔法……ですか?」 この世界では魔法は一般的だった。 治癒魔法とは生物の治癒能力を一時的に高め、傷を治す魔法と聞いたことがある。 しかし、医療において治癒魔法は生物の自然治癒能力を衰えさせる為、 余程の重傷や戦闘中でない限りは使用を禁じているのではなかっただろうか。 「医療で扱うのは禁じられているのでは?」 「様々な種族の人々を診てはいるけどね、動物は詳しくないんだ。 それに……見た感じ、瀕死状態だったからね。魔法でぱぱっと治したんだ。 今回は医者として患者を診ちゃいないよ。ただの人助け。お代は要らないさ」 と、笑った。 「お代は要らないけど……」 イザルファは自分の顔を私の顔に近づけてきたのだった。 「な……なんですか?」 急に近づけられて驚く。 「いや、少しの時間だけでいいから、君の瞳を見せてくれないかなと思って」 「瞳を?」 「そう。ちょっと見たいだけ」 と、彼はこちらの返事を待たず、私の頬に触れた。濃い青の瞳を細め、 私の瞳を覗き込む。 心臓が高鳴りそうだった。特に隠す必要もないだろうと意識はしていなかったが、 彼は瞬間に宿る『それ』に気付いたらしい。 「……うん、もういいよ。有り難う」 時間にして十数秒だろうか。彼はすぐに私を解放した。 「あの……私の瞳に何か?」 「あぁ、ごめんね。私の気のせいだったみたいだ。君のルビー色の瞳が、 本物のルビーのように輝いて見えたなんてね。恐らく、照明器具の光が 当たっただけだろう」 内心、動揺しそうになった。種族が異なることは既に判っているし、ダークという 人物を演じるのであれば、ダークの設定で通せばよいのだが、『それ』については、 何も考えていなかった。 エルフは視力が良いと言われるだけあって、中々鋭い観察眼を持っているようだ。 私の瞳が光ったのは、彼の錯覚等ではない。『それ』は紅い光を瞳に宿すのだ。 「気のせいですよ」 と、私は笑って返した。 私は部屋に戻るなり、ベッドで横になった。早く休みたかった。 アークは無事に帰ってきたし、アークの拾った『しろわん』という名の 子犬はイザルファが飼ってくれることとなった。 しかし、テーブルの上では解体されたままの主力武器……ELライフルが 改造されるのを待っている。せめてELライフルを組み立てなければならない。 「マスター」 アークの沈んだ声に、私はアークの方へ身体を向ける。 「ん? どうしたの?」 ベッドから身を乗り出して、沈んだ目の形をしたアークの頭に触れた。 「やっぱり、感情なんて要らない機能だ。肝心な時に役立たずになる」 驚きはなかった。アークの思いは前々から知っていた。 アークが完成したての頃にも聞いた言葉だった。 自分は機械だから感情は要らない。 「……どうしてそう思うんだい?」 「ワタシの行動に躊躇いと決断を下すまでの時間が生じやすくなる。 ワタシはマスターや、マスターの守りたい人々が無事であればそれでいい。 そのために開発されたロボットだから」 目の形を次々と変える。 「感情機能はエネルギーの無駄食いだし、所詮は作られたプログラムを 元に感情を表現するだけだ。ない方がいいよ。効率的に悪い。特に マスター好みの美女判別システムは武器用のエネルギーで光るから、 要らない分まで供給せねばならない」 「……ぐっ」 美女判別システムは試験的に搭載しただけの新しい判別システムだ。 私好みの美女を発見すると、ボディのラインがピンク色に発光するのだ。 他意はないが、エネルギーの無駄食いは否定出来ない。 「ま、まぁ、それは否定しないけど……」 「シティーを歩くだけで頻繁に反応されては困る」 と、目を真っ赤にして、怒りのマークを浮かべる。 確かに試験的とはいえ、アークにとっては迷惑な機能だろう。しかし、 今問うべき話ではない。 「……怒ったじゃないか」 「それは、マスターが感情機能を入れたからだろう」 私はベッドから起き上がると、旅行用ケースを開いた。メタルボードを 取り出し、私好みの美女の立体映像を浮かべてみせる。試験用データだ。 アークは即座に目をハート型にして、ボディのラインを光らせた。 「ま、マスター……ワタシはこれが無駄な機能だって言っているんだ。 こんな機能は要らないだろう」 メタルボードから映像を消すと、すぐにラインの光は消え、目も通常の 目に戻った。 「無駄な機能……確かに、これは無駄な機能だよ。私が試験的に開発した 無駄と思われる新機能だ」 メタルボードをケースに戻し、アークと同じ視線になるようにしゃがむ。 「けれどね、アーク。感情機能は役立たないようで役に立つんだよ。 君がたった今、私の目の前でそれを証明してくれた」 「え?」 「君は要らないものだと、はっきり言ってくれたじゃないか。思考と感情、 二つが一つに結びついたからこそ、出せる答えだよ。もし、感情がなければ 君は私に無駄な機能と言わなかっただろう。ただ無駄な機能の試験に 付き合わされるだけさ」 アークは目を丸くする。 「思考だけでも無駄なエネルギーは判る。しかし、結局、君は私の実験に 付き合う……いや、付き合わされるんだ。無駄と知りながら……ね」 「そんな筈はない。無駄は無駄なんだ。私なら忠告する」 「うん、そうだね。君ならそうするかもしれない。けれど…… こうしてみようか」 私は自動式拳銃を抜いた。 「マスター?」 「仮にこの拳銃がレーザーを放つ銃だとしよう。拳銃の弾くらいで倒れるような 君じゃないが、レーザーなら君を倒せる」 銃をアークに向ける。 「私が理由もなくレーザーで君を殺そうとしたら、君はどうする?」 アークの瞳が垂れ下がった。困った時の表現だ。 「ワタシは……」 「君は理由もなく撃たれるのかい? マスターの意志だから倒されるのかい?」 「そんなの嫌だ。マスターに望まれないなら、ワタシは何のために生まれてきたのだ」 銃を収める。 「感情がなければ、その疑問も生まれなかった筈さ。自分の存在理由も理解せず、 マスターの意のままに動くだけなら、ただの人形……本当にただの機械だよ。 私は君を自律型として開発したのだから、思考も自立してくれなきゃね。 それに……」 「?」 「私は君という機械に命を吹き込んだんだ。命ある生物は皆、感情を持っているのに 君だけ感情がないなんて、寂しいじゃない。人工的だけど、君には 一つの命として生きて欲しいもの」 〜☆〜 室内を青白い炎が照らした。机上には様々な薬品や実験道具が置かれている。 ダークとは対照的に白い男……ヴァイドは青白い炎のランプを机に置いた。 「早く傷を治して!」 ヴァイドの肩でフルオトが急かす。 「今回は自業自得だろう。私は無関係な者を傷つけるなと言ったぞ。それは 他の生物もだ。私も彼同様に無益な殺生は好まんよ」 「むぅ……ヴァイド、敵殺せと教えた。犬、吠えた。フルオト、敵対した。だから、 フルオト、敵見なした。そしたら、撃たれた」 「確かに敵は殺せと教えたが、それは命のやり取りがある場合……やむを得ない状況、 その時の情勢においてだ。敵対するからといって、何でもかんでも殺してはいけない。 それでは唯の無慈悲な殺戮者だ」 ヴァイドはフルオトの頭をそっと撫でる。 「それに……誰かを殺すことは罪なんだ。如何なる事情があれどもね。 フルオトはまず、善悪についての区別が必要なようだ」 フルオトは首を傾げる。 「我々とて感情は持てるのだ。フルオト。我等の可能性の証明……それも、 我等の存在理由だということを忘れてはならないよ」 「ヴァイド、難しい。フルオト、癒しの水槽で寝たい。眠い」 青い水の入った水槽にフルオトが飛び込む。水槽の水が溢れ、周囲に飛び散った。 「そうだな。難しい話だ。しかし、焦ることはない。ゆっくり学べばよいのだ。 この生命が終わるまでにな」 ヴァイドは癒しの水槽に小瓶の中の白い粉を振りまくと、そっと水槽の蓋を閉じた。 「傷が癒えるまでお休み」 室内は静かになった。ヴァイドはベッドの上に仰向けになる。 「……お嬢さんではなかったな」 懐から取り出した写真を見て、そう言った。 彼がヴァイドの求めている人物なのか、それはよく判らなかった。 面影はあったが、人違いか。それとも、兄弟がいたのだろうか。 写真をじっと見つめる。 三十代前後と思われる女性と幼さの残る少女が、公園らしき場所で笑っている写真だ。 長い黒髪を一つに束ねた白衣の成人女性と、もう一人は白いワンピースに 白い帽子を被った黒髪の少女だった。 「アンクルゥド……君の持つ『それ』が欲しい」 写真の中の少女は右手に縫いぐるみを持っていた。人型ロボットを デフォルメにした形の縫いぐるみだった。
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Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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マイペース |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
ロボットと月見 |
ダーク(150)からのメッセージ: アーク「……お? これは可愛いお嬢さん、いらっしゃい。自己主張のために設立したコミュニティだけど、よかったらのんびりしていってね♪」
アーク「私はあまり発言しないタイプですが、あれこれ主張したい事などがあれば御自由にどうぞ。」
アーク「ロボットが喋るのも夢ではない。人工で発声するロボットが研究されているようだ。」
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ガンスリンガー・ビュレット |
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ホットケーキ |
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ドット絵も好きだ! |
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アイスクリーム食べたい |
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DARK KINGDOM |
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フロム・アストローナ |
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Main |
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のんびり休憩しました! HPが 184 回復! SPが 20 回復! すべての技回数が 1 回復!
その辺の野菜 を食べました。
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Special Event! |
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ソニア(2354)から 野趣溢れる新鮮な春菊 が届きました! ソニア「春菊の交換というのは、私も初めてだったが、出来るだけ新鮮なモノを用意した。好きに使ってくれ。」
あかしやき(2248)に 可憐な一輪 が届いた気がします!
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MAP1 M2 / 平原
通常戦開始!
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ダーク「アーク! 出撃する!」 草賊「大人しく襲われてくれねぇか?」 草賊の体力LV1 草賊のMSPが47上昇!SPが47増加! 草賊の防御LV1 草賊のDFが上昇! 草賊のMDFが上昇! ダークの物攻LV1 ダークのATが上昇! ダークの体力LV1 ダークのMSPが47上昇!SPが44増加! ダークの活力LV1 ダークのMHPが354上昇!HPが305増加! |
非接触フェイズ
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[HP]1354/1893 [SP]182/218 ダークの行動!
#63 Haste!! ダークのSPDが上昇! ダークの次の追加行動が早まった! ダークが次に受ける物理攻撃の回避率が増加! |
戦闘フェイズ TURN 1
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[HP]1354/1893 [SP]132/218 ダークの行動!
草賊は攻撃を回避! ダークは草賊を魅了した!(1) ダーク「……光栄だ、とでも言うべきなのか?」 草賊「・・・悪いねぇ。」 [HP]934/934 [SP]215/215 魅了[1] 草賊の行動!
#60 Rockfall!!1 ダークに284のダメージ! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 2
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[HP]1070/1893 [SP]132/218 ダークの行動!
クリティカル! クリティカル! 草賊に238のダメージ! ダークの追加行動!
アーク「やれ〜! そこだ〜っ!」 ダーク「……五月蠅いよ」 #56 Snipe ミニアーク完了♪ ぶらっでぃ〜そうる♪ クリティカル! クリティカル! 草賊に407のダメージ! ダークは草賊を魅了した!(1) ダーク「……光栄だ、とでも言うべきなのか?」 草賊「・・・悪いねぇ。」 [HP]289/934 [SP]165/215 魅了[1] 草賊の行動!
ダークは攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 3
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[HP]1070/1893 [SP]102/218 ダークの行動!
クリティカル! 草賊に218のダメージ! ダークの追加行動!
草賊に208のダメージ! ダーク「…………」 ダークは草賊を魅了した!(1) ダーク「……光栄だ、とでも言うべきなのか?」 草賊「・・・悪いねぇ。」 [HP]-137/934 [SP]165/215 魅了[1] 草賊の行動!
ダークは攻撃を回避! 草賊の追加行動!
ダークは攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] 天恵により草賊に追加HP417が与えられた!!
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戦闘フェイズ TURN 4
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[HP]1070/1893 [SP]102/218 ダークの行動!
ダーク「……応援はいいから、手伝ってくれないか」 #56 Snipe!! クリティカル! 草賊に319のダメージ! ダーク「…………」 [HP]-39/934 [SP]165/215 草賊の行動!
#60 Rockfall!!1 ダークに334のダメージ! 天恵により草賊に追加HP179が与えられた!!
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戦闘フェイズ TURN 5
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[HP]736/1893 [SP]72/218 ダークの行動!
ダーク「……隙だらけだね」 クリティカル! 草賊に217のダメージ! ダーク「…………」 ダークの追加行動!
クリティカル! クリティカル! 草賊に226のダメージ! [HP]-303/934 [SP]115/215 草賊の行動!
ダーク「……っ!」 ダークは攻撃を回避! 草賊の追加行動!
ダークに160のダメージ! 草賊「くそ、ハズレ引いちまったなぁ・・・」 草賊が倒れた!
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戦 闘 終 了 !!
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アーク「敵機の撃墜を確認」 ダーク「……了解。これより速やかにデートを行う」 戦闘に勝利した! PSを 70 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! 生産CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ ダーク(150)は 春菊 を見つけました! ダーク(150)の 刺射 の熟練LVが増加!( 13 → 15 ) ダーク(150)の 軽業 の熟練LVが増加!( 6 → 8 ) |
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訓練により 体格 が 13 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 敏捷 が 18 上昇しました!(能力CP - 15 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 7 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 8 ) 訓練により 軽業 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 12 )
技 Peril を修得しました!
石英 から 科学兵器らしきものA という 刺射 を作製実験しました。 白石 から 科学兵器らしきものB という 刺射 を作製実験しました。 黒石 から 科学兵器らしきものC という 刺射 を作製実験しました。
MAP1 L2 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
調律者達(1729)の声が届いた: ガル「今回も魔石・料理枠を2枠ずつ開放してます。 ご入用の方は、喋り場『喫茶店 MANA』までお願いします。」
セナ(1817)の声が届いた:
ソラ(1847)の声が届いた:
ヒロ(1891)の声が届いた:
くりあん(1913)の声が届いた:
ギーギ(2611)の声が届いた:
アーリャ(2713)の声が届いた:
すずな(2766)の声が届いた:
エピュヌ(3317)の声が届いた:
さゆ(3387)の声が届いた:
トマト(3434)の声が届いた:
クロガネ(3452)の声が届いた:
リンディ(3)の声が届いた:
ニコ(49)の声が届いた:
リリスとヴァル(144)の声が届いた:
フリード(317)の声が届いた:
エル(417)の声が届いた:
エル(852)の声が届いた:
Pom(856)の声が届いた:
玄深(1294)の声が届いた:
クイン(1486)の声が届いた:
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スティルフの街です。 HP、SP、持久、技回数、体調が回復しました! ※宣言「基本行動」に「アイテム購入」が追加されました。
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街のショップ ― 販売アイテム一覧 |
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街は活気であふれています。
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Data (第8回 第10回) |
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ENo.150 ダーク=ブラッドペイン |
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* 単独行動中 * |
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[PL] ダーク |
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