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焔の月 2日目

基本行動の宣言を確認しました。

「通常戦」の宣言を確認しました。
「デュエル戦」の宣言を確認しました。
「装備とセリフ」の宣言を確認しました。
「キャラクター」の宣言を確認しました。
「コミュニティ」の宣言を確認しました。


Diary
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序幕は黒の紗幕を切り落とされて終を得た。
暗澹たる檻の内で生命が燃焼する。
無意識下に潜伏していた熱量が総身に満たされる。血脈が語る己の形状。腕はない。脚もない。
液状か、或いは大気の一欠片であるか……いずれにせよ、輪郭を保たぬ自身は本質的に闇の眷属であった。
覚醒は生命に意味を希求する。突発的な思考形成に伴う取り留めのない命題の羅列が知を補完する。
途方も無い連理の果てに、しかし己が天命の行方は判然としない。
何物の視認も敵わず、何物の認知も敵わぬ、ただひたすらに広漠たる空間で、得体の知れぬ『物』は哲学に勤しむ他なかった。
思考こそが全であり、思考の意味を手繰ることこそが明確な意識を紡ぐ唯一の術であった。
人の世界で認識されるところの865702358468日。
彼にとっての、数時間後。
『物』は初めて己の器官を知覚する。
依然として腕はない。脚もない。新たに浮上した感覚器官とて、不可視であることに変わりはない。
だが、彼ははっきりとその存在を認識した。
これはある種の感動を以て迎えられるべき、一生命体の進化の瞬間であったのかもしれない。
そして彼は光を見た。
脳が溶け崩れそうなほど鮮烈な白光の後に、その『眼』に映ったのは――固形化した天然樹脂と、二つの円形硝子であった。

†† †† ††

黄昏前の夕刻、とある学園、高等部学舎の閑散とした図書室。
二十帖もない一室には書棚が均一の幅員を開けて据え付けられ、中心の余剰空間に長机が川の字に配置されている。
一介の女生徒、四条暁子はこの如何ともし難い窮屈さが好きだった。
三脚平行に折り目正しく並んだ長机の端の席へ腰掛け、オカルティズムの集成を目前に山積させ、少女は耽る。
読書に意味はない。或いはそこから派生する思惟思索にもさしたる意味はないのかもしれない。
ただ、今は眼に痛い陽光が薄闇に融けるその時まで、読書くらしでしか暇を潰せなかったのだ。
更に言うなら、静謐で窮屈な空間が、学舎内でも図書室くらいしかなかった。
ひたすら無為に消耗されていく時間は無駄以外の何物でもない。
「成る程、面白い書物だ」
「えっ、そうですか? 私には何が書いてあるやらさっぱり――」
間の抜けた返答を途中で切り、暁子は脊髄の警鐘に導かれるまま面を上げる。
図書室に踏み入る前後、人影は何処にもなかった。
室内には彼女しかいなくて正当、人の声などしてはならないにも関わらず、
「如何した」
「………………」
これは一体、どういうことか。
傍らに積み上げた書籍の頂から――。
彼女は、眼鏡に声を掛けられた。
「あ、どうも……」
「済まない。読書の邪魔をしてしまっただろうか」
硬直する暁子の心中を察する様子もなく、眼鏡は淡々と謝辞を述べる。
「いや、そういう問題でもないですよ……」
一方の彼女はと言えば、降って湧いた怪奇現象に臆することもなく、表面上は泰然自若を取り繕って、得体の知れぬ『何か』との問答に身構える。一点、丸く見開かれた眼にだけは驚愕の色が伺える。
「なら何故その様な不可思議な表情をされるのだ」
『何か』は何がおかしいのか分からない、と首を傾げた。恐らくは。
「えっと。ちょっとだけ待ってもらえますか? すぐ済みますので」
「ふむ。待とう」
眼鏡からの返答を聞くが早いか、暁子は思い切り自分の頬をひっぱたいた。
傍目にも全力と分かる凄惨な破裂音が密室に反響し、
「ああ! 凄く痛い!」
続いて、妙な声色の呻きが上がった。
「一体何がしたいのだ、貴女は……」
「人間流覚醒術です。自分が蝶か人間か分からなくなった時に重宝します」
「初耳だ」
何処までもズレた会話だった。会話と言うより、毒電波の飛ばし合いと称した方が適性かもしれない。
「ああ、しかし痛みのせいで私は蝶じゃないと判明してしまいました……」
「ふむ……して、結局貴女は何がしたかったのだ?」
眼鏡から訝しげな音声が溢れる。無論のこと、依然、発声器官は不可視である。
「眼鏡さん、いい事を教えてあげます」
一呼吸置いて、
「眼鏡は普通……喋らないんです……!」
「……何と」
『何か』に戦慄が走った。激しい動揺は無機物である樹脂とレンズには伝達されなかったものの、声色にははっきりと反映された。
865702358468日間、己の脳裏を駆け巡った遍く命題の内、「眼鏡は話さない」という項目はなかったのだ。
自身の哲学を真っ向から否定された瞬間である。衝撃を受けない道理はなかった。
「ああ、でも、安心して下さい」
打ち拉がれる彼に柔らかな声が掛かる。
「私は眼鏡が喋るのもまあいいかな、くらいには考えてますので」
「いや、そういう問題でもないのだが……」
何処までもブレていた。だからこそ、ある程度の均衡が保たれているという、奇妙な状態でもあった。
「まあ、何故私の眼鏡が突然自我に目覚めたのかは別として……とりあえず文字が読めないので掛けますね?」
「ん? そうか、これは貴方の眼鏡だったのか。構わない、自由に扱ってくれ」
彼女は許可を得るなり軽く首肯し、眼鏡に手を伸ばす。
白く秀麗な爪先がフレームに触れた。



その時、図書室はあるべき外界から隔離された。
陽光が遮断される。
窓が黒に塗り潰される。
それは彼がいつか見た光景。
彼女にとっては、途轍もなく悍ましい、現世の終末であった。

<fortsetzung folgt...>




Message
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 メッセージはありません。



 今日はメッセージを送っていません。




文章が好き

コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。



原稿しろ


スピカ(994)からのメッセージ:
スピカ「そういえば1945/1946さん主催の六命エロ本★ファーストの原稿締め切りが4日に迫ってますね。
参加する皆さん、調子はどうでしょうかー?」

スピカ「……私はまだ仕上がってません(吐血)
さあ皆さん原稿……しましょうね……__○_」

直哉(27)からのメッセージ:
クマヘ「ガチ原稿なう」

ナナ(125)からのメッセージ:
ナナ「やっと日本に帰ってこれたので原稿開始です。」

マリカ(336)からのメッセージ:
PL「もう12月かぁ   追い込みー!」

ザフォーク(637)からのメッセージ:
ザフォーク「この延期期間で『助かった!』と思った奴は手ェ上げろよ(両手あげつつ)」

ザフォーク「ところで俺のコミュ欄を見てくれ。こいつをどう思う?」

(683)からのメッセージ:
焔「…ちゃ、ちゃうねん。ネトゲで狩りしてるのはこれはその…冬コミ本のための取材!取材やねん!」

ストック(1518)からのメッセージ:
ストック「スピカ殿が『これくらいの覚悟で』って言うので拝見しにいったらウオぁすごい。そして俺の〆切は土曜の昼です。きっと今頃レイアウトソフトと格闘してるはず」

怪盗フランボワーズ(1548)からのメッセージ:
フラヴィ「ヒント:次の土日でペン入れ終わらせないと死ぬ」

マリィ(1738)からのメッセージ:
マリィ「冬コミ修羅場組の皆様お疲れさまです…!」

シン(2100)からのメッセージ:
シン「心安らかに原稿するためにも、継続もしろ、ということさ」

ヴァイオラ(3264)からのメッセージ:
ヴァイオラ「はい、すいません。眠いです」




Main
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熟練LVの増加が近づきました!LVUPしたらイイネ!

のんびり休憩しました!
 HPが 218 回復!
 SPが 33 回復!
 すべての技回数が 1 回復!
 持久が 2 回復!

現在の体調は 絶好調♪
何だってできるさ!

武具UV-Cレンズ を装備!
装飾アンダーリム を装備!




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訓練により 光霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 )
訓練により 罠術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 5 )
訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 )
訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 )
訓練により 器用13 上昇しました!(能力CP - 8 )
訓練により 魔力13 上昇しました!(能力CP - 8 )
訓練により 器用14 上昇しました!(能力CP - 9 )
訓練により 魔力14 上昇しました!(能力CP - 9 )

MAP3 K3 に移動しました!

【合言葉&場所チェック】
 合言葉一致者なし!
単独行動!
パーティ名: 第741パーティ

【成長】
能力CP21 増加!
戦闘CP19 増加!
生産CP11 増加!
上位CP8 増加!
NP1 増加!
TP1 増加!




声が聞こえる・・・

アイマ&モコ(2905)の声が届いた:

(もっふり)

プア(3361)の声が届いた:
プア「春菊に黒石、この辺りにないかな?」

ミル(2355)の声が届いた:
ミル「本もっている人。お友達になりませんかなの」




Next Battle
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MAP3 K3 / 砂地
通常戦が発生!

第741パーティ
ENo.741
ネイムレス-レンズ

V S
Encounter!!
巨大蒲焼




Data  (第7回  第9回)
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ENo.741 ネイムレス-レンズ
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Character Data
棲家すみか * 喋り場
場所MAP3 K3 * 砂地
HP 875 / 984

SP 134 / 162

持久 13 / 13

PHP518
体調いい感じ!
CP 137 147 72 34
(437) Rank: Bronze
PS0 GIFT0
0 前科0
撃退0 連勝0
体格50 魔力107
敏捷50 魅力65
器用107 天恵50
[ 修 得 技 能 ]
1光霊LV6(熟練LV5
2罠術LV6(熟練LV5
3---  
4---  
5---  
6---  
7魔石LV3 
8---  
9--- 
10--- 
11--- 
12--- 
13--- 
14--- 
15--- 
16--- 
Illustration

Party Member

* 単独行動中 *



Character Profile

世界否定の世界:アンジニティ
愛称メガネ
種族UMA(仮称)
性別ない
年齢865702358468日
守護幸星メディルサーカス
詳細不明の無機生命体。故に名無し(nameless)である。
彼の構成物は全てにおいて不可視であり、視覚を司る器官から取り込んだ状態を元に無機物に変体(憑依)する先天的特性を持つ。

ただし、現在は彼が自身の意志によって変体を行う域に達しておらず、開眼と同時に眼にしたものにしか変体出来ない。
よって、不本意とは言え眼鏡の形状を取っている。
眼鏡の本来の持ち主はとある学園高等部の女生徒、四条暁子(四条暁子)。
伸びきった黒の長髪、華奢な体躯で弱々しい、如何にも文学少女といった風情の人物であり、発言の端々に珍妙な空気を含ませるダウナー系(失笑)である。

所持アイテム一覧

[*] アイテム名 ( 種類 / 強さ / 効果A / 効果B / 装備 )
[1] UV-Cレンズ
      ( 魔石 / 10 / 命中LV1 / - / 武具
[2] アンダーリム
      ( 装飾 / 10 / 防御LV1 / - / 装飾
[3] なんか持ってた木
      ( 材料 / 0 / - / - / - )
[4] なんか持ってた石
      ( 材料 / 0 / - / - / - )
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修得技一覧

[*] 技名消費残り/最大必須
[61] G-L光力乱拡散
 └ Shine
508 / 8魔石-
[69] I-Nネイガル
 └ Snare
508 / 8---

依頼一覧

依頼名称発生地点成功報酬
現在、特に依頼はありません。

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Community

[0] No.741
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[1] No.577
文章が好き


[2] No.994
原稿しろ


[3] No.---
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[4] No.---
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[5] No.---
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[7] No.---
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[8] No.---
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[PL] 縞咲



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