ENo.2393 琥音・クライン

────大切な人を失ってしまった。

────跡形もなく　まるで　そこに存在していなかったかのように。

可愛い娘だった。
幸せにしてあげたかった。

国同士のイザコザなんて投げ出して、自分の幸せだけを考えて欲しかった。
血煙舞う戦場より、安全な田舎町で作物を育てている方がよっぽど似合っていた。

それでも、華奢な体を鎧で包み、戦火に赴いた。
自分の復讐のためだと彼女は言っていたけれど、その行動は全て……誰かのためだった。
私利私欲のためだけに戦う連中を嫌と言うほど見てきた。そんな中、彼女は綺麗過ぎた……優し過ぎた……。
見ているこっちが──苦しくなるくらい……。

だから、力になろうと思った──
だから、側にいようと思った──
だから、愛くるしいと思った──

彼女があたしのことをどう思っていたかは分からない。
それでも、構わない。
あたしは──彼女を愛した。
たまに見せる、はにかむ笑顔が……たまらなく可愛かった。

────砕け散っていく身体をどうすることもできず、苦痛に声を荒げ死に逝く彼女を……あたしは観ていることしかできなかった

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○琥音・クライン

大の女好きの酒好き。
肌を大胆に露出する衣装を好んで着る。でも寒がり。
狐の耳と尻尾を生やす人種。特別な力を有しているわけではなく、寿命が長く、身体能力が人より優れている程度。
見た目通りちゃらけた言動が多く、胡散臭い。
黙っていたらいい女。意外と仲良くなると面倒見がよかったりする、らしい。
見知った土地から離れ、当てもなく旅をする中この世界に辿り着く。
彼女にとっては居心地のいい世界だった。
もし、罪があるとすれば……それは『彼女』を幸せにできなかった事、それだけなのだから。

身長：176cm
体重：56kg
サイズ：

好き：『彼女』、女性、お酒
嫌い：気持ちよくない男、辛いもの、寒い所

●前田　正能−胸熱−

旅の道連れ。
大の女好きの酒好き。
世の中のべっぴんな女子を抱くことだけに生涯を捧げる根っからの女たらし。
来る者拒まず、去る者追わず。
世帯を持つことを望まず、入れ込む女性がいた場合は自ら姿を眩ませる、そんな旅生活を送っている。
その最中、琥音に出会い、意気投合し共に旅するようになる。近過ぎず、遠過ぎず、互いに踏み込まず、依存せず、酒を飲み、たまに体をあわせる、そんな仲。
歌舞伎に準じる。中々の芸達者で、隠れたファンも多い。
黙っていたらいい男。そっちのケはない。全くない。

身長：190cm
体重：88kg
年齢：32歳

好き：女性、お酒、歌舞伎
嫌い：おかま、足し引き算より難しいこと

【!WARNING!】

女性PCは逃げましょう！
エロぃです。不快な言い回しが多くなると思われますので、話しかける場合は自己責任でお願いします。
こちらから話しかけるときは、どうにか理性を保っていますが危険です。不愉快な場合は迷わずブロックしましょう。
狩られる分にはオールオッケーです。抵抗はします。

【!WARNING!】