どちらの世界とも区別が付かない曖昧な場所に古ぼけた建物があった。

何故だか屋根にワカメが一本ぶら下がっている。

扉を開くと、そこには不思議な道具が乱雑に床に散らばり、ある物は壊れ、ある物は絶妙なバランスで立っていたりする。
何となく磯臭い。

そのカウンターに座り、足をぷらぷらさせている少女が来店者に気づき、にこりと笑う。

「いらっしゃい。かなり散らかってるけれど何の特徴もない魔法店よ。そのうち片付くと思うからゆっくりしていってね」


――そこは不思議な魔法店。



誰かの記憶の片隅にあるあの場所かもしれません。
知ってる方はそのままそっと胸の中で。
知らない人のためにご説明しますと仲間内のギルド、兼、何か大騒ぎなコミュニティです。

参加は今のところ仲間内だけとなっておりますのでご了承ください。その後はどうなるかわかりません。

今回もおそらく騒がしいことになるかと思われますので、生暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。
某所でコミュランキング上位に躍り出る事はさける！これ目標！


最終更新　(11/09/30)

由依(2298)からのメッセージ：
由依「私、竜を狩るわ」
なんちゃん「――――？」
由依「やっぱりね、ドラゴン退治って王道じゃない？頭と腕と足を拘束して何もできないのをじわじわ苛めたり、世界の半分くれるって言うけど全部欲しいからボコボコにしたり、草刈感覚で大量発生した花を消すためにバックアタックして行動前に深淵に落としてみたり」
由依「時代は力！力があれば他の生物を圧倒する生命力もなんとかなる！場合によっては人類も救えて英雄扱い！」
由依「と、言うわけで世界の救世主になります。私がまた何か色々救ってしまいます。お任せあれ」

なんちゃん「………」
由依「思いついたら即行動。迅速迅雷。と言うわけで身近にいる竜を倒してみます。師匠を倒して自信をつけます。勝ったらどうしようかしら、屈強ナースとかおもしろいかしら」
なんちゃんが由依の肩をぽんぽんと叩く。
由依「ん？何？一緒にやる？実はアナタには隠されたパンプキンマキシマムフォースって能力が――」
由依「……えっ？やめといたほうがいい？全世界の竜さんを敵に回す？――色々危うく――主に中の人――胃潰瘍――雪に額こすり付けて白が赤に――？」

由依「…………」
由依「うん、ちょっとやめとく。色々怖い気がしてきた」
なんちゃんが由依の肩にぽんと手を置いた。そして頷きあう二人。
由依「うん、やっぱり平和って大事。というわけでゆっくりしていって頂戴ね」

＞ガルル
由依「そう……昆布になるの」
由依(ああ、それって発想次第では食べられたり、出汁とかのキーワードが出てきて薄い本がどっかで荒ぶり……これ以上考えるのやめとこ)
由依「ちなみにクリスマスというのは血に染まった衣装の胡散臭い笑みを浮かべたおっさんが夜な夜な子供部屋を狙って不法侵入して寝顔を見て『デュフ！デュフフ！ウホ！』とか興奮する変質者が現れる日よ。後一部の男女に対してイラっとしたりもするわ」
由依「インターホンは何か凄いわよ。人を動かす力があるの。有無を言わせない強制力はある意味凄い、すんごい」

＞通信機に向かって
由依「それ脱げるの？というか誰かに見つかったら完全にアウトじゃない。生存戦略立てないと終わるんじゃないかしらん」

＞なきちゃん
由依「世の中にはねー。知らない事のほうが多いのよー？好奇心でトラウマなんか作りたくないでしょう？」
由依「ま、外の人たちはハロウィンでしょ？ね、ハロウィンだわ。ちょっと遅れたハロウィンですとも」

＞ダブ
由依「それは何よりですわ。仲良く切磋琢磨できればいいわね」

＞ヴォルク
由依「あっははは、私が何年生きてるか？」
由依「女の子にねー、迂闊にその話題を出すとー　死　ぬ　わよ？」
由依「ま、数えるのやめちゃったし興味もないし、憶えてないわ」

なきちゃん(1470)からのメッセージ：
なきちゃん「もう１２月なんですねぇ・・・早いですねぇ（＝ｗ＝；」

代(1828)からのメッセージ：
代「寒くなってきたなぁ……」
星牙「そんな格好でうろつくからですよ。厚着しろ厚着。」
代「お前はどこぞのオカンか何かか？」
星牙「御早うから御休みまで暮らし見つめる世界を見つめる事には慣れてますので。」

星牙「あ、こんな時こそあれですよ、あれ。」
代「あれ？」
星牙「炬燵DE蜜柑！　良い子の皆、漢字はちゃんと読めるかな！？　『こたつDEみかん』だよひゃっふう！」
代「コタツか。俺あんまりコタツに魅力感じないんだよね。」

星牙「寒い季節、暖かい炬燵で足元を温めながら蜜柑をつまみそしてもうクリアしたゲームをまたクリアする。オツですよねぇ。」
代「お前はどこぞの冬休みの小学生か？　宿題しろ宿題。」
星牙「見た目は大人ッ、心は少年ッ！　其れが俺様ッ！！」
代「もういいよお前たった一つの真実でも見抜いていろよバーロー。」

星牙「ああ、じゃああれですよ。アレ。」
代「どれの事だよ、もう面倒になってきたよ通信切っていい？」
星牙「此の季節と云えば冬！　そして万国共通、冬の食べ物の王様、其れが鍋ッ！！」

星牙「いやはや、寒いシーズンに鍋物は定番ですが其れが良い。誰もが納得する美味さ、全ての具材から出る出汁風味スパイス其れらが奏でる一夜限りのハーモニズム！！　まあ一年程前に何処かの場所で鍋をしたら死んだ目をした魚が丸ごとやってきて鍋を突いてた全員が息を飲んだ嫌な事件があったのはありますが其れでも鍋は定評ですよいやはやさあ此処に材料があるので今日は鍋をしま――――」

代「星牙。」
星牙「はい、何です？」
代「前にも言ったよね、俺の居る世界は食べ物が少ないから料理の話は禁句だって。」
星牙「あ……いけない、すっかり忘れてました。」

代「ところで星牙、俺今通信石持ってるんだけどね。こないだ俺、握力測ったらけっこーいい感じだったよ、今なら石も握り潰せそう。さて、その状況下で俺が実践する前に何か言う事は無いかな？」
星牙「ちょっ、おまっ」
代「ほーらビキビキ言ってきた砕けるの時間の問題かな、折角名乗れる状況まで来たのに出番がもう終了のお知らせで残念だったねさーてこのまま一気に潰してみようかなぁ？」
星牙「あ゛ーッ！！　待って待って御願いだから少し待って折角出番と云うか此のポジション確保したの御願いですから待って下さい今日は俺も危なげな果実で我慢しますから潰さないでぇ！！」

代「ちなみに君が調子に乗る度にちょっとずつヒビが増えていくから、そのつもりでね。」
星牙「は、はぃぃ……くそう、何でこいつにこんな主導権を握られなきゃならんのだ……」
　　ビキビキビキビキビキビキビキィィィィィッ！！
星牙「あ゛ーッ御免なさい嘘です何も言って無いです畜生おおおおお覚えてろよぉぉぉぉッ！！」

星牙「＞由依っち
　う、歌って……その、歌の著作権は」
代「しっ、それ以上追求したら消されるよ！　誰にとは言わん！！」

星牙「＞ルナガル
　インターホンって云うのは押せば家の中の人が強制的に外に出てくるとても強い魔法なんですよ。此の魔法を連打し逃走するのが最近の流行ですよ。」
代「こらそこ、嘘教えない。」
星牙「失敬な、半分本当ですッ！！」
代「半分なのが駄目だっつってんだよ自重しろ。」

星牙「＞ダブロフ
　らめぇぇぇぇ石壊さないでぇぇぇぇ削ったら壊れるぅぅぅぅぅぅ俺の出番終わっちゃうぅぅぅぅぅぅぅぅッ！！」
代「気色悪い声出すなよ石壊すぞ。」
星牙「だってあのジジイの得意技が魅惑的なウィンクなんですよ、此れでもまだ全力ではッ！！　イロモノに対してはイロモノで攻めねばッ！！」
代「あーもー、好きにしてくれぇ……」

星牙「＞ヴォルク＆ティ
　何と心優しい御二方なんでしょう！　俺の出番を護ってくれるとは！！　ほら代、貴様も見習え。」
代「本当にごめんなさい星牙さん次から気をつけますね（棒読み）」
星牙「素晴らしい程に心が篭ってませんね、流石俺の半身。」
代「石に興味あるだけでお前には全く興味無いんだからね、仕事しないんだったらマジで俺のと師匠の石を二人にやるから覚悟してよね。」
星牙「ｾｲｶﾞｼｮﾝﾎﾞﾘﾝｸﾞ」

衛智(2230)からのメッセージ：
　　―歌姫が昏倒して運ばれ
　　　　　　　ケロリとして戻ってくるのを見て
衛智「はー、ここは平和さねぇ。賑やかで気が抜けるさ。」

衛智「＞由依さん
さすが、魔女っ娘。お見通しさー。放浪するの好きっぽいし、それ、ありそうさ。」
衛智「ま、ただあの人がふらっと現れる時って、何かある時くらいな気もするけどさぁ」

衛智「＞なきーるさん
ガイコツ型の飴か、ゼリーさ？本物っとことは多分
ハロウィンだけに本物の魂を込めました、とかじゃないさー？」
衛智「急に動き出したり……！なんてさッ。」

ダブ(2903)からのメッセージ：
ダブ「早いもんじゃのぉ・・・もう１２月か。もとの世界にいた時はクリスマスの準備で忙しかったが、こっちではノンビリできそうじゃな。」