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焔の月 8日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 「コミュニティ」の宣言を確認しました。 |
![]() | Diary |
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やや冷たい空気が廊下を満たしている。 窓から入り込む柔らかな光は、廊下にある刺す様な冷気を和らげるように、徐々に暖かさを降り注いでいる。 その廊下を進む人影が二つ。 1人は黒の制服姿で、白髪のオッドアイの青年。 1人は白のセーラー服姿で、くすんだ金髪の蒼眼の少女。 青年は少女の手を繋ぎ、廊下を進む。窓の向かい側には木造の扉があり、それぞれの扉には、“寝てる”“勧誘お断り”“帰宅・・・べ、別に構ってもらいたわけじゃないからね!!”等の簡易な板が吊らされている。 青年はそれらを横目に通り過ぎ、膝ぐらいの背丈にある少女に顔を向ける。 「スイ、大丈夫スか?」 片方の空いている手で、ぶかぶかな裾を持ち上げながら、一生懸命青年に合わせて歩いている。 それを聞いた少女―スイは、ばっと勢いよく顔を上げ、青年を見る。 「――っ、あ・・・め、め、いわく・・・?」 「いや、違う。スイはまだ歩くのに慣れてねぇだろ。休みもとってるけど、ここまで来るのに結構歩いたし、無理しながら歩かなくてもいいんスよ?」 おぶろうか?と歩みを止め、膝を廊下につけて視線をスイに合わせる。 白と蒼のオッドアイが心配の色を浮かべ、スイへと向けられる。 その視線を受け、一度、視線を下に向け、ゆっくりと息を整える。 整える間に、ゆっくりと背中が撫でられる。 一定のリズムのそれに、焦らなくてもいいという思いと、背中を押される安心感は、自分の勇気へと繋げてくれる。 ――この、目、だ、だい、じょう、ぶ。 スイは顔を上げ、青年と向き合い静かに首を横に振る。 「だ、だいじょう、ぶ。 まだ、そ、そとの音、け、けしき、おど、ろいたけど・・・へい、き。それ、に、うぇの温かさ、かぜの、におい、す、すき。だ、だから、あるくこと、すきっ」 いつもより饒舌なスイに青年は目を丸くする。 興奮してきたのだろうか。 やや頬を上気させ、気づかぬ内に青年の手を握る小さな手に、徐々に力が篭ってくる。 「そ、それ、に、レイと、ぁるく、の、も、すきっ」 静寂が廻りを包む。いや、先程よりも静かになりすぎていた。 暫くすると、 (あいつ・・・いつか後悔させてやるぜ) (ここまで無理させて来させたって事かよ・・・何、幼女に息切らせてんだ) (連帯責任ね・・・子どもの敵に制裁を!!) 所々の扉からの音を遮断するように、スイを腕の中へと入れる。 それに驚き止っているスイの頭を撫でながら、体の緊張をほぐしてやる。 段々と力が抜けていく感触を確かめ、レイは一息つく。 (・・・地味に怒りと、命の危険を感じたっ) 「・・・そっか。うん、俺もスイが好きだぞ」 その言葉に、腕の中の体に力が篭るのを感じ、周りの無数の扉の中から術式の発動する音と、金属音が聞こえた。 「だから・・・・・・無理すんのはだめっスよ! 頼られて嬉しいこともあるんスからね!」 最後の一息の時に足先に力をこめて、体を反転させる。 その反動を利用して、最初の一歩は低い姿勢のまま前へと体を押し出すように持っていき、廊下を蹴る。 二歩目からも足先から踵、腿へと力を乗せ、徐々に加速し、腕の中にいる少女スイを抱いたまま、廊下を走って行く。 後ろから、“あっ!?”とい声と、背中に迫る制裁を闇渦で対応しながら、目的の部屋まで走り抜けていった。 目的の自室の寮部屋へと流れるように入り込む。廊下から聞こえる音共々、進入してこないように素早く鍵をかけた。 そして扉を背にして、ずるずるとその場に座り込むと、ゆっくりと長く息をついた。 スイが片方の眼を薄く涙で濡らしながら、心配そうにレイの方へと向ける。レイに言葉を紡ごうと思って口を開いたが、 「きゃあぁあああぁぁぁぁーー!!?」 甲高い声が、それを遮った。 スイは急な声に驚き、ビクッと体を震わせる。恐る恐る、そちらを見ると、美しい金髪をもった人物が毛布で体を隠しながら、こちらを見ていた。 「ちょっとレイ!?あんた入って来る時はノックしてっていってるでしょ!?着替える途中だったのよっ」 レイはその声に顔を上げ、さらにげんなりと顔を歪めた。 「あ〜あ〜、悪かったっスね。次からはノックするス」 「もう、レイったらそういったデリカシーってもんが欠けてるのよ!そんなんじゃもてないわよ!!」 「お前一体何様だっつーの」 はぁ、っとレイはまたも息をつき、未だ毛布で体を隠している寮の同居人へと声をかける。 「で、今度はいったい何がブームっスか?女性マネ?」 短い金髪の男性はその一言に答えるように、バッと体の前にもっていた毛布を床に叩きつけ、ポージング付きでレイを指差した。 「幻滅したぞレイ! この場合“HAHAHA、大丈夫ダヨ、ハニー!ボクは君のスベテにメロメロさ!”だろ!? 捻りとノリのない女性マネと思うお前の眼は節穴かぁ!!?」 「心底どうでもいいっスね。そして前隠せ」 スイの視界に入らないように、手で塞ぐ。 呆れて、半目で相手をみながら、自分のベッドの方へと移動していく。 「つうか、前のネタってあれ、もうやめたんスか?」 「は?現在進行でしてるし。全裸健康法」 「・・・それ、視覚的に健康状態を損なうのでやめてほしいっス」 「俺をただの凡人にしたいのか、貴様ぁーー!!」 「情操教育的に悪影響なんだよ、お前はぁーー!!」 ふー、ふー、と互いに息を切らせていると、腕の中でスイが動いた。 そちらにレイが視線を移すと、スイの小さな手がレイの手を掴んでいる。 前髪で隠れてない方、僅かに空いた隙間から、相手を見ていた。 あ、やばいっと思ったら、相手もその事に気づいたのか、スイの方へと顔を近づけ、 「あん?お前は確か・・・」 「う」 「うー?もっと腹の底からしっかりと言ってくんねぇ〜かぁ?」 「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああん!!!!」 腹の底から、盛大に泣かれた。片方の大きく見開いた蒼の瞳から、次から次に大粒の涙が零れていく。 その泣き声が部屋に響き渡ると、部屋の扉が吹き飛び無数の生徒が入ってきた。 手に武器と術式展開された魔法陣をかざして。 「貴様ぁーー!!なに世界の宝、幼女を泣かしてるんだ!!けしからんもん見せよって!!」 「あぁ!?んだとコラ!!このご立派な肉体美を見て泣くほうがありえないっての!これでも均衡ばっちりなんだぜ!!」 「ス、スイほ〜らほ〜ら、泣き止めって!!もう大丈夫だからな!気持ち悪いもんはもうないからな!!」 「おい、気持ち悪いだと!?この美しさがわからねぇのか!!?」 「あやしてんのに更に近づいてくるなぁーー!!」 「――ひっ、ひぅっ、うぇ・・・ん、ぐすっ」 「あぁ、よしよし怖かったな。ゴメンな。部屋に入る前にこいつを先に消しとかなきゃならなかったよな」 「おいおいお前ら!これじゃ健康にならねぇだろ!?いいのか俺のネタ力が半減しても!?」 レイがスイをあやしている間、後ろのベッドに簀巻きにされた男が騒ぐ。それを無視し、落ち着いてきたスイを、協力してきた生徒達に手を上げて、礼を言う。 それを見ると各々安心したように笑い、部屋から出て行った。 落ち着いてきたスイの背中を一定のリズムでさする。 泣き声が次第に小さくなるのを確認し、視線を簀巻きに向ける。 「・・・ったく。ラルシムがいるんじゃ、スイも落ち着かねぇから・・・消すか」 「おいお前!!最後の敢えて大きくしただろ!!なに物騒な事言ってんだ!!」 「だってこれからじーちゃんの館に行くのに、お前がいたらスイも一緒に住めねぇだろ」 「おいおい、俺がじじの家に居て、常に全裸だと思うのかお前は!?私服と女装がはいるぞ!!」 「スイ〜、ちょっと待っててな。すぐ終わるから」 「はぁ!?お前なに闇渦だしてんだ!あ、ちょ、そこは色々、らめぇーー!!」 「気色悪い声だすなって。こっちまで嫌になるス」 ぎゃんぎゃん騒ぐ同居人であり、親戚である男を見て胸元にある手紙思い出す。 『暫く旅行に行ってきます。 ちょうどレイ達も冬休みに入る間に、今回も寮から出る時と被るそうですね。もしよかったらでいいのですが、また私たちの家でお留守番をして頂けるなら助かります。 前回と同じ様に、留守している間の必要な費用はこちらで持ちます。 もし大丈夫なら、おじさんの方か私たちの方へ早めに連絡して下さい。あなた達の健やかな健康と、成長を願って。 P.S 仲良くね?^^ −ラディス・エンフェロイ−』 ばーちゃん無理かも・・・と思いながらレイは天井を見上げた。 どこからか、諦めたらそこで試合終了よ!という祖母の声が聞こえた気がした。
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![]() | Message |
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メッセージはありません。
今日はメッセージを送っていません。
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![]() | 何DEMO★許可!!! |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 六命動物園 |
マグナとラディス(1584)からのメッセージ: ![]() ![]()
調律者達(1729)からのメッセージ:
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![]() | 地下バー[Versteck] |
ジェイ(458)からのメッセージ: ![]() ジェイ「酒が進むうち次第に気心が知れる仲間との会話も増えてくるものさ、そういう時は丁度今みたいに手が空くかもな」 ![]() ![]() ![]() ジェイ「これかね?(指さされた赤色のリキュールを棚から取り) 少々強いかもしれん、初めの一口なら割っておくのを勧めるぞ?」 と2つのコップにリキュールと氷水をそれぞれ少しずつ出し、マドラーと共に置いた。混ぜるジェスチャーをしている。
マリナ(66)からのメッセージ:
クリム(129)からのメッセージ:
リリスとヴァル(144)からのメッセージ:
ヴァル(303)からのメッセージ:
ヴァイス(393)からのメッセージ:
リオ(532)からのメッセージ:
スタリナ(837)からのメッセージ:
享(854)からのメッセージ:
ナナフシ(880)からのメッセージ:
クリム(907)からのメッセージ:
ロザリー(1596)からのメッセージ:
ワナ(1659)からのメッセージ:
クラン(2201)からのメッセージ:
ソニア(2354)からのメッセージ:
ジャ(2498)からのメッセージ:
アリシア(3085)からのメッセージ:
カルサ(3183)からのメッセージ:
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![]() | 異世界の旅人 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 鉱脈の在り処 |
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![]() | Main |
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追加アイコンを 1 増やしました!
のんびり休憩しました!
現在の体調は いい感じ!
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MAP1 L4 / 平原
通常戦開始!
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![]() ![]() ![]() 珍平の集中LV1 珍平のCRIが上昇! 珍平のMCRIが上昇! マグナとラディスの魔攻LV1 マグナとラディスのMATが上昇! マグナとラディスの攻撃LV1 マグナとラディスのATが上昇! マグナとラディスのMATが上昇! マグナとラディスの防御LV1 マグナとラディスのDFが上昇! マグナとラディスのMDFが上昇! |
非接触フェイズ
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[HP]1454/1454 [SP]282/282 マグナとラディスの行動! ![]() #118 Wounds!! 珍平に566の隊列無視ダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 1
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[HP]1454/1454 [SP]212/282 マグナとラディスの行動! ![]() #57 Tinder 黒ノ炎!! 珍平に219のダメージ! 珍平に炎上を(1)追加! 状態異常によりHPに62のダメージ! [HP]210/1057 [SP]120/120 炎上[1] 珍平の行動!
マグナとラディスは攻撃を回避! [深度減少] 炎上[1→0] |
戦闘フェイズ TURN 2
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[HP]1454/1454 [SP]162/282 マグナとラディスの行動!
![]() ![]() ![]() #118 Wounds ―――ホームラン ! ! 珍平に612の隊列無視ダメージ! ![]() マグナとラディスは珍平を魅了した!(1) ![]() ![]() [HP]-402/1057 [SP]120/120 魅了[1] 珍平の行動!
マグナとラディスは攻撃を回避! [深度減少] 魅了[1→0] 天恵により珍平に追加HP349が与えられた!!
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戦 闘 終 了 !!
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![]() ![]() 戦闘に勝利した! PSを 60 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! 生産CPを 1 獲得! エリア内を探索・・・ マグナとラディス(1584)は 石英 を見つけました! マグナとラディス(1584)の 斬撃 の熟練LVが増加!( 7 → 8 ) マグナとラディス(1584)の 火霊 の熟練LVが増加!( 5 → 6 ) マグナとラディス(1584)の 闇霊 の熟練LVが増加!( 8 → 9 ) |
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訓練により 体格 が 12 上昇しました!(能力CP - 9 ) 訓練により 敏捷 が 12 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 8 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 9 ) 訓練により 火霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 6 ) 訓練により 闇霊 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 9 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 装飾 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 )
技 Crimson edge を修得しました!
竹 から バ(ry という 叩撃 を作製実験しました。
MAP1 L3 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
アルフ(3035)の声が届いた: ![]()
J.J.(3107)の声が届いた:
ポイ(3341)の声が届いた:
マイク(111)の声が届いた:
レアル(370)の声が届いた:
シホ(374)の声が届いた:
シンクレア(717)の声が届いた:
腐乱さん(761)の声が届いた:
キータ(1082)の声が届いた:
ひとみ(1384)の声が届いた:
調律者達(1729)の声が届いた:
破壊槍のリョウコ(1869)の声が届いた:
ローラちゃん(2066)の声が届いた:
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![]() スティルフの街です。 HP、SP、持久、技回数、体調が回復しました! ※宣言「基本行動」に「アイテム購入」が追加されました。
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![]() | 街のショップ ― 販売アイテム一覧 |
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街は活気であふれています。
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![]() | Next Battle |
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MAP1 K3 / 平原
通常戦が発生!
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![]() | Data (第7回 第9回) |
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ENo.1584 マグナ&ラディス |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.1729 常闇の森 御一行様 ![]() ![]() ![]() ENo.2611 ギーギ・ベクトン |
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[PL] サイ |
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