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Ansinity Only!!
No.1341 寺院カフェ・ニルヴァーナ
十六夜・みろく


あなたは道端の看板にふと足を止める。

『喉は渇いていませんか? お腹はすいていませんか?
心身どちらかでも満たされないと感じている方は当店においてください』

看板の記された矢印の方を見上げれば、石段の上には鳥居が見える。
あなたが石段を登って鳥居をくぐると、そこには一軒の古びた寺が姿を現す。
寺に立てかけられたホワイトボードの一番上にはマジックでこう書かれている。

『寺院カフェ・ニルヴァーナへようこそ!!』

あなたの目の前でひとりでに寺の扉が開き、そこから1人の少女が顔を出した。

「あ、お客様ですね? お待ちしておりました」

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異様な店だ。

客の大半は頭を剃り上げて、僧衣に身を包んでいる。
そんな坊主同士がテーブルで向かい合い、イチゴパフェをつっつきながら談笑している。

「今年のニューモデル…クロームシルバーの数珠ってヤバくね? アレつけてたらモテるかなぁ?」
「いやー…今年はデニムの袈裟が来るってマジで!!」

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………………
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異様な店だ。

板張りの床の上には洋風のテーブルが置かれ、本来ならば仏像が置かれているであろう場所にはケーキのショーケースが並んでいる。
壁には宗教色の強い絵画のタペストリーがかかっているが、それらの図柄は受胎告知であったり、ガネーシャ神であったり、てんで統一感が無い。

こういう気分を「狐に鼻をつままれたような」と言うのだろうか?
あなたは寺の隅に置かれた石造りの稲荷を見ながら、ふとそんな事を考える。

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………………
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「おかしな店だろう?」

店の主人だろうか?
いかにも喫茶店のマスター然とした初老の男が君にコーヒーを差し出す。

「ここは、カフェ・ニルヴァーナ…あのお嬢ちゃんはこのクソッタレな世界で博愛思想を広めて世界を平和へと導きたいんだそうだ。
まぁ、付き合って説法を聞いてやってもいいし、無視して俺の自慢のケーキを味わって帰るんでもいい。ここへ来たのも何かの縁。このコーヒーはサービスしておくぜ?」

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ここは、お寺を改装したカフェ・ニルヴァーナ。
発起人のみろくの考える「自分の説法を広く人に説く場所」として機能しているかははなはだ疑問ですが、「女の子とお話出来る!!」というみろく目当てのお客さんから、物資不足のこの世の中で何故かここでは食べられる甘いお菓子目当てのお客さんまで、店内はなかなか盛況の様子です。

なお、プチ出家してみたいお客様向けに、剃髪サービス、袈裟、巫女装束をはじめとする各種宗教衣装の貸し出しサービスも行っていますのでよろしくお願いします。

※コミュニティールール
【絶対暴力】所持者:マスター
コミュニティー内部で暴力沙汰が起こった時【絶対暴力】を持つキャラクター、NPCに勝利する事は不可能とします。



コミュニティメッセージ


弥勒(1341)からのメッセージ:
弥勒「キャバクラ……はぁ……『女の子が飲み物や食べ物を持ってきてくれたり、お話や踊りを見せてくれるらしい』ですか……」
弥勒「……うちと大差無くないですか? 飲み物や食べ物運びますよ? 説法ならいつでも歓迎ですし、神楽もたまにやりますよ?」

ナレーション
ここ…寺院カフェ・ニルヴァーナでは葬儀がしめやかに行われている…

お坊さんA「クッ……わかっていた事とはいえ……辛い別れだ」
お坊さんB「……彼女は生きているさ……俺達の心の中に」
お坊さんC「ああ……俺達は彼女の生前の姿をしっかりと心に焼き付け、前を向いて進んでいかなければな」
弥勒「……」

ナレーション
遺影にはアニメー○ュの切り抜きの御目方様の白黒コピーが貼られている

お坊さんD「とりあえずこれからはどうする?」
お坊さんA「そりゃぁおめぇ今期ナンバーワンの星奈ちゃんに決まってるじゃんか」
お坊さんB「え? 小鳩ちゃんだろ? あの作品の見所は…」
弥勒(……慰めた方が良いのか、叱った方がいいのか……価値観が理解出来ないから触れないのが一番ですね。きっと……)

弥勒「かえでさん>
好きなものは好きだからしょうがないというのを否定してしまうと喧嘩の元だからそこのところはおいておいて……」

弥勒「お互いの考えを尊重しあって住み分け出来ると良いですね。」
弥勒「ルギウスさん>
……なんだかとってもフリーダムな教義ですね……」

ナレーション
みろくは一瞬だけ怪訝な表情を浮かべた

弥勒「シュネーさん>
まぁ、現代宗教とお金というのはなかなか切り離せないのですよね…信仰を広めるにもお金は必要だったり…」

弥勒「まぁ、信仰で集めたお金を信仰の為に使うというのはアリだと思いますが、そのお金で遊びに行っちゃうのはどうなんでしょうね? お金を出した側がそれでも良いと思うのであれば、それもアリかと思いますが」
弥勒「イメラさん>
まぁ、彼らも私もまだまだ修行中の身なのですよ……」

弥勒「まぁ、私もクリスマスはシスターやって、お正月は巫女さんやってますしね……あ、宗教のパンフレットは山ほど用意してありますんでご自由に」

クーヤ(20)からのメッセージ:
クーヤ「えーと……」
坊主たちの会話や店をみて、どこか呆然としている
クーヤ「……ごめんなさい、冷やかしでした」
出て行こうとする幼女

かえで(163)からのメッセージ:
かえで「>みろくさん
いたるところにモンスターが闊歩している世界でしたからね。神殿騎士は自らを盾として仲間を守るのが役割でした」

かえで「直接でなければセーフだったり、呼び方が違うからセーフだと言い張ったり、ありますものね。一時期私はチョコ入りシュークリームをよく食べていました」

かえで「>ルギウスさん
汝の為したいことを為すがよい。ただ、その教義が『自身の自由のためならば他者を犠牲にしても構わない』と解釈されてしまったが故に邪教だと呼ばれることもあるんですよね。教義の捉え方の違いなんじゃないかと私は思いますけれども」

ルギウス(217)からのメッセージ:
ルギウス「>坊sさん
ははは、貴方方も所有者でしたか……私の日記は『不幸日記』他人の不幸が記述されている日記です……くくく。」

ルギウス「>シュネーさん
おやおや、鮫のようなお嬢さんですねぇ?……どうですか、馬鹿話でも?」

シュネー(460)からのメッセージ:
>弥勒 
「ミルクレープ、スキ…………」 
「宇宙教とか、そういうの、ない?
確かに、私の世界は…………科学が凄く発達してた……
あ……赤は恩人の色なの…………」




コミュニティ参加者


 ENo.20 クラヴディヤ・アダイェフスカヤ蛍光色の物体
 ENo.163 姫榊かえで蚯蚓
 ENo.217 ルギウスエリー
 ENo.460 シュネー・W・フォーゲルエリー
 ENo.650 ビス・デアス・ノナウムスisss
 ENo.1341 十六夜・みろくちきん
 ENo.2275 イメラきつね仮面
 ENo.2621 真幌場 タケルうか
参加者 計 8