ENo.1816 浮棄

セルフォリーフにて魔法学を学ぶ学生…だったのは昔の話。
とある事件を境に正課を抜けて研究に埋没した彼は、
数十年を費やし歪んだ復讐を企てた。
そして彼は、世界の禁忌に触れた者としてアンジニティへ追放されることになる。

現在は尚も復讐を続けるためにセルフォリーフへの帰還を望み、
世界の隔壁に開いたという穴を探し求めている。

――外見情報――
身長：185cm
体重：70kg
髪色：チャコールグレイ
虹彩：赤系
髪型：手入れを省く為としか思えない無造作な短髪
その他：悪い目つきに硬質な印象の黒縁眼鏡。白衣を着こむ。
　ステロタイプなマッドサイエンティストな感じだが、
　高笑いよりにやにや笑い。とっても根暗さん。

――ロール上のなんやかんや――
【人間と誤認するような外見の非人間】に敵意を抱く傾向があります。
但し特殊な知覚能力を持っている訳ではないので、ばらされなければ案外気付かないこともあります。

――技能その他――
学生時代の専攻分野は付与(エンチャント)系魔術、
特に単純な強度や仮想撃力を付与する強化(エンハンスメント)。
時間制限のある実技においてはそこそこ程度ながら、
時間制限のない課題においては屈指の成績を収めていたらしい。
しかし体術に関しては鈍才の上に苦手意識もあったため、
己を強化して直接戦闘を行う近接型術士には至らず、
あくまで「味方の強化」及びその応用としての「敵方の弱化」を主眼とする名誉欲の薄い術士であった。
実技対抗戦では相手方に危険視と同時に『孤立させれば狙い目』とも評価されていたという。

魔術士にも関わらず、授業をさぼり工学系の研究所に足を運ぶ事もしばしばあった。
そのため魔法学校では珍種扱いであり『あの機械オタ』で通じたとか。

現在は、本来副産物に過ぎなかった敵方の弱化を中心的に扱い、
学生時代は使えなかった筈の召喚術で前衛を補って立ち回っているようだ。

※捻くれ親父ですが突撃は(捻くれた感じで)歓迎。

プロフ絵：ぬえびーむさま