ドリームウォーカー（夢先案内人）といわれる種族と、人間との子。
基本的に彼らに性別は無く、自分の思い次第で男にでも女にでも20歳頃に分化することが出来るという。「彼」が旅をしているのはその分化へ向けて、自分探しをしようと試みたためである。また、純粋なドリームウォーカーはそもそもどこから生まれたのかを自分でも覚えておらず、母の生まれた地を探す旅も兼ねている。

この種族は夢先案内人という名前通り、現実では無い世界へとわたることが出来る能力を有する。現実にはありえないものを、様々な種族、人の夢の中から引っ張り出すことも出来るが、自分の寿命をその分削らなくてはいけないと伝えられている。

曰く、「恋をしなければ消えてしまう」
曰く、「夢を見れなくなった時に悪魔となる」

様々な伝承が残されているが、まだ謎の多い種族である。

「彼」が持つ秘密のロケットには旅で出会った大切な人の写真が入っているというが、誰にも見せたことは無い。