ENo.236 エルレンシア・アルバ・トゥルム

人々の夢を喰らいながら生きる、ユメクイの女の子
夢を喰らうと言っても、主に「悪夢」が主食。
楽しい夢・嬉しい夢は甘すぎてユメクイには毒で、
普通の他のユメクイ達には見向きもされないが、
エレンはそれを眺めているのが好き。

ユメクイの中では由緒正しい名家、アルバ家の長女に生まれ、
跡目を継がせる為に、武道に学問にと厳しく育てられた。
が、ある日、弟が生まれ、跡目を継ぐ必要が無くなった彼女は、
今まで溜まっていた色々な物が爆発。
家宝の剣「デイブレーク」を持ち出し、
とびっきりの悪夢を喰らいに家を飛び出した。

強力で強大な悪夢に出会い、戦いの最中、
宝剣デイブレークを突き立てた所で、
悪夢は苦しみもがきながら、どす黒い気を吹き出した。
悪夢が吹き出したどす黒い気に飲まれた彼女は意識を失った。
目を覚ますとそこは見知らぬ世界（セルフォリーフ）だった。

===================（備考追記等）===================
夢を食べてたのは「夢の世界」に居た頃の事で、
いわゆる肉やら野菜やらの普通の食事もできます。

代わり（？）に、夢の匂い的なものを感じられるようです。

生まれた世界が違うので、人によっては
「この世界に在らざる者」というのが分かるやも知れません。

いわゆる夢魔や半霊のそれに近いです。が、
本人は夢魔や悪夢の討ち手だと思っているので
それと一緒にされるのは心外の様です。

嬉しい時は、耳が犬の尻尾のように振れてしまう。
嬉し恥かしを隠す時は、顔より耳を隠さなくてはっ。

デイブレークはアルバ家に伝わる宝剣。別名『夢絶ち』。
理の違う世界で鍛えられた所為か、最近喋るようになった。
西圓寺博士に弄られて変形機能が付きました。ありがとう博士！

首に付けてる宝石の銘は「夢見るルビー」。消えなかった！

時間の流れが緩やかな世界で生まれ育ったので、
60〜70年程度の人々の夢を見てきました。

※『なんでも許可！』※
事前事後問わず、連絡して頂けると、
中の人がこっそり見に行ってニヤニヤします。