<< LIST [Notice] [RuleBook] [Result] [Lounge] [Link]


Ansinity Only!!
No.1239 神の去る家
アッシュ・サフ


タルタスの街に見捨てられた異教の教会をねじろとしていた
三人の男たちがいた。

彼らは祈る者の絶えた家の神のように
自らの家を去ったあとの今も
家にいたあの日々のように身を寄せ合い旅をしている。





====

パーティ用コミュニティです。『神の去る家』以外の方はご遠慮ください。



コミュニティメッセージ


アッシュ(1239)の周囲にはどうしても紙の焼ける匂いが漂う:

「だいたい、寝かせればうまくなるったって、寝かせるのとほったらかすのとは違うんだよな、酒って云うのはさ」


 イチゴ酒の入った酒瓶をぷらぷら振りながらぼやく。

「イチゴがフリストで仕入れたものだったから、何日になるかね。
 酒は酒だが、味はもう期待できないんじゃあないかな……荷物になるし、いい加減今日で乾しちまうよ」

「酒か……ま、でも、ジュースみたいなもんだよな、これじゃ。
 次の街で売ってたら見繕ってみてもいいのかも知れん。道端で造るよりはマシな味だろう」


 男は心なし益体ない話に饒舌だった。酒のせいであるのかもしれなかった。

「…… ash 。アスハ、と読むんだったか。料理人の。
 あいつはもう行方知れずらしいな。
 あのドネスク東の森を抜けた土地を最後に、誰も姿を見ないそうだ」




コミュニティ参加者


 ENo.772 マタル・ユイailongam
 ENo.1239 アッシュ・サフK___
 ENo.1240 ルスヴン・ロー十戸
参加者 計 3