タルタスの街に見捨てられた異教の教会をねじろとしていた
三人の男たちがいた。

彼らは祈る者の絶えた家の神のように
自らの家を去ったあとの今も
家にいたあの日々のように身を寄せ合い旅をしている。





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パーティ用コミュニティです。『神の去る家』以外の方はご遠慮ください。

アッシュ(1239)の周囲にはどうしても紙の焼ける匂いが漂う：

　飲み水を注意深くすする。

　ぐるりを囲む森を一度見回し、足元の葉を拾い上げる。手早くなにかを書きつけて、手を放す、
　と、風の吹くのにまかせてその葉はどこかへ飛び去っていく。
「水の気配、ちょいと遠いな。
　遠いと言ってもたかが知れてるが。妙な気分だよ。ここまでずっとすぐ海だった」

　妙な気分だよ。口の中でもう一度つぶやきながら行く手の山を見上げる。
　ルーシーを引っ張っていくのかね。それともルーシーが俺の命綱なのか。
　確かなのはマタルの安全だ。やれやれ。

マタル(772)からのメッセージ：
彼の振る舞いは、常時と何も変わることがない。同じ歩幅で歩き、同じ調子で喋り、同じ速度で食事をした。
　幾度となく、カードは風を呼び続けている

ルーシー(1240)からのメッセージ：
頭上に帯びたはなかざりから滴り落ちる抜け殻の花弁を前に立ち尽くす。緑に燃える目を瞠って。