ENo.3093 ルビー・ダッシュウッド

るびぃ「はぁ・・・・っ、はぁ・・・・っ。」

息はとうの昔に切れました。
目の前がひどくかすれます。
心臓が壊れてしまうかと思う程、早く強く脈打ちます。

るびぃ「ぁ・・・っ、・・・・・っ。」

棒のようになった足は、いくら願っても痛むばかりで前へは進みません。

ご主人様の居場所がやっと分かったのに。
急がなきゃいけないのに。

私は、口の中に込み上げてきた嫌な物を吐き出し、再び足を進めます。
痛みも苦しみも、ご主人様の為と思えば、耐えられます。

疾く、疾く、森の中を駆け抜けて。
ご主人様の下へ・・・・。

しかし、私はいつしか、更に深い森の中に迷い込んでいました。

樹上から届く筈の光は、私の周囲を取り囲む大木が私のはるか頭上でその全てを遮っています。
暗く湿った森の地面には、見た事も無いような奇怪な植物が根を張り、それが陽の光の元で生きる事の出来ない者たちなのだと知れました。

私は途端に、それがひどくこの世の摂理をねじ曲げた、恐ろしい物であるかのように感じました。

ですが、今更引き返す訳にも行きません。
方向はこちらで合っている筈です。
野生の勘です。
私、犬なのでかなり鈍ってますけど。

整った息をまた大きく吸い込んで、私は再び走り始めます。

・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・迷いました。

一応私の名誉の為に述べさせて頂きますと。
野生の勘が狂っていた訳ではありません。
ただ、さっきの植物達よりもずっと恐ろしい・・・
何か”異質な物”が、ずっと私の後ろを付いて回っているような。
そして、それが私の行く先をねじ曲げ・・・

こうして、何度も何度も同じ道を辿らせるのです。

こうしていてもラチが開きません。
夜通し走り通して来たので体力も限界です。

るびぃ「・・・・そこだッ！！」

・・・・・どうやら、私の野生の勘はまだ狂っていませんでした。
私が爪を振るった先、そこに居たのは・・・・

るびぃ「・・・・・妖精？」

MAP1 O11 / 森林LV1

あうとらんなーず

ENo.3093
ルビー・ダッシュウッド

V S

Encounter!!

大妖精

セナ(1817)の声が届いた：

　｢防具枠が空いちょおけぇな、必要じゃったら声掛けてくんしゃい。伝言と木漏れ日で受付とうけぇの。｣

シズカ(1793)の声が届いた：
シズカ「なんかもーめんどい」

リィル(1752)の声が届いた：
リィル「料理LV16、付加LV9だけど、需要あるかな？対価不要、早い者勝ち、伝言よろしくね〜♪」

あーちゃん(1682)の声が届いた：
あーちゃん「バレンタインだはー！　わはー！」

辰吉(1639)の声が届いた：
おつた「管理者様、ご結婚おめでとうございます。ご多幸をお祈り申し上げます」

フィーナ(1626)の声が届いた：
フィーナ「1の裏が6じゃないサイコロって違和感丸出しだよ。」
フィーナ「あれ？」
フィーナ「っていう顔になっちゃうよ。」

ザギ(1535)の声が届いた：
ザギ「砂地ばっかにいると潮クサくなりそーなんで、今度は草原に出てみよう……なーんか凶悪そうなの一杯いるなー(((;ﾟДﾟ))))」

ゆかり(1522)の声が届いた：
ゆかり「んーっとぉ。そーしょくつくります♪
でんごんか　こもれびでおうけしまーす♪」

桜(1416)の声が届いた：
桜「合成いります？？」

レイラ(1414)の声が届いた：
レイラ「合成枠が余りましたら、木漏れ日さんにて、たたき売り…」

かえで(1389)の声が届いた：
かえで「武器Lv22枠いかが〜」

ハッピー(1302)の声が届いた：
ハッピー「ハムスターはもっふもふだったわー♪」

レオ(1246)の声が届いた：
レオ「武器作るよ！木漏れ日でどうぞ！」

ミネット(1187)の声が届いた：
「にゃあ」

綴(966)の声が届いた：
綴「テスト前で時間ねぇーーー！！」

シグマ(960)の声が届いた：
シグマ「ふんはー」

サイ(596)の声が届いた：
サイ「大変申し訳ないが！我はしばらく内職に忙しいため、ご要望がお受けできぬ状態であります。お問い合わせくださった方々、ありがとう存じます！！」

雪(566)の声が届いた：
雪「武器の合成請け負うよー！欲しい人は伝言でよろしくねっ」

精霊の遣い手アレク(543)の声が届いた：
精霊の遣い手アレク「木漏れ日に集うにて魔石作製いたします。」

リコ(182)の声が届いた：
リコ「だれか・・・いっしょにぼうけんしてほしいの・・・（ﾊﾟﾀﾘ」

さや(23)の声が届いた：
さや「武器枠開放してまーす。基本PTM優先ですけどそんな需要ないのでどしどし伝言まってまーす。」
さや「ついでに、コミュニティで神社を開放してます。休憩にでもどうぞー♪」

きらら(3243)の声が届いた：
きらら「どれを出すと確約は出来ませんが、とりあえず今色々対応しますっ！」

るびぃ(3093)の声が届いた：
るびぃ「はぁっ・・・・・はぁ・・・・っ。」

ノクト(2630)の声が届いた：
ノクト「多分ゾンビに勝ててるかな？」

レイナ(2624)の声が届いた：
レイナ「はーい、木漏れ日に魔石作製枠を出しますよー？」
ジョニー「欲しいヤツがいたら気軽に声をかけてくれよナ！！」

ナツキ(2610)の声が届いた：
ナツキ「わーるいジョッ○ーぶっとばすぞぅ♪」

くじら(2405)の声が届いた：
くじら「装飾の仕事あるといいけどな。」

クワン(2287)の声が届いた：
クワン「料理12と装飾13（予定）入り用だったら声掛けてくれー」

あかね(2205)の声が届いた：
あかね「うぉぉぉぉぉぉぉ！　可愛い子の手作り料理が食べたいぞぉぉぉぉぉ！」

クラン(2201)の声が届いた：
クラン「雑貨と機械全般扱ってます！『Kuran'z Garage』営業中！　次はホワイトデーですよー！！」

まこ(2020)の声が届いた：
まこ「はぐれましたわ・・・」

愛音(2000)の声が届いた：
愛音「合成承ってたりするぜー。やってほしけりゃ住処まで来い。ぁー林檎がくいてぇ」

『ちょっと隣町まで出掛けてくる』
そう言い残したのが最後、消息を断ったご主人様を探す為、着の身着のまま飛び出した向こう見ずなわんこ。

”立てば爆薬座れば戦車、歩く姿は破壊神”とご主人様に恐れられる、不器用ながらも小さい身体に似合わない怪力で力任せにぶっ叩く戦法を得意とする。
たまに思いっ切り噛み付いたりもする。

小さな子犬の一人旅には困難も付き纏うが、持ち前のパワーとご主人様への愛で、あらゆる障害を粉砕し突き進む。

でも、勇んで飛び出してきたはいい物の、やっぱり心細いのか、たまにめそめそと泣いている事も。

それでも、一途にご主人様が好きなのか・・・
ご主人様を見つけ出し、また一緒に暮らす事を夢に見て、今日も戦車の如く突撃する。