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世界共通!
No.2158 異界の本棚
Medea-Laplace121


世界の狭間にある、薄暗い図書室。
中ではメディアが昼寝をしたり、寝言を言ったり、点字の本を読んだりしています。

※コミュ内容
どうでもいい知識をだらだら語るだけのコミュニティです。
語り合うのではなく、一方的に喋るだけで結構です。
勿論、語らなくても構いません。雑談可。ROM歓迎。
無いと思いますけど、公序良俗に反するような発言や、他の参加者に著しく不快の念を抱かせるような発言はやめてくださいね。



コミュニティメッセージ


メディア(2158)からのメッセージ:
メディア「あ、新雑誌になったんですね。断絶した訳じゃなくて良かったです>イェルさん」

メディア「さて、今回もアイスランドの裁判制度の続きです。
前回はようやく『集会(シング)』における裁判まで辿り着いたのでしたね。
でも、それを説明する前にシングの説明をしましょう」

メディア「元々、アイスランドへの入植者たちはそれぞれ自分たちの故郷の法を使っていました。
しかし土地の所有が完了する頃には、それでは対応できなくなりました。
法の違いによる衝突を避ける為には、全島共通の法が必要。
そこで930年に開催されたのがアルシング(全島集会)です」

メディア「アルシングは立法機能と裁判機能を有していました。
アイスランドは一部の者による征服ではなく、話し合いで共通の法を手に入れたのです……が。
立法はいいとして、裁判は全島で一年に一回だけのアルシングだけでは捌ききれません。
それで、どうしたかと言いますと……」

メディア「965年、アイスランドは東西南北四つの分区に、そして分区ごとに四つの地区に分けられました。
そして各地区ごとに年二度、春と秋に地区集会を行う事にしたのです。
これを春季シング、秋季シングと呼びます。
秋季シングはアルシングの決定を伝えるだけのものでしたが、春季シングは裁判機能を有していました」

メディア「具体的には春季シングは両当事者が同一地区の事件を。
そしてアルシングは両当事者が別地区の事件を扱う事で、円滑に裁判を行う事ができるようになったのです。
ちなみに春季シングは5月、アルシングは6月、秋季シングは8月に開催されました」

メディア「シングの参加者は二種類。
地区の有力者であり表決権者であるゴジ(首長)と、シングマン(随伴者)です。
シングマンは表決権を持っていませんが、裁判では重要な役割を果たしました」

メディア「ちょっと時間的余裕がないので今回はここまで。
なんかアイスランド史コミュみたいになってきましたが気にしないで下さい」

メディア「それではおやすみなさいませ」

メディア「すやすや……」




コミュニティ参加者


 ENo.231 文箭句外
 ENo.261 リエナイ・ディボートdajf
 ENo.327 ダリル・S・オウル
 ENo.530 化野 薫フシハラ
 ENo.968 佐倉 吉野/大山968.
 ENo.1111  
 ENo.1996 イェル・V・ハルトマンDさん
 ENo.2158 Medea-Laplace121レナーテ
 ENo.3320 柊 三十朗さかさ猫
参加者 計 9