名は「にしきび　りな」と読む。

全体的に薄汚れた、赤に黒フリルのワンピースと紅い薔薇の付いたミニハットを着用している、筋肉が薄く付いた痩せ型の少女。
目は左目が黒、右目は光を宿さない蛇のような白眼。
髪型は乱雑なショートヘアの茶髪、右目を覆い隠す前髪。

めったに怒らない性格だが、怒るとククリナイフに青白い半透明の蛇が絡みつくようにして現れ、『怒』が『喜』に変わるまで怒りが収まらない（らしいが今は当の蛇が沈黙中）。
きっと体育会系。勉強は苦手。

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物心付く前に機関によって造られた精神体\x87\x80人工式\x87≠\xF0憑依させられ、魔術適性と条件つきの衝動を持つ、所謂\x87\x80人工能力者\x87≠ﾉなった少女。
彼女はある時、『怒』が無くても生物の命を奪えば『喜』を得られるのか疑問に思い、実験を行った。
しかし其れが\x87\x80巫女\x87≠\xF0名乗る能力者に知れ、\x87\x80蛇\x87≠\xF0封じられ意識を失った。
───筈、だった。

気が付けば周囲には、先刻まで戦っていた相手は居なかった。
彼女の眼前に広がっていたのは、見知らぬ世界だった。

莉奈は、この世界の事を知るべく冒険してみることにする。
「いつか戻れる」と自分の状況を楽観視して。

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《戦闘用人工式》第三柱\x87\x80蛇\x87\x81
\x87\x80柱\x87％凾ﾆいう分不相応な言葉を含むが、その正体は宿主の魄が無ければ存在できない、魂だけの人工精神体。
木気に属し、青白い光を放つ半透明の蛇の姿を持つ。
宿主の『怒』の感情で発動し、一人分の魂を吸収し『喜』で感情を塗りつぶして消える存在だったらしい。
しかし不完全な封印によって魂を取る機能は失われ、今は沈黙している。

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（不慣れですが何卒よろしくお願いします。