ENo.836 森神

ある日森の中で白い貝殻の小さなイヤリングを落としたようぢょとそれを拾ったクマの邂逅とダンス。そのカオスから発生した巨大なエネルギーは一柱の神を産み出した。創造神としての権能を持った彼（彼女）はその世界から飛び出し、別の世界を一から構築し始めた。
天を、大地を、森を、山を、海を造った後、一人でこの仕事を続けるのは非常に面倒なことに気付き、分業のために多くの神々を作り出す。

神々は精力的に働き、多くの生命を育む世界を作り上げていったものの、その分彼の仕事が無くなってしまい、暇と性欲を持て余したあげく最高神でありながら自宅に引きこもってネットの匿名掲示板を荒らしたり画像掲示板で萌え二次絵を集めたり違法アップロードで検挙されたりすぐに管理者削除と垢BANされるような動画を作ったりしてごろごろぐだぐだと過ごすようになってしまった。

彼の怠惰を問題視した神々は下界の児ポ法改正反対デモに参加中だった彼を強制連行、糾弾するために法廷に引き摺り出した。ところが彼は反省の色なく許されざる角度で入廷、「働いたら負けかなと思っている」「絶対に働きたくないでござる」などと発言、頭に血が上った神の一人に胸倉を掴まれるとメロディーを口ずさむなどの行為を繰り返し、最後には我慢の限界に達した神々よって力の大部分を封じられ異界へ追放処分となった。

次に造る世界はもっと自分好みのものにしようと決意、なぜ最初からそうしておかなかったのか自問しながら力を取り戻すべく旅を続けている。
男性でもあり女性でもある。ゆえに良い男良い女どちらも好みであり、そういう者たちを侍らせながら働きもせずネットに溺れられる世界を構築するのが野望。

弱点はチェーンソー。

携帯電話を使って毒電波を放出する程度の権能を持つ。
会話は大抵携帯電話もしくは糸電話。

※重度の変態です。取扱い説明書をよく読み、用量、用法を守って正しくお付き合いください。