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世界共通!
No.2158 異界の本棚
Medea-Laplace121


世界の狭間にある、薄暗い図書室。
中ではメディアが昼寝をしたり、寝言を言ったり、点字の本を読んだりしています。

※コミュ内容
どうでもいい知識をだらだら語るだけのコミュニティです。
語り合うのではなく、一方的に喋るだけで結構です。
勿論、語らなくても構いません。雑談可。ROM歓迎。
無いと思いますけど、公序良俗に反するような発言や、他の参加者に著しく不快の念を抱かせるような発言はやめてくださいね。



コミュニティメッセージ


メディア(2158)からのメッセージ:
メディア「なるほど、パラメータが一致すれば同じ味になる……と言うのは頷ける話ですね。
でも、塩辛と生クリームを組み合わせた人は何でそれを試そうと思ったんでしょうね……>ブランクさん」

メディア「さて、今回はアイスランドの裁判制度の続きです。
……まあ、まだ裁判の話に辿り着いてないんですけど!」

メディア「前回は、裁判制度ができる前の原則の一つ目『決闘』の話をしました。
今回は二つ目の原則『血讐』についての話をしましょう」

メディア「第一原則である『決闘』により被害を受けた側は、『復讐』する事が認められていました。
そして『復讐』は徒党を組んで行う事ができたのです。(能動的連帯)
勿論、袋叩きが推奨されていた訳ではありません。
復讐される側も、人を集める事が許されていました(受動的連帯)」

メディア「このようにして形成されたある集団とある集団の敵対関係、及びそれに伴う行為。
これが第二原則『血讐(フェーデ)』です」

メディア「これは一見すれば大規模戦闘を煽るようなものにも見えますが、実際は違います。
アイスランドの人々は、『復讐』及びその先にある『血讐』……それらが実行される可能性により、実力ある者の『決闘』による無法を防ごうとしたのです。
そしてそれはさらに穏健な方向へ……原則としては維持されながらも、血を流さないよう工夫されていきました」

メディア「ところで前回、アイスランドにはゲルマン社会の慣習法が持ち込まれたと言う話をしましたね。
血讐はその慣習法によるもの。つまりヨーロッパのゲルマン社会にも血讐はありました。
そして、ヨーロッパの血讐も徐々に血を流さないよう工夫されていきます。
具体的には、金銭(人命金)で和解するように変化していきました」

メディア「では、アイスランドもそうだったのでしょうか?
実際に、人命金で和解する場合もありました。
しかし、彼らは和解の他に独特な制度を形成していったのです」

メディア「それが『集会(シング)』における裁判。
ようやく裁判に辿り着きましたね!
しかし長くなったので今回はここまでにしておきましょう」

メディア「それではお休みなさいませ」

メディア「すやすや……」

イェル(1996)からのメッセージ:
イェル「いえ、新雑誌が創刊されるという展開だったと思いますね。
   図書館でしか読んだ(見た)事がありませんでしたが」




コミュニティ参加者


 ENo.231 文箭句外
 ENo.261 リエナイ・ディボートdajf
 ENo.327 ダリル・S・オウル
 ENo.530 化野 薫フシハラ
 ENo.968 佐倉 吉野/大山968.
 ENo.1111  
 ENo.1996 イェル・V・ハルトマンDさん
 ENo.2158 Medea-Laplace121レナーテ
参加者 計 8