代々王家に仕えてきた貴族の家柄の一つの「ローザリット家」の一人娘。

裕福な家庭の子供が通える「ヴィルストン上級学院」の高等部所属。
物腰が柔らかく、明るい性格。
誰からも好かれる雰囲気を持っている。
部活などは入部しておらず、寮住まい。
運動は普通。勉強はそこそこできる方。芸術的なもの、綺麗なものが好き。

家族構成は、ローザリット家現当主の祖父と父、母・・・そして、
数年前に行方不明になった5つ年上の兄がいる。

学園生活では上記したような性格だが。
内心、今の世の中に疑問と不信を感じている。

王政の中、拡大する貧富の差。
増加する犯罪、他国との戦争・・・。

「なぜ、こうも醜い世界なのか？」彼女は思っている。

ある日、彼女が手にした美しい「レイピア」と芸術的な「刀」
彼女が手にしたのは、「魔力の籠った細剣」と「神の宿った刀」であった。
細剣は身体能力を高め、刀は加護を与えた。

これらを手にした時、彼女は行動を起こした「私が世の中を正すんだ」
これが彼女「クリス」こと、「義賊ローズ」の誕生である。
普段は皆に囲まれ楽しい虚無の時間を過ごす彼女。
しかし、裏では孤独な充実した時間を過ごす彼女。

果たして彼女の夢は叶うのか。
それはまだ・・・誰にもわからない。