ENo.2562 愛弗十萌

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【ともえたんの日記☆】

ネオトキヨー 1/12 12:50

『ツァオベラー・フェスト　いよいよステージですっ』

ネオトキヨーのみなさん！！あけましておめでとうございます☆

今年もどうぞどうぞ、「KT2」を応援よろしくお願いいたしますっ！！

というわけで只今、カメーリエ分校文化祭【ツァオベラー・フェスト】特設ステージの楽屋で待機しているところです。

もうすぐ私たちのステージが始まるところですよー。

みんな衣装に着替えてあとはスケジュールに沿ってＱが出るのを待つばかり…。

ステージはこれが初めてじゃないけど、今まではゲリラライヴとか街頭イベントとかが多くて、

今回みたいなきちんとした大きなステージでのライヴは初なんで、やっぱり緊張してます……。

なんて不安があるわけじゃないんだけど！！！

ライヴはいつ出てもやっぱり新鮮だし、緊張はするし、上手くいってほしいって祈りながらやってるので、

やっぱりなんだろう、この気持ちはずっと変わらないんじゃないかなって、そういう気持ちなんです。

私たちはまだまだ駆け出しで、ディスクも２枚出たくらいで、

やっとみんなの目に触れ始めたって感じだから、ええと、だけど、もっと色んな人に見てもらいたくて、

あの、あー。

ゴメンなさいっ！！！

なんだか相当テンパッてる感じでうまくブログにまとめきれません。

とにかく、今日のステージ、頑張ってきます。

ライヴの様子はフォトンオンデマンド中継放送もされるし、後でネオトキヨーのフォトンデータ通信で配信されるそうなので、

ぜひぜひ私たちのステージを見てくださいねッ！！！

あと、私、ちょっと今回チャレンジしてみたことがあります。

それも見てくれたらわかると思います。どうぞ、お楽しみにッ！！！

じゃあ、いってきます！！！

byともえたん☆

トキヨーモバイルより更新

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（カチカチ、ピロリン♪）

ともえたん「はー。ドキドキするなあ…。いつもより余裕が無いのは間違いない……。ベテランの芸能人はこういうのも慣れっこになるのかな…。」

ともえたん「いやいやっ、始まる前から弱気でどうするよともえッ！！！私の取り得は、天下統一するっていう勢いだけだっただろ！！」

ともえたん「そうだそうだ。誰かのいい所を見て凹む暇があるんだったら、負けない勢いで出来るだけやるっ！！これしかないはずだろともえッ！！」

（　♪　今宵 to You　〜　待っていて〜　）

ともえたん「！！………シャッチョッサン？」

（ピッ！）

ともえたん「シャッチョサン、いつも連絡ありがとうございますっ！！！私、今日のステージも頑張りますッ！！！」

シャチョ「ガンバッテヨー。」

ともえたん「………。」

シャチョ「君の不安はワカルヨー。でも大丈夫。僕はイイと思った曲しかリリースはしない。」

ともえたん「っ……。」

シャチョ「胸張って、いっておいでヨー。」

ともえたん「……はいっ、！！頑張って、きます！！！！」

（ピッ！）

挫折って言うほどたいしたことじゃないかもしれないけど、あのセカンドシングルの挫折から

私が、私自身が立ち直る、返り咲く為に考えた、一つの道。

それはデビューしたてのいちアイドルが取り組むことではないのかもしれないけど、

私が敵わない素敵な魅力をたくさんもったメンバーのなかで、一人存在感を示すためには、これしかないと思ったこと。

それは形になって、今日、皆さんの評価をうける場所に出てきた。

スタッフ「はーい、では「KT2」の皆さん、スタンバイお願いしまーす！！」

誘導に促されて、ステージの上に立つ。

私の新しい挑戦、それはこの文化祭のステージから、始まるんだ。

ともえたん「みなさんこんにちわ〜！！！私たち「KT2」のステージを見に来てくれてありがとうございます！！」

ともえたん「今日の文化祭ステージの為に、実は、新しい曲を準備してきました！！！学生のキモチで、書いてみました！！聴いてくださいッ！！！」

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『　SCHOOL MAZIC　』

　　　　　　　　　　　　　作詞：ともえたん
　　　　　　　　　　　　　作曲：音屋
　　　　　　　　　　　　　歌：KT2

食パンとイチゴジャムのぐんもーにん

慌ててるのは寝坊が理由じゃないよ

7:30（セブンサーティ）モザイク通り

決まった時刻に通り過ぎる

ワンミニットも遅れちゃいけない、あくまで自然な接近距離で

クラスも違う部活も違うスクールメイト

接点ゼロからどうして近付く

7:50（セブンフィフティ）ゲートまでに

決まったポーズじゃ気付かれない

ワンチャンスも逃がしてられない、あくまで自然なアプローチで

恋に効く、魔法なんてありはしないと笑うフレンズ

恋に落ちる、魔法にかかった私は　ここにいるのに

スクールマジック　制服を着てる間だけの魔法

限られたタイムリミット　どれだけ君にかけられる？

スクールマジック　さりげない距離から視線の魔法

バレバレの愛、コンタクト　どうして君は気付かない？

恋に恋して　今日も私は　視線のアロー　君に撃つ　☆

スクールマジック　制服を着てる間だけの魔法

声をかけたら解けちゃうマジック　どれだけ君に届いているの？

スクールマジック　さりげない距離から視線の魔法

あいまいな態度、マジで？　ホントは君、気付いているの？

恋に恋して　今日も私は　視線のアロー　君に撃つ　☆

視線のアロー　君に撃つ　☆

スクール・マジック☆

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（ピッ！）

シャチョ「………。」

シャチョ「…………………ふう。」

センター降格のショックから彼女がどう立ち上がってくるか、見守るのもマネージャーとして大事な仕事だ。

正直な所をいえば、もう少し時間が掛かるものだと思っていたし、

歌やダンスのレッスンに今以上に力を入れるような、そういう回答を出してくるものだと考えていた。

もちろんそれは正解だったわけでレッスンに向けるモチベーションは格段に向上した。が、それは半分であった。

彼女が見出した回答。それは私の予想を上回るものであった。

ともえたん「シャッチョサン！！これ、読んでみてくださいッ！！！」

フォトンメールに添付された、１枚のテキストデータ。

そこには、悩みぬいた末に描き出された、彼女なりの確かな答えが示されていた。

シャチョ「……まったく、彼女はセンターポジションだけではなく、私の仕事まで獲りに来るつもりか……。」

面白い。それでなければ天下統一なんて大口、叩く意味が無い。

イイモノ、売れるモノならばリリースするのに躊躇いは無い。我々は弱小プロダクション。いつまでもチャレンジャーなのだ。

急ピッチで仕上げたものだが、どこまでやれるのか。今日のステージがいよいよ楽しみになってきた。

勝算は、もちろんある。

社員「シャッチョサーン！！ステージ中継、スタートです！！」

シャチョ「もうミテルヨー。」

次回につづく。