ENo.2151 パーミル・クレセント

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記録者名　~~パーミル・クレセント~~

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実行

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Diary

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焔の月 9日目- 10日目　特別日記

※今回、次回は通常の日記はありませんので期待した人は回れ右です

カメーリエ文化比較祭　ツァオベラー・フェスト
+日記右BR+
生徒有志出店　メイド喫茶『羽の休息所』
http://yurihana.blog.shinobi.jp/Entry/5/

メイド長　パーミル・クレセント(2151)　　
　　　　　　┗キャンベル（ウェイター）
メイド　　マリナ＝ルイーズ＝スペクトラ(66)
メイド　　蓮華/花蓮(137)　　　　　　　　　　

　9日目　全日開店
10日目　午前のみ開店

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カメーリエ比較文化祭二日目

「今日は午前中だげだから、そんなに忙しくならないとは思うけど」

ツァオベラー・フェストも二日目となれば、一日目に見て回れなかったところへ行く客が増える。
そんな中で午前中しか営業しないのであれば、忙しくなるはずもない。
今日は一日目と違いメイドも減っているからどのみちご案内できる数も限られてくる。

「…」

「うーん、ま、そうね。切れたものはそのまま補充せず、ケーキがなくなったら後は紅茶だけで。珈琲もあるから多分そっちは切れないはずよ」

午後からのKT2のステージを控えており、営業時間を伸ばすことは出来ない。
早いうちに店じまいを狙える程度にお客が来てくれるのがいいかも。

「しかし、物好きな客が多いったらないわね。やっぱりメイドさんってだけで釣れるよーな…」

異世界の文化が銅のというより、出し物がどうのというより、わかりやすい人たちはいつでもいる。

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メイド喫茶『羽の休息所』

開店したすぐの時間は一日目に比べて少ない。
やはり予想通り、今日で終わりなのだから可能な限り祭りを見て回ろうとしている人が多いようだ。
朝から来ているのは昨日からメイドさん目当てで目の保養に来ている客がちらほら。
そういった客もこの後どう回るか、出し物の時間がどうだと調べている。
本格的に羽の休息所は休憩所として使われているようだ。

「いらっしゃいませ、羽の休息所へようこそ」

ゆっくりと余裕を持ったご案内。丁重な御持て成し。
一日目にお手伝いしてもらえたフィリーディスさん直伝？の紅茶の淹れ方で一層美味しく紅茶を召し上がれるように。

「…」

メイドが手ずからで出す紅茶とケーキ。
料理を下げるのはキャンベルが担当し、綺麗に店が回転する。

「そうそう、やっぱこうやって落ち着いた感じの方がいいわね」

午前中のメイド喫茶は恙無く終了し、羽の休息所の出店は終了した。

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KT2ライヴ

「良く良く考えてみると、私も良くやってると思わない？」

「…」

セルフォリーフに帰還して、冒険者をしながらカメーリエ学園に通ってアイドル家業。
今回は生徒出店のメイド喫茶を開く多忙さ。

「アイドル業のこの回転の速さが凄いんだけど。ちょっと前に一曲目出して、二曲目もPV撮って、今回はライヴでしょ？」

まだセルフォリーフの救援が始まって10日目だというのに、
多様な世界から文化を受け入れ、広がっていっている。
この文化比較祭はこの状況を上手く利用したスペシャル名イベントだ。
そのイベントにさらにアイドルのライヴをやろうというのだから…

「あのシャチョーさんは若い子はべらしてるだけじゃないのね」

「…」

随分と酷い認識だが、大体そんなものである。
当初からパーミルにしても、本気でアイドルをやる気があったのか不明。
やるからには天辺！というタイプだからなんとかなってはいるものの

「ん？ここ、禁煙？」

学園内の喫煙スペースはそもそも限られているのに、ステージ裏でこの調子。
自覚が足りないのは明らか。
さっさとキャンベルにタバコを回収されて不満顔でぶーたれる。

「一仕事終えた後の一服なんだからいいじゃんよー」

「…」

一応、他のメンバーに気を使って控え室からは出ているとはいえ
本当に自分がアイドルだとわかっているのやらないやら。

「ま、いいか。リハの時間もあるし、戻っとくか」

「…」

「ん、これ？だってフレンチシュガーならハロウィン的な衣装でもいいじゃん。ちゃんとしたのもあるけど、こう今日は学生服のイメージでもあるけどそういうんじゃなくてこー」

またなにかわかったようなわからないようなことを言いながら控え室に戻っていく。

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こぼれ話

「メイド喫茶のメンバー表、一応作っておかないと」

「…」

「ありがと、キャンベル。いやー忙しい中に手伝ってもらった三人の写真は用意できないかと思ってたけど」

メイド喫茶の稼ぎを届けないといけないため、参加してくれたメンバーを再報告とレポートの提出。
これをカメーリエ文化比較祭の最後にやっておかないといけない。

「これって、最後に一番収入があったところとか発表されるのかしら」

「…」

「そういうのって、醍醐味じゃない？収入じゃなくとも集客とかさ」

どこかの世界の文化祭ではもしかしたらあるかもしれないが、恐らくカメーリエにはないだろう。
みんなが楽しめればソレが一番！だと思う。

「しかしこーみると…フィリーディスさんって、違和感ないわー」

六人並べて一人間違い探し…

「事前にフィリーディスさんが来てくれるってわかってたら、このメンバー表を貼り付けて本当に間違い探ししてもよかったかも」

「…」

「いやま、本当にやったら怒られるだろうけどね。この写真でも怒ってるし。やっぱりお手伝いしてくれたお礼しないとねー」

他の二人はなんだかんだで楽しくやれたと思うけど、やはり無理をいって手伝ってもらったのは本当に感謝してもしたりないくらい。

「フィリーディスさんにはデート券とかどうだろう」

「…」

「え、アイドルのデート券とかプレミアものだと思うけど」

こんな時だけアイドルを利用する。
本気なのは本気ではないのかよくわからないが、御礼をする気はあるらしい。

…デートするならそれこそ、ツァオベラー・フェストでだったと思う。

「他に何かいいものあるかなー授業の代返とか？」

「…」

そんなものが必要なのは多分、パーミルくらいなもの。

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閉幕

「カメーリエ比較文化祭も終ったわねー」

「終わった後が寂しいのはいつの世の中もそういうものよね」

「…」

夕刻が過ぎ、ツァオベラー・フェストの全日程が終了。
いくつものの出し物が撤収に入り、客の居なくなった学園内では作業する人たちが手早く動き回っている。

「あーそーだ。時間、いつまで使えるのかしら。撤収完了の予定時刻ってそういえば聞いてない気がする。」

「…」

「午前中に出し物を終える日程で提出してたから終了時間は聞いてなかったのか。それはうっかり」

提出するレポートと売り上げの届けも用意出来て、撤収作業をのんびり眺めている。
明日は振り替え休日になるとはいえ、大部分の撤収は今日中に行われるだろう。
掃除や中庭の整地は明日になるかもしれないが、まだ余韻に浸る余裕はあるはずだ。

「さてと…まだいるかなー」

「…」

夜の校舎を軽快に上機嫌な足取りで目当ての人を探しに行く。

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管理ログ 009

キャンベルによるデータ蓄積

　・スウォッチビートの過去
　・過去にアイドルのように扱われていたことがある(そろそろ？)
　・アデーレの捜索（未話）
　・KT2 Style
　・救援活動

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救援記録

009

「闘技大会はKT2チーム！」

「…」

「これはもう全勝間違い無しよね」

　　　　　　　　パーミル・クレセント

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管理ログ010および救援記録010

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