某月某日、薄曇り。 私ことパーミサークがあざらしだか人魚だかよくわからないとのご指摘をいただいたので、少し解説などを。 まず人魚にも色々な系統がある。 鮫、シャチ、小魚、ジュゴン、アシカ…並べればきりがないほど種類は多く。 それぞれどんな経緯で生まれ出でたのかはわからないが上半身が人に似た姿をしていることが多いい。 分類はそれら等しく「人魚」とされている（諸説あり そうそう上半身がオークなんてのも居る（これはここへ来てはじめて見たな。） そして私は尻尾を見てもらえばわかる通りのあざらし系。 同族も鳥も魚も分け隔てなく食べるタイプの南あざらし系人魚を母に持ち、気は優しくておっとりタイプの北あざらし系人魚を父に持つ。 ハイブリッドな南北あざらし系人魚とゆうやつだ。 さてこのあざらし系人魚、あざらしであって人魚でもある。 あざらしはあざらし系人魚にはなれないが、我々あざらし系人魚はあざらしそのものになれる。 あざらしの魂や生態をもつが、あざらしよりずっと便利でファンタジーな存在なんだね。 だから私を分類するときはあざらしってゆうよりも「あざらし系人魚」としてもらえるとしっくりくるんじゃないだろうか。 普段は上半身人間を貫いてるがオールあざらしもいけるから、見たい人は声をかけてくれたまえ。 「あざらし系」って書きすぎてくるおしくなってきたので今日はここでやめようか。 （ところで気性が荒い母は大げんかの末に父を食べてしまったらしいが。 たまに家にとれたてのお魚が届けられてるのを、母曰く「知らないおじさんから」と。 幼くして何かを察してしまったパーミサーク少年。 そんな私は顏や体は母にそっくりなものの、性格は父譲りである）

パーミサークはアイテムNo.3 海ブドウ を使用した。

器用が3上がった！

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
パーミサーク達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。