*　*　*　*　*　*　*　* 　この未知だらけの世界に足を踏み入れてから、思えば結構な時間が経っていた。 　確かに海の中に広がる光景に憧れてはいたが、その憧れと同じくらい、 　　　　　　スキルストーン 　『本当にこの石さえあれば海に身を投げても平気なのか？』 　『飛び込んだところでちゃんと水中で行動できるのか？ そもそも泳げるのか？』と、 　どうしても不安に感じてしまうところも確かにあった。 　それがどうだろう、いざ意を決して海に飛び込めば、 　呼吸や会話が問題なくできるどころか、水の抵抗や水圧さえ軽減されているようで、 　泳ぐどころかほとんど地上と変わらず行動することができるようだった。 とんでもない石ころだ。 　一体この石ころが何なのか、どういう仕組みなのか……そちらも気になるところだが、 　今はこの眼前に広がる大海原を存分に楽しんでやろうじゃないか！ 　 　───と意気込んでいたところ、ちょうどいいタイミングであの知らせが入ってきたのだった。 　どうやらこの未開の大海の深くには本当に古代の遺跡が眠っていて、 　同じくここにやってきた探索者たちの手によって、今まさにその遺跡の探索が 　始められようとしているのだそうだ。 　……こういうロマンのある話は、まったくもって嫌いではない。 　だいぶ水中での行動にも慣れてきたことだし、自分も最先端の探索者の 　後に続いてみることにしたのだった。 　そういえば、奥地に分け入っていくのならやっぱり仲間がいたほうが心強いし、 　ついでにちゃんとした探索の拠点も欲しいところ。 　さて、どうしたものか……？ *　*　*　*　*　*　*　* 　「……と、こんなもんかな？ 　　それより早く顔写真、顔写真……もう、こんな時に限って証明写真機が故障中ってさあ……」

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

セルジュは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

セルジュは周辺を探索…………。

シェルボックス（Rank1）を手に入れた！

セルジュはタウントを購入した。

セルジュは器用を訓練した。
セルジュは敏捷を訓練した。
セルジュは敏捷を訓練した。
セルジュは器用を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
セルジュは敏捷を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定