がちゃ。どうやら部屋の借り主、ボイジャーが帰ってきた様だ。 　　　どこか苛立ちをぶつけるかの様に、乱暴に荷物袋を床に投げ、今日はもう寝るつもりなのか 　　　さっさとベッドに潜ってしまおうと、やや乱れたままの掛け布団に手を掛け・・・、

	ケプラー
	「あ、兄さんお帰りなさーい！」

	ボイジャー
	「・・・は？」

	ケプラー
	「どうしたんですか？寝ないんですか？」

	ボイジャー
	「いやいやいやいやいや！おめーいつの間にまたこっち来てんの！？こないだ帰ったばっかじゃね！？ つーか何でひとのベッドに潜ってんだ！寝ないんですかっておめーが居たら寝れるわけねえだろ！！」

	ケプラー
	「女のにおいがしないかチェックしてただけですぅー。それに別に一緒に寝てもいいと思いますけど。 何か問題でも？」

[黙って右手にqinglongの光球を作り出した]

	ケプラー
	「ぶーだ。つれないなあ。」

いそいそとベッドから出てくるケプラー。

	ケプラー
	「うん、女のにおい、なし。合格です。よく我慢しました。 まぁ兄さんなんかに引っかかる女が居なかっただけの話でしょうけどー。」

	ボイジャー
	「腹立つ事ばっか言ってくれんなァ相変わらず・・・。 で？にゃーはどうした？にゃーが心配で帰ったんじゃねえのかよ。」

	ケプラー
	「そうだ！忘れてた！にゃー！！ にゃーがどこ探しても居なかったんですよォ！！」

	ボイジャー
	「どうせどっかで雌猫でもナンパしてんじゃねえの？」

	ケプラー
	「兄さんじゃないんだからにゃーはそんなことしませんッ！」

	ボイジャー
	「夢から覚めなさい！にゃーはああ見えてあの通り馬鹿で不細工なくせに雌猫好きなにゃーなんです！」

	ケプラー
	「兄さんひどい・・・兄さんが拾ってきたにゃーなのに・・・。」

	ボイジャー
	「家の近所歩いてたらあいつが勝手についてきただけですぅー。」

	ケプラー
	「そんな責任感のくそほどもないあっぱらぱーだからモテないんです兄さんは。」

	ぼいじゃーさん
	「せんのないふがむねをさす」

そんな不毛な口論がいつの間にやら終わって、一時間ほど後。

	ケプラー
	「兄さんお腹空きません？なんか食べてきたんですか？」

	ボイジャー
	「あー、俺軽く食ってきたわ、さっき。おめー食ってねえの晩飯。」

	ケプラー
	「ずっと兄さんが帰ってくるの、今か今かと張ってたから、朝から食べてません。」

	ボイジャー
	「その執念、別の方向に向けらんねえかなあおめーは！！」

まともに食ってない弟を放っておけるほど、ボイジャーも非情ではなかった。

おもむろに財布を荷物袋から取り出し、中身を改めながら、

	ボイジャー
	「ったく・・・おめーの食費まで出せるほど給金貰ってるわけでも・・・、」

	ケプラー
	「お金ですか？とりあえず俺は自分で持ってきた分がありますけど。 こっち帰ってきてから換金した分で、自分の食費くらいなら出せるんじゃないかな。」

ケプラーが胸ポケットから取り出した、SCのぱんぱんに詰まった財布を凝視するボイジャー。

	ボイジャー
	「ケプラー。兄ちゃんおめーが大好きだ。」

	ケプラー
	「えっえっえええ！！！？？？何ですかいきなり急に手の平秒速ターンして！！」

	ボイジャー
	「今日はちょっと贅沢にステーキハウスでも行くか。勿論ふたりっきりで。」

	ケプラー
	「・・・あわ、あわわ、槍が降る、明日は槍が降る・・・！！」

	ケプラー
	「でも・・・兄さんにそう言われたら、行かざるを得ないッ！！！」

	ボイジャー
	「よーし良い子だケプラー。そいじゃおめーのおごりでついでに飲み屋でも行くか。 飲み屋なんてほとんど行かねえんだろ、おめーの性格的によ。」

	ケプラー
	「やだなぁ兄さん、そこは「ケプラーお前はいけない子だ」って罵って下さいよー！」

	ボイジャー
	「ああはいはい。おめーが酔いつぶれて寝たら言ってやるよ。 んじゃ行くかー。ほれさっさと用意しろよ。財布忘れんなよ。」

	ケプラー
	「はーい！」

そうして完全に言いくるめられたケプラーが、兄ボイジャーの後を追って部屋を出ていった。

部屋に残ったのは、完全なる静寂。

・・・かと思われた、が。

	ベッドの下から不気味な声が響く・・・。
	「にゃーだょ」

to be continue・・・

ボイジャーはアイテムNo.3 TGシェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
ボイジャー達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

ボイジャーは周辺を探索…………。

焼ナマコを手に入れた！

ボイジャーは魔導回復を購入した。

ボイジャーは魔力を訓練した。
ボイジャーは魔力を訓練した。
ボイジャーは敏捷を訓練した。
ボイジャーは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ボイジャーは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

スイムスーツ に 回避力強化 を実行！
スイムスーツ の 物理回避、魔導回避 を 1回強化した。

ボイジャーはアイテムNo.7 グラビウォーターを私有化！

ボイジャーはアイテムNo.8 ヒールを私有化！

ボイジャーはアイテムNo.13 ジェリーフィッシングを私有化！

スキルNo.3 アトランティカ式戦闘魔術「neiqigong」 をアイテムNo.14 魔導回復 で改造！
スキルNo.3 アトランティカ式戦闘魔術「neiqigong」 に 魔導回復 を付加！

スキルNo.2 バタフライ を忘却した。

バタフライ をアイテムNo.7に取得！

目的の決定