「頭に乗るな！ …まとわりつくな！　おい！」

不思議な生物に半ば強引にPTを組まれて数日。 三体の不思議生物は鮫汰、シーチャ、ひれすけであるということは分かった。 一応まともに戦っているし、特にこちらに害はないようだ。 ない、が。 何かとひっつかれるのでこうやって振り落としたりする日々であった。 鮫汰はよく頭に乗ってくるし、ひれすけはなにかとちくわ喰うかと出してくる。 どこから出してくるんだこいつ…他の奴にも勧めているのを見る分に毒はなさそうだ。 毒があれば最悪ウィルスがどうにかするだろうと喰ったが、特に問題はなかった。 …食料には困らないがいかんせん飽きる。 シーチャは特にこれといってない。 ない、が、鮫汰の真似をして頭に乗ってきたかと思えば、 暗に自分の主張をしたりするので、どうにも扱いが面倒だ。 宿も見つかり、ウィルスの侵食を受けながらではあるが、 まぁ、自分の能力を使えば食い扶持を稼げるのはありがたい。 支部に居る頃と、大して変わらないのだから。 …それにしても、早く帰りたいモノだ。 こいつらを見てると、頭痛がしてくる。

境哉はアイテムNo.12 SSシェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

ここ、最先端探索拠点を越えてしまえば、そこはもう未開の海だ。
境哉達のような探索者たちがどんどん先へ進めば、
後々海底探索協会が、このような拠点を設けていくのだろう。

この先はどんな危険が待ち受けていても不思議ではない。
誰も踏み入れたことのない場所なのだ。
準備を怠らず、慎重に進むといい。

どのような生き物が居るのか、どのような未知が、はたまた宝が眠っているのか。
それはこの先へ自ら進んでいく者にしかわからないのだろう。

海は、まだまだ先へと広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

境哉は周辺を探索…………。

テリポテを手に入れた！

境哉はコンセントレイトを購入した。

境哉は魔力を訓練した。
境哉は体力を訓練した。
境哉は精神を訓練した。
境哉は器用を訓練した。

操られた水 に 魔導力強化 を実行！
操られた水 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。

堅牢な鱗 に 命中力強化 を実行！
堅牢な鱗 の 物理命中、魔導命中 を 1回強化した。

境哉はアイテムNo.9 バンシークライを私有化！

スキルNo.2 ヒール をアイテムNo.5 魔攻 で改造！
スキルNo.2 ヒール に 魔攻 を付加！

目的の決定