「やってしもうたああぁ～～」

男は悲鳴を上げる。 なんということだろう、男の手には白紙の日誌があった。

「笑える……マジで三日坊主や……アカン……」

男は日誌を捲っていく。 一枚目、二枚目、三枚目……そして四枚目、そこには何も書かれていなかった。 自分の情けなさ、いや、だらしなさに頭を抱えて唸る。 そこに表情の変化は無いが、顔色だけは青くなっていた。

「ほんま自分が恥ずかしいわぁ……やんなるわ……」

少し拗ねた様子で唇を尖らせしゃがみこむ。 日誌を取り出すと、四枚目の何も書かれていない紙を捲り、丁寧に破いていく。 あっ、と、破く際に、端が歪になってしまった。 これでは折り紙をしてもきっと格好悪く見えてしまうだろう。 顎に手をやり男は思案する。 しばらくして、何かを思いついたのだろう、パッっと明るい顔をし、男はどこからともなく羽ペンを取り出した。

「ちょっち使ってみたろ～～アッハハ、アイツのペン使ってみたかったんよね」

淡い茶色をした、ふわふわとした羽を持ったペンでサラサラと男は書いていく。 それはほんの数秒で終わり、男は羽ペンをしまう。 その文字、ではなく、落書きを見て男は満足そうに頷き、傑作傑作と鼻歌交じりにその紙を丸めこむ。 この前拾ったボトルを取り出し、中に入っていた紙と交換する。 男が描いた内容は「今日のナマズくん」というものだった。 男は瓶を片手に、さながら野球選手のようにポーズを構えると、それを海の流れに向かって思い切りぶん投げた。

「どっせい！！！！！！！！」

瓶はうまく流れにのり、ゆらゆらとどこかへ運ばれていく。 男は両手をこすり合わせ、「こっちに戻ってきませんように」とぶつぶつ唸っていた。 -------------------------------- ×月○日 今日のお～日誌タイム～～ えっと～～ 書くことないですやん…… この前ニーナちゃんが寝落ちしながら寝てたのが可愛かったです 以上 　　　　　　　　　　　　　　りにもれーの

レーノはアイテムNo.3 SSシェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

先へ先へと旅立っていく探索者たちを尻目に、
レーノ達バカンス目的の者は銘々に楽しんでいることだろうッ！
なぜならガイドブックにすら載っていない、
まさにこの最先端でバカンスをしているのだからッ！

海底探索協会周囲に広がる、
小魚の群れや小さな珊瑚礁も美しかったかもしれないッ！
だがここはさらに離れ、よりディープな海域になってきているのだッ！

この先は更にデンジャラスな生き物や海域が存在するかもしれないッ！
だがッ！　最先端の、より刺激的なバカンスを望むというのならば、
探索者たちが切り開くその道を進み、
より一層の充実感を求めてバカンスするといいッ！

暖かな海、緩やかな潮の流れ、色とりどりの魚たちッ！
まだまだこの海は、バカンス出来る場所がありそうだッ！

レーノは周辺を探索…………。

トロピカルオレンジジュースを手に入れた！

レーノはSSシェルボックス(低)を購入した。

レーノはSSシェルボックス(低)を購入した。

レーノはTGシェルボックス(低)を購入した。

レーノはTGシェルボックス(低)を購入した。

レーノはTGシェルボックス(低)を購入した。

レーノは敏捷を訓練した。
レーノは敏捷を訓練した。
レーノは精神を訓練した。
レーノは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
レーノは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ピアス に 回避力強化 を実行！
ピアス の 物理回避、魔導回避 を 1回強化した。

手袋 に 回避力強化 を実行！
手袋 の 物理回避、魔導回避 を 1回強化した。

レーノはアイテムNo.4 スイムアップを私有化！

レーノはアイテムNo.6 ウォークライを私有化！

目的の決定