エル
	「カタカタッ？」

	ノーマ
	「ん、どーしたッスかエルっち？」

	エル
	「カタカタ」

	ノーマ
	「あぁ、何故探索メンバー候補さんとすぐ合流せず物陰から見てるのかって？それはモチロンどんな相手なのか観察してるんスよ」

	ノーマ
	「いいッスか、相手を観察するコトはひじょーに大事ッスよ？媚びる相手には媚びる、それ以外には強気で行くッス！！」

	ノーマ
	「って思ってたんスけど……エルっち、アレどー思うッスか？」

	エル
	「カタッ？」

	ノーマ
	「どっちも金属の塊ってどーいうコトッスかァァァァァ！！自分らアレに混ざるんスか！？」

	エル
	「ガタガタガタッ！？」

	ノーマ
	「ヒト以外も大勢居るって聞いてたッスけど、さすがにコレは予想外ッスよ。どーすんスかコレ、さすがに気マズ過ぎるッスよ！」

	ノーマ
	「せめてもうちょっとヒト寄りの生物で———って、よく考えたら向こうから見るとこっちも似たようなもんスか？」

	エル
	「！」

	ノーマ
	「得体の知れない金属の塊2つと木箱———シュール過ぎるッスがまぁ無くも無い…ッスかねぇ？」

	ノーマ
	「いや、むしろゴーレムの一種だと無理やり考えたら全然アリッスか。ちょーっと他の探索者に間違えて討伐されそうなコトを除けばむしろエルっちが受け入れられやすくて好都合とも言えるッス！多分！！」

	エル
	「ガタガタッ！？」

	ノーマ
	「さぁエルっち、モンスター(仮)パーティを結成するッス！なんかもう自分ヤケクソッスけど！！」

	エル
	「…………」

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ノーマは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたノーマは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ノーマは周辺を探索…………。

焼ナマコを手に入れた！

ノーマはTGシェルボックス(低)を購入した。

ノーマはTGシェルボックス(低)を購入した。

ノーマは魔力を訓練した。
ノーマは魔力を訓練した。
ノーマは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ノーマは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
ノーマは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ノーマはアイテムNo.6 ブレスケアを私有化！

目的の決定